やればできる。
なせば成る。
人間の可能性は無限大。
とか何とか言っても、人口減少だけはどーしようもないっす。
「あきらめたらそこで終わりですよ」って言われても、日本の少子高齢化は避けられない。
日本の人口問題は本当に深刻だ。
いま日本の会社がそれに悲鳴を上げている。
働く場所があっても、働く人間が来てくれない。
日本人の働き手がいなかったら、外国人にお願いするしかない。
ということで政府は、企業の人手不足を解消するために、いまは原則的に禁止している単純労働分野での外国人の受け入れを決めた。
いまの日本は、そうするしかないところまで来ているのだよ。
外国人労働者を受け入れなかったら、日本はこの先やっていけない。
でも、こんな人たちがとつぜん来日することはない。
皿のある人生について話を聞いてみたいけど。
では、いまの日本人は外国人労働者の受け入れをどう考えているのか?
時事通信が9月におこなった世論調査の結果がある。
政府は来年4月から、外国人労働者の在留期間の上限を5年にすると発表した。
ただこれは単純労働の分野での話。
単純労働とは「特別な技能や経験を必要としない、だれでもできる簡単な作業をする労働者(デジタル大辞泉)」のことで、具体的には介護や農業などの仕事のこと。
単純労働外国人の受け入れ拡大について国民に聞いてみたところ、「賛成」が60.8%で「反対」は25.4%。
外国人の受け入れ拡大には、賛成の人が2倍以上で多い。
反対が25%いるけれど「では、代わりにどうするべきか?」と聞かれたら困るだろう。
単純労働ではなく、高い専門性があると認められた外国人の場合は、在留期間の上限がなくなる。
つまり、好きなだけ日本にいられるということ。
さらに家族を呼び寄せることもできるようになる。
そのことについて「賛成」は79.6%で、「反対」は13.8%だった。
医者や大学教授、弁護士といった外国人の永住なら家族ごと歓迎する、という日本人がほとんどらしい。
くわしいことは、時事通信の記事(2018/09/14)に書いてありまっせ。
外国人受け入れ拡大、賛成6割=新元号の事前公表、容認多数-時事世論調査
外国人が好きな人も嫌いな人もいるけれど、日本の少子化は待ってくれない。
外国人労働者の受け入れ拡大は、もう不可避で約束された未来なのだ。
そのうち近所や同じアパートに、外国人が引っ越してくるかもしれない。
「かもしれない」ではなくて、これからはいつかどこかでか外国人と住むことになる、と考えておいたほうが現実的だと思う。
でも、外国人住民とのトラブルは当然発生する。
これも不可避だ。
いまも現在進行形で問題は起きている。
そうなると、オランダのマルク・ルッテ首相の言葉が必要になる。
「いやなら出ていけ」
多文化共生社会ではこういう強い態度も必要だ。
そのことは次回に書いていきます。
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