日本人が外国に行ったら、日本ではあり得ないようなものを見る。
たとえばこんなもの。
原付でワニを運んでいる。in カンボジア
![](https://i0.wp.com/yukashikisekai.com/wp-content/uploads/2017/05/170779804525bb8d5543926709140c2d.png?resize=289%2C292&ssl=1)
ツッコミどころがありすぎて、どこからつっこんでいいのか・・・。
これはカンボジアでお世話になったガイドさん「ローズ」のブログから。
こんなのを見たら、思わず写真に撮って自分のSNSに投稿したくなるだろう。
で、それを見たと友人が「え?うそ?」なんてコメントを書きこむ。
自分が驚いたものを投稿して、友人とその驚きをシェアする。
こんなことは日本人だけではなくて、世界中の人がやっている。
日本に住んでいる外国人もこれと同じことをしている。
外国人のSNSを見ていると、「何これ?」と日本で驚いたものをSNSによく投稿している。
そしてそれを見たその友人が反応して、コメントを書きこむ。
今回はそんな外国人の投稿を紹介していきたい。
日本にいる外国人は日本のどんなものを見て驚くのか?
そんなことを英会話を学びながら見ていきましょう。
金沢市に行ってSoft serve with gold flakes(金箔のソフトクリーム)を食べたオーストラリア人がこんな投稿をしていた。
そしてこれがこの投稿への反応。
(日本語訳はあくまでボクの意訳。正確な日本語訳はまわりの英語使いに聞いてくれ)
Whats with the gold flakes? Taste like anything?
「金箔で何をするの?味はどんな感じ?」
Apparently the city is famous for gold! The flakes have no taste !
「この都市は金で有名みたい!金箔は何の味もしなかった!」
save the topping and buy a car!
「そのトッピング(金箔)を集めるんだ!それで車を買え!」
Some of it actually blew away in the wind!!!
「(金箔が)風でけっこう飛んじゃった!!!」
waaaat? where d’you get that at?
「はあああああ?アンタ、それどこで買ったの?」
It was in Kanazawa City, Ishikawa Prefecture!
「石川県の金沢市!」
![](https://i0.wp.com/yukashikisekai.com/wp-content/uploads/2017/05/0e55f63b04577debf8fef309976911c3-1.png?resize=335%2C232&ssl=1)
「キットカットに抹茶?」と驚くイギリス人がいれば、「オトナの甘さのオトナってなんですか?」と不思議に思うインドネシア人もいた。
この投稿を見て思った。
「金箔ソフトクリームってはいくらだ?」
調べたら891円もする。
店によって値段は違うけど、やっぱりどれも高い。
しかもこのオーストラリア人の場合、高い値段で買ったのに金箔が風に飛ばされている。
この写真を撮るために、そうなってしまったのかもしれないけど。
ソフトクリームに金箔なんて・・・。
なんて思ったけど、案外これこそ「日本の魂」かもしれない。
ふつうの日本人以上に日本精神をもっている台湾人の李登輝さんはこう言っている。
「進歩」を重視するあまり「伝統」を軽んずるというような二者択一的な生き方は愚の骨頂だと思うのです。(中略)「伝統」という基礎があるからこそ、初めてその上に素晴らしい「進歩」が積み上げられるのであり、「伝統」なくして真の「進歩」などありえないのです
「日本賛辞の至言33撰 ごま書房」
大切なことは、「伝統」か「進歩」の2つに1つを選ぶことではない。
伝統の上に進歩をかさねること。
金沢の金箔工芸という基礎の上に、ソフトクリームという新しい進歩をつみ重ねている。
伝統に進歩が組み合わされて、金沢の金箔ソフトクリームが完成した。
・・・のかもしれない。
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