昆虫食で人気の”コオロギ”。たこ焼きにかけてもイケるらしい。

 


ツナマヨ
コーン
枝豆
トマト
砂肝
うずらの卵

これらは「変わったたこ焼きの具」としてネットで紹介されている。

もうすぐこれに、ヤツが加わるかもしれない。
そう、コオロギが。

 

 

徳島大学の准教授がコオロギを粉末にしたものや、それを使った加工食品を商品化しようとがんばっている。

ゆくゆくは、日本の食料事情を変えてしまいたいらしい。

朝日新聞にそんな記事(2018年1月28日)がある。

「小麦粉のように使われるようになれば」。その先には、輸入に依存する日本の食料安全保障の役に立ちたいという願いがある。

粉末コオロギはエビの味! 昆虫学者、商品化へ研究中

記事によると、コオロギはエビのような味がしておいしく、粉末にしものをたこ焼きにかけてもイケるらしい。

 

このニュースにネットの反応は?

・断る
・ゴキブリでも清潔な環境で育てれば清潔だけどねw
・普通にかっぱえびせんだろ
・食品のアレルギー表示にコオロギって書かれる時代ももうすぐか
・エビも虫みたいなもんだよな
・食いモンが無くなったら考えます
・もうたこ焼き食えねーよ
・虫の形がなくなればかなり利用しやすくなるから頑張って欲しい
・イヤーーー やめてくれ。なぜたこ焼き。
・冷凍食品に使われるのも近いんじゃないのか。後は表示の問題

 

 

この写真はカンボジアで見たクモのフライ。

カンボジア人はこれをビールのおつまみにしている。

 

 

この写真を撮ったとき、「おまえも食べろよ」とカンボジア人のおっさんにこのクモをすすめられたけど、これはムリ。
原型をとどめていると、口に入れられない。

粉末状にして食べ物にかけるのなら、イケるかもしれない。

でも、アンジェリーナ・ジョリーの様子を見ていると、食べられるような気もする。

 

ここで質問。

今、世界にどれだけの人間がいるかご存じですか?

 

 

答えは約76億人。

でも、これからもっと増えることは間違いない。
国連の報告書によると、2030年には86億人になって2050年には98億人に増える。
そして2100年には、世界の人口は112億人に達するという。

銀行の貯金はさっぱりだけど、未来の地球では人口が爆発的に増えていくだろう。

 

人口が増えるとなると、「で、食べ物は?」という問題が生まれてくる。
ということで国連では今、人口増加にともなう食糧難を回避するために、昆虫食を世界にすすめている。

昆虫の中でも、コオロギは食べやすくて人気がある。

去年、ロイター通信にこんな記事(2017年6月21日)があった。

ベルギーの首都ブリュッセルでは、新興食品会社が肉に代わるタンパク源としてカリカリとしたコオロギを提唱し、食文化に革命を起こそうとしている。

ベルギーの新興企業、食用コオロギで食文化の革命目指す

この食品会社は肉に代わるタンパク源として、コオロギを食べることを提唱している。
家畜を育てるよりも、食用コオロギを飼育したほうが環境にやさしい。

コオロギの飼育を担当するニコラス・ビエーヌさんは「牛で摂取するのと同量のタンパク質をコオロギでとる場合、食料は25分の1、水は300分の1で済むし、温室効果ガスの排出は60分の1だ」と話す。

東南アジアでは、揚げたコオロギをよく屋台で売っていた。
そのときは「昆虫食はムリだなあ」なんて思っていたけど、昆虫食は未来食だったのかもしれない。

時代がようやく長野県民に追いつこうとしている。

 

 

カンボジアは1970年代、ポル=ポト政権の支配下にあった。

ポル­=ポト政権

1975年にカンボジアで成立したポル=ポト(?~1998)の急進左派政権。
都市から農村への強制移住、通貨の廃止、反対者の大量虐殺などをおこなった。文化大革命の影響を受けて中国に接近し、隣国のベトナム・ラオスとは対立した。

「世界史用語集 (山川出版)」

ポル=ポト時代のカンボジアでは、150万人以上が殺されたといわれる。

そのことからこの虐殺は、ナチスのホロコースト(ユダヤ人虐殺)と同列に語られることもある。

アルメニア人虐殺、ホロコースト、ポル・ポト派による虐殺、ルワンダ虐殺等と並んで20世紀の最大の悲劇の一つである。

(ウィキペディア)

博物館にあったポル=ポトの写真。
カンボジア人がペンで目をつついてしまったため、つぶれている。

 

クモのフライはビールのつまみとして人気があるけれど、もともとカンボジアではクモを食べる習慣がなかった。

クモを食べるようになったのは、ポル=ポト時代に食べるものがなくなってしまい、仕方なくクモを食べるようになったからだといわれる。

日本経済新聞の記事(2010/8/9)から。

カンボジアの食卓にクモが本格的に登場したのはポル・ポト共産政権時代とされる。深刻な食糧難に見舞われた国民にとってクモは貴重な食材となった。

カンボジアから クモ料理、売り切れご免

これを思えば、コオロギのたこ焼きぐらい食べられそう。
粉にしてかけるのなら、うなぎパイと変わらないし。

 

カンボジアの食堂。

 

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今まで、東南アジア、中東、西アフリカなど27の国・地域に旅をしてきました。以前、中学生に歴史を教えていた経験もあります。 また、日本にいる外国人の友人も多いので、彼らの目から見た日本も知っています。 そうした経験をいかして、日本や世界の歴史・文化・宗教などをテーマに、「読んでタメになる」ブログを目指しています。