ガンディーの「非暴力・不服従運動(サティヤーグラハ)」 イギリスからのインド独立②

 

以下は、ガンディーの著書「真の独立への道(岩波新書)」を参照しました。

まず、ガンディーは、どういうときに、その「サティヤーグラハ(非暴力・不服従運動)」を使うのか?
「あることが気に入らず、それをしないときに、私はサッティーヤグラハ、または魂の力を使います」
と、述べている。そして、その具体例を示している。

インドのある王国で、王が人民に命令を出した。しかし、
「ある命令が人民には気にいりませんでした。それで村を空にしだしたのです。王は慌ててしまいした。人民に許しを請い、命令を撤回しました。このような例はたくさん見られますが、ほとんどインドの大地の産物なのです」

つまり、サティヤーグラハとは、「自分が納得できない命令には従わない。しかし、決して暴力は用いず、平和的な手段で抵抗する」ということだろう。

この場合も、王の命令に力で対抗するのではなく、村から出て行くという方法で抵抗している。

 

 

ガンディーは、こうも言っている。

「法律が気に入らないからといって、私たちは、法律制定者の頭を叩き割るようなことはしません。しかし、その法律を撤回させるために私たちは断食をします」

上からの理不尽な命令には従わないが、暴力に訴えるのではなく、村から出て行ったり、断食をしたりするなど、平和的な手段を用いて抵抗することが、ガンディーが言う「サッティーヤグラハ」だ。

他にも、世界史では、イギリスの命令に逆らって塩を作った「塩の行進」が有名。

ではサティヤーグラハは、どのくらいの効果があるのか?
ガンディーは、次のように言っている。

「サッティーヤグラハは至高です。大砲の力よりずっと役立ちます」

 

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。