危険④中国旅行で気をつけること:お金よりその後の健康を

 

なるべく安いお金で、多くのものや良いものを手に入れたい。

そりゃ、誰だってそう思うでしょ。
ただ、中国旅行でもそうしたコスパを重視する旅行者には、気をつけてほしいことがある。

安さを選ぶことで、どういう危険があるのかを知ること。
中国は日本とまるで違う。
コスパ重視はボクも同じだけど、大事なことはそのリスクを想像するのではなくて理解するということ。

そうすれば、ボクのような後悔はしなくてすむ。

 

 

ボクが海外を旅行するときは、好んで屋台や安食堂でご飯を食べていた。
なるべく食事でお金をかけたくない。
それに、現地の人と同じ物を食べたり、庶民的な雰囲気を味わったりしいと思っていたから。

食費が安くなるぶん、それなりのリスクをかかえこむことになる。
そのリスクとは、衛生状態が悪いことと食中毒になることぐらいだと思っていた。

日本の屋台や食堂と較べたら、東南アジアや中東、アフリカの国の屋台や食堂は衛生状態がとても悪い。
そうしたところで何かを食べると、食中毒が起きる危険がある。

屋台や安食堂で食事をするリスクは、そのぐらいだと思っていた。

 

でも、中国旅行に関しては大きく違う。
前回までに書いてきたけど、中国の「安さのリスク」はボクの想像をはるかに越えている。

 

中国の「ニセ肉」とは、「牛肉と言いつつ実は安い豚肉だった」というものではない。
「羊肉」と言って、実は殺虫剤で殺されたネズミの肉や病気で死んだ獣の肉だったりする。
中国の「悪い油」とは、古くなった油ではなくて下水からつくった発がん物質をふくむ「地溝油」のことだったりする。

これらを理解したうえで、コスを重視の「安さ」を選ぶなから良い。
ボクのように、食べた後に「そんなの、知らなかった!」と後悔しても遅い。

日本と中国とでは、安さのリスクがまるで違う。

「日本の感覚で考えるな」と言われても、実際に中国でどんな事件が起きているかを知らなかったら、何に気をつけたらいいのか分からない。

 

中国旅行で気をつけること。

ボクの失敗と後悔から言わせてもらうと、それは生涯の健康を考えて食費をけずらないこと。

海外にいると、金銭感覚が狂って異常にケチになる。
100円の出費が、日本での500円や1000円の出費と同じような負担に感じてしまう。
それでどうしても、お金を払うことの抵抗が強くなる。

でも、そのときはもったいないと思っても、中国で使った食費ぐらいはその後の人生で稼ぐことができる。
ぼったくられても時間がたてば悔しさは忘れるし、日本で働いたらその損を取り戻すことはできる。
とんでもない額じゃなければね。

病気で死んだ動物の肉や下水からつくった油を体内に入れたら、その後の人生でどんな影響が出るか分からない。

中国に行くなら、自分の安全・健康のために食事にはお金をかけよう。
お金がないなら、それ以外の何かをけずろう。

現地の中国人から「大丈夫」という店で食べるか、屋台や安食堂よりは上のレストランで食べた方がいい。
ツアーなら、その点はおまかせにできるから、安心だけど。

長い一生を考えたら、旅行のわずかな食費をお金をケチったために、とんでもない目にあってしまいかねない。

 

こう書いていると、「じゃあ、中国に旅行に行くのはやめよう」と思ってしまう人がいるかもしれない。
でも、それはもったいない。

ボクは、中国に何度も旅行している。
お金をかければリスクは減らすことができるし、中国の自然や歴史の遺産は素晴らしいものがあるから。

今回の記事で、気をつけた方と思うことがあったら、そのことに注意して中国旅行を楽しください。

 

日本の餃子は焼き餃子。
中国の餃子は水餃子が一般的で、ニンニクも入っていない。

 

おまけ

中国では、あまりにいろいろな「ニセモノ」が出回っていて、中国人でさえ「もうどうしようもない」と匙(さじ)を投げているようなところがある。

「 日本人から見た中国とは?」という内容のこんな記事がある。

日本人から見た中国のすごいところとは?中国ネットからはほかにもあると反論多数

記事によると、日本人から見た中国のすごいところとは、世界最強の卓球、ブルース・リーやジャッキー・チェンなどに代表されるカンフー、万里の長城、チャイナドレス、そして餃子だという。

 

これに対し、中国のネットユーザーがいろいろコメントを寄せている。

「たったこれだけなの?」
「これが日本人から見た中国であり、現実の中国でもある」
「世界中の人が中国の餃子を愛している」
「チャイナドレスは清王朝のものであって、中国の伝統的な服装は漢服だ!」

 

こんなコメントとともに、自嘲気味なこんな一言もあった。

「あとは中国の偽物、汚職役人、パクリね。これ全部中国名物」

確かにこれに関しては日本は遠く及ばない。

 

おまけのおまけ

これはただの雑学。

日本の冬の定義とは「こたつにみかん」。
これに異論はないと思う。

で、これは日本でよく目にする「温州みかん」についての雑学。

前回、こんな中国紙の記事を紹介した。

思わず鳥肌!有名火鍋店が食べ残しの油を使い回し、毎日50キロを客に提供―中国

 

中国紙の浙江省、温州市で「市内の火鍋店関係者4人を有毒、有害食品を生産、販売した容疑で」逮捕したというもの。

うん?
浙江省の「温州」?

そう。
日本の「温州みかん」は、ここにちなんで名づけられているのだ。

これからの冬に向けてのただの雑学でした。

 

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温州みかんは、イギリスでは「サツマ」と呼ばれている。
薩摩藩の「薩摩」から。

なんでイギリス人はみかんを「サツマ」と呼ぶの?②薩摩藩と英の「薩英戦争」

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。