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【半植民地】19世紀、皇帝と天皇の違いで生まれた日中の差
2月12日は、日本では1958年(昭和33年)に、メリーチョコレートが新宿・伊勢丹で「バレンタインセール」というポップを出して、チョコレートを売った日。これが現在に続く日本文化、バレンタインデーの始まりになったといわれる。 ここからの話はチョコで... -
【三姓家奴】呂布、中国人の価値観の反対にいる人物
2月7日は呂布さんの命日だった。 英雄豪傑が大渋滞している三国志の中でも、関羽・張飛・劉備を同時に相手しても負けなかった呂布の強さは次元は違う。そんな彼も最後は下邳の戦いで曹操に敗れ、199年2月7日に処刑され、この世を去った。 まさ... -
【文化盗用】正月をめぐる中国人と韓国人の言い争い
日本が終わると始まる。 それが東アジアの新年で、ことしは来週の水曜日(1月29日)から、中国・韓国・ベトナムで正月がスタートする。 これは太陰暦(旧暦)の正月で、日本でも江戸時代まではこの暦で正月を祝っていた。でも、明治時代に今の太陽... -
日本の魅力や不満など、ウイグル族の中国人から聞いた話
中華人民共和国はとても謙虚な国で、「中国」と控えめに名乗っているけれど、大きさだけなら世界第4位の大国だ。(1位はロシア、2位はカナダ、3位はアメリカ) 国内でもっとも西にある新疆(しんきょう)ウイグル自治区だけで、日本とほぼ同じ... -
【敵が友に】中国の国共合作と日本の薩長同盟の共通点
怒りや憎悪の感情はとても強力だから、「嫌いな人の悪口」はぶっちゃけ盛り上がる。だから、好きではない相手でも、共通して大嫌いな人物がいる場合はタッグを組むことができる。 中国と日本でもそんな出来事があって、それぞれの歴史を動かした。 ... -
【易姓革命と宦官】日本が中国をマネなくて良かったこと
「日本人は中国をとても憧れていました。だから、隋や唐にやって来て、優れた文化や制度を学んで日本に持って帰りました。日本人は何でも中国のマネをしたんです」 むかし、中国を旅行中に出会った日本語ガイドから、そんな話を聞いてイラッとした記憶。 ... -
【日本の地名】中国人が“群馬と仙台”を好きな理由とは?
数年前、静岡県に住んでいたアメリカ人と話をしていると、彼女が「愛知のほうが良かった」と文句を言いやがった。 わけを聞くと、西にある愛知を英語にすると「Love & Wisdom」になって、彼女的にはハッピーな気持ちになれるから。静岡は「Sile... -
【天高く 馬肥ゆる秋】本来の意味は日本語とまったく違う
言葉は時代や場所が変わると、もとの意味とズレることがある。 たとえば、「情けは人の為(ため)ならず」ということわざ。これを「情けをかけること、結局はその人のためにならない」と誤解している日本人は多く、2001年に文化庁が調べたとこ... -
国恥か水に流すか? 中国人と日本人の歴史感覚のちがい
日本と中国(や韓国)には不幸な歴史があって、とくに中国・韓国の人たちは近代史に敏感だから、日本人がつい失敗してしまうことがある。 先日は、日本のアイドルグループのプロモーション映像に、旧日本軍の軍人・岡村寧次の名前が映っていたこと... -
【日本人の失敗】中国人を怒らせる近代史という地雷原
日本人が中国人を相手にした場合のタブー、それは日中戦争(1937年 – 1945年)にあたる近代史。 むかし中国を旅行していて、うっかりその地雷を踏んでしまい、恐怖を感じたことがある。 北京で3輪タクシーに乗って目的地に着くと、ドライバーが約...