いまロシアで注目されていること。
それは秋田犬!
ではなくて、ワールドカップ!
コロンビアに勝ったことで、日本も手のひら返しに盛り上がってきた。
でもこれで、もしセネガル・ポーランドに負けるたら、列島はきっとお通夜になるけど。
ところで、ワールドカップとオリンピックでは、どっちがどれだけすごいか知ってますか?
え?知らない。
でも知りたい?
では、ワールドカップとオリンピックを比較してみよう。
ワールドカップ:32ヵ国が参加して、観客動員数は342万人(2014年ブラジル大会)。
テレビの視聴者数は263億人(2006年ドイツ大会)。競技はサッカーだけ。
オリンピック:207ヵ国が参加して、観客動員数は117万人 (2016年リオ大会)。
テレビの視聴者数は47億人(2008年北京大会)。競技は約300種目。
*以上のデータは「みんなのお金ドットコム」のサイトから。
2018年ロシアワールドカップの経済効果は?過去W杯・オリンピックと比較すると?
こう見ると、ワールドカップのすごさが分かる。
サッカー1種目だけで、観客動員数も視聴者数もオリンピックをはるかに上回っている。
ちなみに、2014年にブラジルでおこなわれたワールドカップでは、決勝戦の視聴者数が全世界で10億人を超えた。
そりゃ、マサルも負けるわ。

いま行われているワールドカップ・ロシア大会で、優秀する国はどこか?
きっと日本か韓国のどちらかだろうけど、まだ結果は出ていない。
でも、このワールドカップで、広告を制した国ならハッキリしている。
中華人民共和国だ。
サーチナの記事(2018-06-12)を見ると、中国企業の広告費が飛び抜けている。
今回のW杯開催期間中、中国企業による広告支出は8億3500万米ドル(約910億円)に達し、これは2位の米国(4億米ドル)や開催国のロシア(6400万米ドル)を大幅に上回る規模になる。香港メディアが伝えた。
これまでのワールドカップでは、アメリカ企業が最大のスポンサーだったけど、今回は中国企業がトップにおどり出た。
「ワールドカップので広告」という分野では、間違いなく中国がチャンピオン。
中国代表は予選落ちだったけど。
たしかに今回のワールドカップの試合では、中国企業の漢字をよく見る。
日本の企業はどこへ行ったのか?

試合を観るために、ロシアを訪れる中国人のサッカーファンも多い。
1番多いのはアメリカ人で、中国人はそれに続く世界2位。
自国の代表は参加していないのに、ここまで盛り上がれるのがすごい。
習近平国家主席も、大のサッカーファンとして知られている。
いま中国は、2030年度のワールドカップを誘致しようと取り組んでいる。
その力は十分にある。
自国の大会で中国代表が活躍したらどうなるか、想像もできない。

いまの国際社会で、中国の影響力は絶大だ。
このビッグウェーブに立ち向かったり見てたりするよりは、乗っかったほうがいい。
ワールドカップとオリンピックの次は、ここ数年の韓国と中国を比べてみよう。
中国は歴史問題で、目立った反日活動をしていない。
韓国との慰安婦問題や徴用工問題のような問題はない。
中国では反日デモも起きていない。
この点では、反日を抜け出しているように見える。
それに、中国は日本との関係改善にも「本気」だ。
日本もその声に応えるべき。
次回、そのことを書いていきます。
おまけ
日本でも有名な中国の景勝地・桂林(の近く)
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