韓国人は好きで日本人が嫌いな「日本との比較」。もう無視してほしい。

 

いまソウルを訪れる外国人は何を求めているのか?

中央日報の記事によると、外国人観光客はあちこちの観光スポットをめぐることより、韓国の文化や歴史を体験することに魅力を感じている。

韓国のフツーの人が行くような市場に足を運んだり、韓国人の生活に触れられるようなゲストハウスを利用したりする外国人が増えているという。

*ソウル市内でアクセスがよくて庶民的な雰囲気が味わえるところなら、「広蔵市場(クァンジャンシジャン)」がおススメ。
何となく昭和感を感じた。

外国人が「そうだ韓国、いこう」と思ったのは、ユーチューブや韓流ドラマなどの影響が大きい。
タイ人やベトナム人の話を聞くと、日本のドラマや歌は韓流にかすんで存在感がない。

まあ、それはいい。
まあ、ここまではいい。

 

 

外国人がソウルでいろいろな体験をしていて、韓国紙がそれを記事で伝えることはいい。

でも、日本は無視してほしい。

上の内容は中央日報の記事(2018年04月13日)に書いてあることで、その記事には、韓国を旅行したシンガポール人女性のこんな言葉を紹介している。

「韓国のサウナは日本の温泉より10倍よい。ラグジュアリーな施設だが、1万5000ウォン(約1500円)で6時間楽しむことができ、睡眠も取ることができる」と語った。

「日本の温泉より韓国のサウナがよい」…外国人が感じたソウルの魅力は

 

この言葉がそのまま記事のタイトルになっている。

記事を書くなら、なるべく多くの読者に読んでもらいたい。
そういう記事を書かないと、新聞社はもうからない。

「日本の温泉より韓国のサウナがよい」の一言を加えることで、韓国人読者の食いつきが違う。
こんな感じで、日本を引き合いに出して「韓国は~」という記事が韓国紙ではよくある。

 

ホルホル(自画自賛)するのはいいのだけど、できれば日本との比較はやめて、韓国は自立してほしい。
韓国人としては優越感や自尊心をくすぐられて気持ちがいいのだけど、”踏み台”にされた日本ではウンザリする人が多い。

実際、この記事にはネットでこんな声が上がっている。

・なんで日本出すんだよ
・サウナと温泉って比べるものなのか…
・比較対象がおかしいのが韓国らしくていいいよね
・そう、よかったね。
・なんでいちいち日本よりって言葉入れなきゃいけないのかw
・比べるなら日本の健康ランドなのでは。
・チムジルバンのことだろう。
温泉+岩盤浴+宿泊可能。
日本の温泉と比べるものではない。別物。

サウナと温泉は別物だけど、日本と比較することに意味がある。

日本の新聞なら、こういう書き方はしない。
「日本の温泉はとてもよかった」というシンプルな感想を紹介するだけだろう。
「日本の~は、韓国の~より10倍よかった」という表現はたぶん使わない。

それに、このシンガポール人が本当にそう言ったのかも疑問。

 

 

韓国人の日本へのライバル意識は相当なもので、日本人でも引くレベル。

でも、それを強く感じるのは第三国の外国人だ。

例えばヨーロッパ人。
2002年のワールドカップで、韓国代表の監督をしていたオランダ人のヒディングがそれを実感している。

t02200204_0250023213614234466

ヒディング(ウィキペディアから)

 

2001年に日本代表がフランス代表と試合をしたとき、日本は0-5の大敗をしてしまう。
いわゆる「サンドニの悲劇」だ。

この後、韓国代表がフランス代表と試合をすることになった。

フランスとの決戦を前にして、韓国のサッカー関係者が言った言葉にヒディンクがあきれた。

日本がフランスに0対5で負けたから、それより少ない点差であれば負けてもいいという話がでているらしい。ありえない話だ

「ヒディング自伝 韓国を変えた男(文藝春秋)」

 

韓国の試合相手はフランス。
でも、負けられない相手は日本だった。

韓国にとっては、フランスに勝つか負けるかより、「日本より上か下か?」の方が大事。
フランスに負けたとしても、日本より少ない点差なら、韓国のプライドやメンツはたもたれる。

韓国人にとっては常識的な見方だけど、ヨーロッパ人のヒディングからしたら「ありえない話だ」としか思えない。

 

ちなみにこのフランス戦は、2001年の5月30日におこなわれたものだと思う。
このとき韓国は0-5でフランスに負けている。

フランスに負けても日本に負けなかったら、たぶんプライドはたもたれる。

 

 

「ありえない話だ」なんて怒っていたけれど、韓国人を最高にやる気にさせる方法として、ヒディングも「日本との比較」を使っている。

「日本の選手からはハングリー精神」がなくなったという話から、あれこれ仔細(しさい)なことまで日本と比較した。つまり、我々がしてはいけないことを並べて、日本を反面教師にしようと思ったのだ。日本と比較すると、選手たちの目が俄然(がぜん)きらきらと輝き始めた

これで韓国はワールドカップ・ベスト4になったのだから、日本に感謝してほしい。

 

この発想は先ほどの新聞記事と似ている。

「外国人が感じたソウルの魅力は?」だけでは、読者に訴える力が弱い。
「日本の温泉より韓国のサウナがよい」の一言が入れば、韓国人読者の目はきらっと光る。
日本との比較というスパイスを入れることで、記事が読まれる可能性は大きくちがうはず。

こんな感じだから、韓国は日本を手放すことができない。
韓国人が日本に関心をなくすと、いい距離感ができて日韓関係はきっとうまくいく。

 

 

こちらの記事もいかがですか?

韓国人には悪いけど、古代の日本人は「新羅より上」と考えてたんだよ

韓国の新聞の特徴②日韓関係が悪くなると慌てる(釜山の慰安婦像)

東南アジア旅行で見た「感謝される日本」、誇るべき技術力

韓国を知りましょ! 「韓国カテゴリー」 目次 ②

韓国人と中国人が驚いた日本人のマナーの良さ。これは大切にしよう。

 

2 件のコメント

  • よっぽど日本が落ちぶれる事がないと、その場合は貶してくるだろうからやはり無理な話だと思います。歴史問題や領土問題で徹底的に叩いて韓国の面子を潰す。そうしたら韓国は日本に関わろうとしなくなるでしょう。
    それが良い事なのかは人それぞれですが。

  • >歴史問題や領土問題で徹底的に叩いて韓国の面子を潰す
    こうなると余計強く反発するかもしれません。

    ボクとしては、日本との比較が意味がないぐらい韓国に力をつけてほしいと思うのですけどね。

  • コメントを残す

    ABOUTこの記事をかいた人

    今まで、東南アジア、中東、西アフリカなど27の国・地域に旅をしてきました。以前、中学生に歴史を教えていた経験もあります。 また、日本にいる外国人の友人も多いので、彼らの目から見た日本も知っています。 そうした経験をいかして、日本や世界の歴史・文化・宗教などをテーマに、「読んでタメになる」ブログを目指しています。