インド– category –
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バングラデシュ人にとって東京・池袋が「聖地」になっている理由
浜松市に住んでいたバングラデシュ人の知人が「最近、東京を旅行した」と言うので、どこに行ったか聞くと、返ってきた答えはお台場、秋葉原、明治神宮、渋谷、それと「聖地」だった。彼の言う聖地とは池袋のことで、理由をたずねると、ショヒド・ミナール... -
【日本の真逆】戦後、バングラデシュが二回も独立した理由
海外の多くの国にあって日本にはなかったこと、それが「独立運動」だ。日本は外国の植民地になったことがないため、支配に抵抗して自由と権利を勝ち取ったという経験がない。 そんな日本の真逆にあるのがバングラデシュで、この国は第二次世界大戦後に2回... -
【配慮と温泉】インド人から見た日本文化 特徴や学んだこと、衝撃的なこと
これから登場するのは、日本の大学で学ぶインド人留学生。 彼は20代の男性で、卒業した後は日本の会社で働きたいと考えていて、そのために今は日本語や日本の文化について学んでいる。 ではさっそく、そんな親日家のインド人が日本文化について感じたこと... -
日本人とインド人の夕食タイムの違い なんでそんなに遅いのか?
先月2月、インド人の男性が妻と子どもを連れて日本へやって来た。 その前に、共通のインド人の知人からメールがきて、「彼は日本に慣れていないから、いろいろ面倒を見てくれるとうれしい」と頼まれたので、彼に連絡するとさっそく夕食に招待された。なの... -
アクバル皇帝が人気の理由は、インドの複雑な宗教事情にアリ
インドで人気の高い人物に、ムガル帝国の第三代皇帝アクバルがいる。 イスラム教徒はさまざまな場面で「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」と言う。3月15日は1564年に、「偉大(アクバル)」という名を持つ彼がそれにふさわしい画期的なことをした日な... -
仏印日の「融和の名君」 アンリ4世・アクバル・用明天皇
2月27日は1594年に、フランス王アンリ4世がシャルトル大聖堂で戴冠式を行った日なので、今回はそれを記念して、フランス・インド・日本の「和解の名君」を紹介しよう。 まず、アンリ4世はフランスで最も人気の高い王の一人で、アンリ大王(Henri le Gra... -
日本に住むアジア人の話 好きな食べ物や国内最高峰など
日本の会社で働く台湾人のカップルと、バングラデシュ人、インド人、中国人、カンボジア人の留学生(全員♂)とハイキングに行ってきた。 これから、そのときの様子や彼らから聞いた話をお届けしよう。 まずは想像してほしい。 自分がイベン... -
日本のすし店で働くインド人の話 良い面と差別体験
AIなどの先端分野で研究力をアップしないと、日本はこれから国際社会で衰退していくしかない。 そんな暗黒の未来を避けるために、政府が目をつけたのがインド人だ。 優秀な人材を確保するため、インドで大学院生を相手にリクルート活動をおこない、審査に... -
「世界最悪」から一転、インド人が日本の冬空で感動したわけ
日本で寒さがホンキを出し始めるころ、1月19日の記念日は「いい空気の日」だ。 夏の空気には水蒸気がたくさん含まれているから、霧が発生しているように景色がぼんやりと見え、さらに水蒸気がほこりと結びつくことで、視界はさらにかすんでしまう... -
日本人と外国人の食事のしかた 手を使うとおいしい理由
昨年末にウクライナ人、ベトナム人、バングラデシュ人といっしょに富士山が見える山に登ってきた。この山の頂上では、個人的にひそかな楽しみにしていることが2つある。 まずは外国人が富士山と駿河湾の絶景コラボを見て(トップ画像)、全員が「...