少女(慰安婦)像の目的は?②快感を得たいため。だから終わらない。

 

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当たり前だけど、すべての韓国人が少女像(慰安婦)像に対して考えが同じなわけではない。
日韓友好のために、あの像を日本大使館の前から動かすべきだという人もいる。

少女(慰安婦)像とは切り離して、日本旅行を楽しみにしている韓国人もたくさんいるらしい。

Record chinaの記事(2017年1月14日)から。

慰安婦像問題も影響なし!?韓国人の旧正月旅行、一番人気は日本

2017年1月13日、韓国・毎日経済などによると、今月27日から始まる韓国の旧正月連休期間、一番人気の旅先が日本であることが分かった。

(中略)ネット旅行販売のインターパークツアーでも日本や東南アジアの予約率が高い。12日現在での同サイトの航空券発券数は、大阪・福岡と日本の都市がトップ2を占め、以下バンコク(タイ)、台北(台湾)、東京の順だった。

 

韓国の少女(慰安婦)像が止まらない。

ソウルの日本大使館の前に立てられた。
日韓合意にもとづいてそれは動かされると日本が期待していたら、なぜか釜山に新しい少女(慰安婦)像が立ってしまった。
さらに、これから60体が立つ予定らしい。

困ったもんだ。
「Zakzak」の記事から。

韓国、慰安婦像60体に増殖へ 専門家「被害者自慢して『被害者モンスター』になっている」

韓国内で慰安婦像が約60体に増える見込みという。ソウルの日本大使館前の像を撤去しないまま、釜山の日本総領事館前に新たな像を設置。

日本政府が駐韓大使らを一時帰国させると、今度は日韓合意にケチをつける始末だ。かの国が被害者面をするのは毎度のことだが、専門家は「被害者モンスターだ」として、新たな制裁の必要性を指摘する。

 

ここまでくると、少女(慰安婦)像を立てる目的がわかりにくくなる。

ゴールはどこなのか?
何体立てれば終わりなのか?
そもそも終わりはあるのか?

 

結論からしたら、目的はあるけど終わりはない。
反日感情がなくなりゃ別だよ。

あの像を何体も立てる目的には、いろいろあると思う。
けれど、今回取り上げたいのは「少女(慰安婦)像を立てることによって、韓国人が快感を得られるから」ということ。
簡単にいったら、少女(慰安婦)像を立てることが気持ち良い。

 

これは前から指摘されていたけど、韓国人は日本に謝罪と反省を求めることに快感を感じている。

韓国通のジャーナリストである黒田勝弘氏はこう言っている。

韓国にとって日本はいつまでも謝罪、反省、補償をしない存在であってほしいのかもしれない。
いつまでも日本を叱り、諭し、教え、導くことができるからだ。この民族的快感は捨てられない。
この民族的快感のゆえに、日本がたとえいくら謝罪、反省を表明し補償したとしても、それは終わらない、いや韓国にとっては終わらせたくないのだ。

(‘日本離れ’できない韓国 黒田勝弘)

 

「少女(慰安婦)像を50体立てることが目的」と、具体的な数が目的ならわかりやすい。
でも、今の韓国で少女(慰安婦)像の設置に終わりは見えない。
ということは、像を立てる自体が目的なんでしょ。

 

つまり、少女(慰安婦)像を立てることによって、民族的快感を得るということ。
もちろん、これがすべてだと言わないよ。

けれど、「民族的な快感を得るため」という目的は大きいいはず。
少女(慰安婦)像を立てることに、喜びや達成感を感じるから。
像を立てることに快感を感じているうちは、こんな行為はなくならないだろうね。

 

韓国人の主張には、「あの少女像は決して反日的なものではない。戦争の被害にあった女性の人権を守る意味がある」というものがある。

たとえば、ハンギョレ新聞の記事(2016.12.28)にはこう書いてある。

釜山の日本領事館前「平和の少女像」強制撤去

これに先立って推進委は、昨年の12・28合意以後「平和の少女像建設は私たちの歴史を正しく立て直し被害者の名誉と人権を守る価値ある闘いだ」として

 

そりゃ韓国としては、少女(慰安婦)像を立てることに高い価値を見出していて、立派な理由を言うだろうね。

でも、「名誉や人権」ですか。
けれど、実際はどうだろうね?

