中東– category –
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トルコ人が日本で感じたこと 好きな日本食、サービスやお米の違い
友人のトルコ人は30代の男性で、日本の大学を卒業したあと、母国には戻らず、そのまま日本の会社へ就職した。日本に3年以上住んでいて、日本社会にさらにフィットするため、いまは日本語を鋭意勉強中。 そんなトルコ人とレストランで会って話をした。 &nb... -
イラン女性とヒジャブ 「着けろ→脱げ→着けろ」の歴史
日本のマンガ界では、ざこレベルの悪人がこの世からサヨナラする時は「ヒデブ」と言うことになっている(たぶん)。 一方、イスラム世界では、女性は「ヒジャブ」という布で髪を隠すことがお約束だ。 ヒジャブは「覆うもの」を意味するアラビア語で... -
日本で大人気の古代エジプト文明を、現地の人はどう思う?
日本には、「これをやれば絶対にハズレない」という展覧会がある。それが古代エジプト展で、日本人は昔からこれが大好物だ。 日本の美術展史上、最も多い入場者数ランキングを見ると、第3位は1964年の「ミロのヴィーナス展」(約172万人)... -
【バルフォア宣言】イギリスが開けた“パンドラの箱”
昨年の10月、パレスチナのガザ地区を支配しているイスラム組織「ハマス」がイスラエルに奇襲攻撃をしかけ、1000人以上を殺害し、200人以上を拉致する。これで地獄の門は開かれた。 イスラエルはすぐに報復攻撃を開始し、戦闘は1年以上も... -
【川口のクルド人】日本に住むトルコ人から見た“病院騒動”
「国を持たない民族」といえば、以前はユダヤ人が有名だったけれど、今はクルド人が知られている。彼らはトルコ東部、シリア北部、イラク北部、イラン西部にまたがる地域に住んでいて、その数は推定3000万人。 日本にいるクルド人は2000〜... -
イスラエルが報復戦争で、日本の「金継ぎ」に触れた理由
知人のアメリカ人が10年ほど前、ニューヨークの大学で日本文化について学んでいて、いまでも印象に残っている授業があったという。 それは「金継ぎ」だった。 「あ〜、金継ぎね。なにそれ?」という人のために簡単に説明すると、金継ぎ(きんつぎ... -
【ドバイを知る】物価や歴史、発展の理由、日本の影響など
これから紹介するのは、中東にあって小粒でもキラリと輝くドバイ。 検索エンジンに「ドバイ」と入力すると、関連ワードに「物価」が出てくる。これは、日本ではドバイについて「物価がヤバい!」というイメージがあるから。 実際、2024年4月の... -
「All Eyes on Rafah」 世界中に広がる支持や反論・違和感
SNSを見ていると、知り合い(外国人)のイスラム教徒が一斉に「All Eyes on Rafah」という言葉とこの画像をシェアしていた。 All eyes on #Rafah 🇵🇸 pic.twitter.com/bg3bAtl3dQ — The Palestinian (@InsiderWorld_1) May 2... -
日本とトルコ 地理的・歴史的・決定的な違い
トルコについてある海外サイトでは、 Turkey. That magical place where East meets West. (トルコ 東洋と西洋が出会うマジカル・プレイス) と紹介されていて、わーくにについては、 Japan isolated itself from the rest of the world for 265 ... -
イランで新年を祝う時期、日本人がお墓参りをする理由
「いろいろ親切にしてくれてありがとう。みんなに感謝している。そしてこれが最後のコーヒーだ。」 2024年の3月19日、知人のイラン人がSNSでこんなメッセージを投稿した。 これだけを読むと、 「ちょっと待て! たしかに人生はつらいけど、捨てたもので...