今年6月、韓国がよろこんでいた。
なぜなら、韓国にたくさんの日本人がやって来たから。
朝鮮日報の記事(2018/06/15)の向こうに、韓国人の笑顔が見えてくる。
5月に韓国を訪れた日本人観光客が約22万8000人で、前年同月比43.1%増加したことが分かった。
4月の日本人観光客も去年と比べて29%増えている。
だから、訪韓する日本人は上昇傾向にあるとみていい。
これは韓国にとってもうれしい誤算だったらしく、270万人の日本人観光客を見込んでいた在日韓国大使館は、目標値を300万人に変えた。
で、日本人が韓国へ行くようになった理由は何か?
朝鮮日報の記事は3つあげている。
まず、韓国と北朝鮮の関係がいい方向に進んでいること。
去年、北朝鮮は何度もミサイルを飛ばしていたけど、いまの北朝鮮にその様子はない。
それと、今年2月に行われた平昌オリンピックの影響だ。
安倍首相は当初「平昌オリンピックの開会式には行かない」と言っていたけれど、結局は日韓友好を重視して参加した。そのおかげもある。
そして3番目は、記事の見出しにある「韓日関係改善」だ。
「日本は反省と謝罪をしろ~」とか「韓国は反日をやめろ~」という声はあるけれど、なんだかんだ言って全体的にみれば、日韓関係は良くなっているらしい。
もちろんそれは、「韓国側が発表したデータが正しいとしたら」という条件がつく。
というのは、韓国では政府まで印象操作をすることがあるからね。
最近も政府がそういうことをして、国民の怒りを買っている。
朝鮮日報の記事(2018/08/07)から。
下半期の韓国経済がさらに悪化すると予想される状況で、青瓦台が改ざんされたグラフまで持ち出し、「経済は大丈夫だ」とばかり言っているのは安易だとの批判が聞かれる。青瓦台のフェイスブックには、「国民を犬や豚だと思っているのか」「現実感を欠く精神的勝利だ」などといった厳しいコメントが付いている。
韓国大統領府、都合のいいデータのみ列挙し「韓国経済は改善」
青瓦台は大統領官邸のこと。
なんで”青”なのかは、五行を調べてみよう。
でも日韓関係は印象操作とは違って、ガチでいい方向に進んでいるのだろう。
でもその一方で、それと逆行する動きがある。
日韓関係を悪化させる原因はいろいろあるけれど、今回は韓国側の原因を取り上げようと思う。
韓国の反日活動家が国民の反日感情に火を点けて、それをマスコミがあおる。
そして一般の韓国人と日本人がネット上でバトルを始める。
そうして憎悪と差別が広がるから、日韓関係は悪くなってしまう。
これから紹介するのはその一例。
「韓国を訪れた日本人観光客が増加した!」という歓喜の記事が載った6月に、韓国の徐敬徳(ソ・ギョンドク)という反日活動家がそれに冷や水をかけるようなことをする。
ちなみに、ソ氏は大学教授でもある。
この人の活動を見ていると、本職が大学教授か反日活動家か分からない。
韓国はそんなユニークで困った人物の宝庫。
ワールドカップ・ロシア大会が開かれると同時に、ソ氏は「日本の戦犯旗使用は中断されるべき」というタイトルの動画をユーチューブで公開した。
「旭日旗は戦犯旗で、ナチの旗(ハーケンクロイツ)と同じ意味をもつ。だから世界のどこでもこの旗を使ってはいけない」ということを世界に訴える。
オリンピックやワールドカップなど、世界の目が集まる機会を逃がさないところはさすがの一言。
でも、スポーツに政治を持ちこむから、日本人を怒らせる。
そしてこれも韓国らしいのだけど、だれかが反日パフォーマンスを行うと、マスコミがニュースにしてそれを国民に広く伝える。
今回は全国紙の中央日報が記事(2018年06月14日)にしていた。
映像を配布した徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授は映像を世界の主要メディア300カ所のツイッターアカウントに送り、世界各国の韓国人留学生と在外同胞3-4世と共にSNSで広めている。
中国も旭日旗を嫌っているけれど、ここまでの反応はしない。
これがその動画。
*英語版もあったのだけど、なぜか削除されていた。
こういう反日プロパガンダ動画をつくって公開し、同時に世界中のメディアに伝える。
すげー教授もいたもんだ。
さらに「世界各国の韓国人留学生と在外同胞3-4世と共にSNSで広めている」というのだから恐ろしい。
反日になると、韓国人は結びつく。
こういうときの団結力や行動力は本当にすごい。
そしてこの動画のコメント欄を見ると、予想通り荒れまくり。
日本人と韓国人のあいだで、差別と憎悪が飛び交っている。
韓国の反日活動家が国民の反日感情に火を点けて、マスコミがそれを広げるからこういうことになる。
次回、そのことを書いていきます。
「ドント・コリア(韓国するな?)」と言えば、「ファック・ジャパン」「モンキー」と返ってくる。
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