「iRONNA」のこんな記事を読むと、「それはアヤシイなあ」と思ってしまう。

豪州の慰安婦像はこうやって阻止した

 実に正直な人たちである。これなら誰が読んでも、彼らの真の目的は、反日、反安倍であり、慰安婦像はその政治的道具に過ぎないことがはっきりわかる。
 当初は「慰安婦像は女性の人権の象徴で、敵対的なものではない」などと言っていたのに、ここでは「日本軍の残虐性を広く知らしめるのが目的だ」と明記している。

 

これはオーストラリアでの出来事だけど、少女(慰安婦)像の本質的なことは変わらない。
最初、韓国人側は少女(慰安婦)像の設置の目的は、「女性の人権」や「敵対的なものではない」と言っていた。
けれど、じつは「日本軍の残虐性を広く知らしめるのが目的」だった。

何度も言うけど、政治と個人の旅行は別。
韓国の政治が嫌いでも、韓国旅行に行きたかったら行くべき。
韓国人の旅行先のNO1は日本だし、旅行で反日的なことはないと思う。

 

ところで、「慰安婦像」と「少女像」はどう違うのか?
そのことは産経新聞の記事にくわしく書いてある。

菅氏「問題は慰安婦像自体」 政府呼称の「少女像」で見解

韓国側には慰安婦像を「少女」として描くことで、旧日本軍の残虐性を強調する狙いがある。このため、日本政府が「少女像」と呼ぶのは不適切との指摘が出ていた。

 

韓国側があの像を「少女」と呼ぶのは、「旧日本軍の残虐性を強調する狙いがある」ためらしい。
これは、先ほどのオーストラリアでの「旧日本軍の残虐性を広く知らしめるのが目的」と同じですね。

韓国人が少女(慰安婦)像を何体も立てるのは、旧日本軍の残虐性をアピールしたいという目的がある。
これも、民族的快感につながっている。

 

でも、そもそも慰安婦だった女性に、像のような少女はいなかったみたいだけどね。

韓国では、多くの10代前半の女性が旧日本軍によって強制的に連行されて慰安婦にされた-との主張が横行している。しかし、日本政府の調査などでは、「少女」と呼ばれる年代の女性が慰安婦になったことは裏付けられていない。

菅氏「問題は慰安婦像自体」 政府呼称の「少女像」で見解

 

もちろん、慰安婦だった女性はいた。
そりゃ間違いない。

でも、あの少女(慰安婦)像は市民団体の「かわいそうな慰安婦」のイメージを形にしたもの。
実在の慰安婦を、そのままあらわしているわけではない。
実際の慰安婦で、あんな幼い少女がいたことは確認されていないのだから。

「残酷な旧日本軍が少女にひどい目にあわせた」というイメージを重視しているだけ。

 

 

結局、韓国人が少女(慰安婦)像を立てる目的は、「民族的快感を得るため」ということが大きいんだろうね。
だって、あんな像を立てることによって、「被害者の名誉と人権を守る」ことにつながると思う?

日本大使館の前に立てたり60体も立てたりすることと、「名誉と人権を守る」ということにはどんな関係があるのか?

 

関係ないでしょ。
少女(慰安婦)像を立てることによって、何かをするのではない。
目的があって像を立てるのではなくて、像を立てること自体が目的になっている。

なんでか?
少女(慰安婦)像を立てるたびに、韓国人が快感や喜びを感じるから。
だから、この運動には終わりが見えない。

 

画像は、TBSの「あさチャン」のキャプチャー

安倍首相のマスクをつけた人が、少女(慰安婦)像にひざまづいて謝罪をさせるパフォーマンスをしている。
このパフォーマンスと先ほどの言葉はつながると思う?

「平和の少女像建設は私たちの歴史を正しく立て直し被害者の名誉と人権を守る価値ある闘い」

この儀式と被害者の名誉や人権にはどんな関係があるのか?
さっぱりわからん。
こういうことをやって喜んでいるのだから、結局は快感を得ることが目的でしょ。

 

 

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