韓国の例の教授 今度は「全世界カミカゼ追放キャンペーン」

 

太平洋戦争の末期、日本の敗戦が見えてきたころ、日本軍は戦況を打開するために神風特攻隊を編成した。
それまでの戦闘によって、多くのベテラン・パイロットが戦死していたから、日本軍は飛行経験の浅いパイロットでも、米軍に大きなダメージを与えられる攻撃方法を考えた。
それで、パイロットの命を犠牲にし、大量の爆弾を積んだ戦闘機を敵の艦船にぶつける自爆攻撃が発案される。
こんなやり方は当時の日本軍にとっても常識外で、「特攻隊の生みの親」といわれた大西瀧治郎でさえこれを「作戦の外道」と表現したほど。
「俺はあんなにも多くの青年を死なせてしまった。俺のような奴は無間地獄に墜ちるべきだが、地獄のほうが入れてはくれんだろうな」と語っていた大西は、日本が降伏を発表した翌日、自決した。

世界語になった“カミカゼ” 日本軍が自爆攻撃を行った理由

 

 

日本人にとってはこれ以上なく悲しい自殺攻撃でも、海外での受け止め方はまったく別だ。
アメリカには「カミカゼ」という名前のカクテルがあるし、タイには「Kamikaze」というアイドルグループがいる。
それを知って、韓国の例の教授が立ち上がったらしい。

中央日報(2023.08.01)

タイの有名レコード会社、商号が「カミカゼ」…徐坰徳教授「名称変更を」

この徐坰徳(ソ・ギョンドク)さんはその界隈では有名な人物で、日本語のウィキベテアでは職業を「反日活動家」とされている。
彼が以前から、旭日旗を地上から無くす活動をしていたのは知っていたが、「全世界カミカゼ追放キャンペーン」もやっているというのは初耳だ。
本業がわからなくなるほど精力的なソさんは、タイの有名レコード会社に抗議メールを送り、「Kamikaze」の名称を変更するよう要求した。
その理由についてソさんはこう語る。

「タイの若年に間違った歴史意識を植え付けるおそれがあり、レコード会社の商号を必ず変えなければいけない」

いつもはネタのようなソさんだけど、個人的に今回は同意できる。
「~なければいけない」とまで強くは思わないが、アイドルグループに「カミカゼ」はやめてくれ。

ところで、韓国の人たちはソさんをどう思っているのか?
2020年に韓国のオンラインストアで、神風特攻隊に関連するTシャツや帽子、靴などが販売されていることが明らかになり、衝撃を受けたソさんは「販売を禁止しなければならない」と抗議した。
この時、韓国のネット上では「無知な人たちに正しい歴史を教えた」と称賛する声があった一方で、「反日は金になる」「ここまでくると病気では?」といった冷めた見方も多かった。
「全世界カミカゼ追放キャンペーン」に対する韓国民の反応もきっとそんなものだろう。

 

タイのレストランで従業員が着ていた「神風Tシャツ」

 

 

こんな特攻隊員の遺書を読むと、やっぱりアイドルグループに「カミカゼ」はやめてほしいと思うわ。

「父母上様 喜んでください。勲はいい立派な死に場所を得ました。今日は最後の日です」
「日本一のお母さんを持った新平は常に幸福でした」
「お母さん、きつと桜咲く靖國神社に来て下さいね。いつまでも、元気でゐて下さい」

 

 

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2 件のコメント

  • 韓国で靖国神社は、いわば「悪の殿堂」とされています。
    世界征服の戦争に狂った日本がいまだにその夢を捨てられず狂気を続けるところだと思っています。戦争の元凶のようなA級戦犯、例えば東條英機のような者たちを追悼する場所だと考えています。日本が戦争に対する懺悔をしないと思うのです。
    東條英機が合祀されたことに対して韓国人の情緒では理解し難い点がありますが、靖国神社は、国家のために戦って戦死した日本国民を追悼する場所だと知っていますし、どの国でもそのような追悼空間はなければなりません。韓国にもありますし、アメリカにもありますよね。

    最後に言及した兵士の遺書を見ると涙が流れます。
    私は今度東京を訪れて靖国神社を参拝しました。参拝の対象は太平洋戦争で戦死した朝鮮人たちでした。彼らは朝鮮人でありながら日本のために死にました。 しかし、韓国では誰も彼らを追悼していません。可哀想で不幸な魂のために祈りました。

  • 日本に住んでいた知人の韓国人が帰国する前に靖国神社へ行きました。
    それまで「悪魔の城」と考えて、気になっていたけど、いけなかったそうです。
    その韓国人は博物館の展示内容には納得できませんでしたが、特攻隊員の遺書を見て泣いていました。
    朝鮮人の特攻隊員もいます。
    そういう時代に生きた人達なのに、いまの韓国では「裏切り者」とされているのは気の毒です。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。