今回は、ゴールデンウィーク特集の第二弾。
熱帯魚と金魚からのお願い、「やい人間!触るな、やけどするわ!」ということを紹介しようと思う。
今年のゴールデンウィークに海外旅行をする人の数は、過去最高の約60万人。
ボクは、今年は静岡県から出ないけど、海外旅行の経験は人並み以上にある。
今までに27ほどの国や地域を旅行してきた。
それでたまに、「海外旅行はどこがいい?」と聞かれることがある。
旅行の目的によって違ってくるけど、とくに条件がないときは大阪がいいだろう。
というのは冗談だけど、念のために、パスポートは持って行ったほうがいいと思う。
初めての海外旅行なら、タイをすすめている。
タイには開放的な雰囲気があって、本当にのびのびできる。
それもそのはず。
タイという国名は「自由」という意味だから。
学研キッズネットにこう書いてある。
タイ族の名称に由来するが,現在は「自由の国」(ムアン=タイ)という意味。
タイはほほえみの国と同時に、自由の国でもあった。
でも、自由には限度やルールがある。
5年ほど前、タイ南部のタオ島でダイビングをしたときのこと。
海に潜る前に、日本人インストラクターからいくつか注意を受けた。
「いいか、アイツは危険なプレーヤーだ。絶対にボールを持たせるな。その前につぶせ!」というアグレッシブな注意ではなくて、こんなお願い。
「海の中では、絶対にサンゴや生物に触らないでください。危険な生物もいますから」
「そんなの、言われなくても分かるわ」と思ったけど、インストラクターの話では、それでも触ってけがをするバカダイバーがいるらしい。
タイ政府観光庁のホームページにもこう書いてある。
サンゴ礁などデリケートな生物は少し触れただけでも全体に壊滅的なダメージを与えかねません。毒やとげを持った危険な生物も水中にはたくさんいますが、ダイバーが水中で怪我をするのは自ら触ろうとした場合がほとんどです。
「触るなよ」と言われると触りたくなるのだろうか?
海の生物はダチョウ倶楽部じゃない。
それと、このとき聞いて意外だったのがこの注意。
「熱帯魚には、絶対に手で触らないでください。これは守ってください」
まあ、今はセクハラが社会問題になってるからね。
海の世界にも「Me Too」があるんだろうね。
と思ったらぜんぜん違った。
インストラクターはこう言う。
「人間に触れられると、熱帯魚はやけどするんです。下手したら死にます」
えええ!!
熱帯魚って、人が触ったらやけどするんだ!
それは初耳。
熱帯魚の体温は低くて、10度ほどといわれている。
だから高温の人間に触れられると、やけどしてしまうという。
人間だったら、いきなり60度ほどのものに触られるようなものか?
ネットで見てみたら、熱帯魚にくわしい人がこう書いている。
実は実際キャッチ&リリースされた魚は海に帰ったあとやけどを負って死んでいくようなのです。熱帯魚といえども同じです。人間の手で触るとやけどをします。触らないようにしましょう。
熱帯魚は急な温度変化に弱い。
それで身体を保護するために、粘膜でおおわれている。
人が触れるとその粘膜が破れてしまって、やけどのような症状を起こしてしまうという。
ちなみに金魚も同じ。
人間に触られるとやけどしてまう。
「長生きさせる金魚の飼い方」というブログから。
網を使うと面倒だったりして素手で移動させてしまう方がいるようですが、ヤケドしてしまいますので、直接触ることはやめましょう。
仕方なく素手で触る時には、十分に手を冷やして置く必要があります。そこまでして素手で触らなくてもという感じですが・・・
熱帯魚も金魚も、”おさわり”は厳禁だ。
おまけ
タイ・パンガン島のビーチ
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