明治5年に鉄道開通!いまの日本の電車で、外国人が思うこと

 

1872(明治5)年10月14日に、東京の新橋駅と神奈川の横浜駅との間で日本初の鉄道が開業した。
それを記念して、この日はいま「鉄道の日」となっている。
明治5年は横浜で日本初のガス灯が点灯したり、ラムネの製造が許可されたりと、5年前の江戸時代がウソのように社会が進化している。
*ラムネはレモネードのカタカナ発音。

鉄道開通は高校日本史でならう重要事項だし、日本人なら常識として知っておこー。

鉄道開通

鉄道敷設計画は、イギリス人モレルの指導下、大隈・伊藤らが進め、英国より100万ポンド(488万円)を借り、その一部で新橋駅と横浜駅間に敷設。狭軌鉄道。1872年に完成し、当時、陸蒸気といって人気を呼んだ。

「日本史用語集 (山川出版)」

 

指導者だったイギリス人モレルは「日本の鉄道の恩人」と呼ばれる人物で、JR桜木町駅(横浜)の近くに、モレルの碑が鉄道発祥記念日とともに設置されている。

 

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モレル

はじめはイギリス製の鉄製の枕木を使う予定だったけど、「森林資源の豊富な日本では木材を使った方が良い」というモレルのナイスな提案から国産の木製に変更。
モレルが日本の事情をよく理解し的確なアドバイスをしたことで、費用をおさえたり国内産業を育てることにつながった。

ただモレルは1871年に30歳の若さで亡くなったから、翌年の鉄道開通を見ることはできなかった。

 

 

幕末の1855年、からくり作りで有名な田中久重らが全長27cmほどのアルコール燃料で動く模型機関車を完成させた。
これはおもちゃのようなものだけど、日本人がはじめてつくった機関車だ。

島国の日本では、大量の荷物を船で運ぶ海上交通は発達していたけど陸上交通はイマイチ。
だから日本の近代化のために、鉄道建設は最優先事項だったのだ。

 

時代は一気に進んで現代の日本には、コロナの前までは年間2~3千万人の外国人が訪れるようになった。
1分単位で運行される時間の正確性や乗り心地のよさなどから、日本の電車はいま世界的に有名で、それを紹介する動画なんていくらでもある。
これはその中のひとつ。

 

 

この動画を見て外国人はこんな感想を持った。

・1945 : nuclear attack
1964 : world’s fastest train
Biggest comeback in the history of the world

1945年に原爆を投下されて、64年には世界最速の電車をつくった。世界の歴史のなかでも最高の復興だ。

・Keep in mind that in 1942 when Japan attacked the U.S. they were industrially one of the most advanced countries in the world. Moreover,

1942年にアメリカに攻撃をしかけたとき、日本は世界有数の工業先進国だった。それを忘れてはいけない。

・So basically Japanese businessmen ride on a train going as fas as F1 cars.
What a country.

日本のビジネスマンは通常、F1並みのスピードの電車に乗っているのか。なんて国だよ。

・If they take 15 seconds to make a noodle bowl, how does McDonald even survive?

もし彼らがメン料理を15秒で提供するのなら、マクドナルドはどうやって生き残ることができるんだ?

・The only unrealistic part is that someone is speaking loudly in his seat. lol. Japanese are actually surprisingly quiet in public space.

たったひとつ現実と違うのは、誰かが座席で大きな声で話しているところ。日本人は公共の場所ではおどろくほど静かにしているから。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。