「韓国が相手にされてない!」
最近の韓国の新聞を読んでいると、韓国がそんな不安を感じている様子がわかる。
アメリカを中心として、国際社会から韓国がパッシング(無視)されていることを心配するような記事や社説が多い。
3月29日付の中央日報では、アメリカであった「韓国パッシング(抜かし)」について伝えている。
アメリのニューヨークで、世界のいろいろな国が参加するセミナーが開かれた。
このセミナーでは、「北朝鮮にどう対応するか?」というテーマをあつかっていたという。
北朝鮮の動きで、もっとも大きな影響をうけるのは韓国だ。
韓国が最大の当事者であるはず。
それにもかかわらず、このセミナーは韓国はパッシングされてしまった。
この日、最も残念に思ったのは韓半島問題を議論する場に韓国を代表するパネルがいなかった点だ。最初から招待されなかったという。民間外交現場で「韓国抜き」が広まらないか心配だ。
「このときは、たまたま韓国が呼ばれなかっただけ」というのならいい。
そうではなくて、これが世界の韓国に対する関心の低さをあらわしていて、こうした「韓国パッシング(抜き)」の動きでがこれから世界で加速することを危惧している。
4月10日付の中央日報でも、「韓国がアメリカと中国から見捨てられる」ということを不安視している。
北朝鮮問題や高高度防衛ミサイル(THAAD)をめぐっての中国との対立は、韓国の力では解決できないとなかばあきらめている。
それで、「すべてはアメリカと中国しだい」となる。
時間の偉大な力を信じたり彼らの考えが変わるのを待たなければいけない。そうでなければ、ある種の環境の変化で米中の核心利益が変更することを願うしかない。
韓国の安全保障にかかわる問題であるにもかかわらず、韓国は「願うしかない」というのは切ない。
韓国がつくのはアメリカか?中国か?
韓国はどちらかの側につくか決めないといけない。
今のように「アメリカと中国のどっちにもつかず」という状態でいると、韓国は「米中双方から捨てられる」と警告している。
4月11日付の韓国各社の新聞では、前もって約束していたかのように各紙が「国際社会での韓国パッシング」を記事や社説で伝えている。
4月11日付の朝鮮日報では、「米国の対北先制攻撃よりも米朝対話を警戒せよ」というタイトルの社説をのせていた。
この社説では、アメリカによる北朝鮮への先制攻撃よりも、アメリカが韓国を無視して北朝鮮と話し合いをおこなうことを警戒している。
東亜日報でも、これと似たことを社説で書いている。
アメリカによる北朝鮮への先制攻撃も米朝の対話も、韓国にとっては「いずれも危機ということだ」と認識している。
そして「韓国と米国の緊密な協力が必須だが」、韓国政府にはその準備ができていないと指摘する。
だから結局、韓国は北朝鮮問題でアメリカの相手にはされていない、となげく。
韓半島の運命が他人の手によって決定されるいわゆる「コリア・パッシング(韓国素通り)」が目前で繰り広げられようとしている。
*「韓半島」とは「朝鮮半島」のこと
中央日報では、「韓国が世界から相手にされていない」というのではなくて、「すでに韓国は国際社会ののけ者に転落した」という見方をしている。
韓国が国際社会ののけ者に転落したという「コリアパッシング論」が広がっている。強大国が韓半島(朝鮮半島)の主要懸案を取り上げながら当事者である韓国を排除しているという話だ。
「韓国が世界から相手にされていない」ということの根拠として、中央日報は米国大使の長期空席をあげている。
今の韓国にはアメリカ大使がいない。
中央日報ではこれを、アメリカが韓国を軽視している証拠だとみている。
米国がどれだけ軽んじて大使すらも適時に送らないのか。リッパート大使が離任したのは1月20日。3カ月になろうとするがだれが有力という話すらないのが現実だ。
朝鮮半島の重大事であるにもかかわらず、韓国は無視された。
韓国の歴史をみてみると、そんな例が他にもある。
豊臣秀吉の朝鮮出兵のときもそうだった。
豊臣秀吉は二度にわたって、朝鮮半島に攻め込んだ。
でもこの出兵は、秀吉が亡くなったことで日本軍が撤退して終わる。
でもこのとき、講和の交渉をしていのは日本と中国(明)だった。
朝鮮はその場に呼ばれていない。
朝鮮が攻め込まれたにもかかわらず、朝鮮は講和の席には招待されなかった。
朝鮮(韓国)抜きで、日本と中国だけで話し合いが進められた。
この状況は、上の記事にあった各国の韓国パッシング(無視)とよく似ている。
以下、次回に。
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