学者が提唱:地球温暖化の解決策は「死体を食べればいい」

 

中国の大気汚染はかつては超深刻で、昼でも青空や太陽が見えない日もあったけど、ここ15年ほど中国政府が石炭火力発電所による大気汚染を改善した結果、空がキレイになって20万人ほどの国民の命が救われたという。
でもこれは、良いことばかりじゃないようで。

「WIRED」の記事(2020/10/16)

汚染物質の減少が地球温暖化を助長しつつあるのだ。実際に中国が今後も大気の浄化を推し進めると、今世紀末には北半球全体の気温が0.1℃上昇する可能性があるという。

中国の大気がきれいになると地球温暖化が進む!? 研究結果が明らかにした環境対策のジレンマ

 

中国の空を覆っていた汚染物質の二酸化硫黄(SO2)は、太陽光を反射して地球を冷却する働きがある。
以前はSO2が太陽の熱エネルギーを遮断していたけど、中国政府が全力でがんばっちゃったおかげでSO2の排出量が減った結果、多くの熱エネルギーが地球に届くようになってしもた。
それでいま地球温暖化が進む可能性が指摘されている。
火山が噴火すると地球が寒冷化するというのと、理屈としては同じだろう。

人体には有害だけど、地球にはやさしい物質とは本当にやっかいだ。

大気汚染をそのままにしておくと汚染物質が体内に侵入して、ぜんそくや心臓発作などを引き起こして命を奪う危険性があるけど、かといって大気を清浄にすると、未来の地球と人類が暑さで苦しむことになる。

「ではどうしろと?」という状態だけど、ここはきょねんスウェーデンの科学者が提案した解決策に耳を傾けてみよう。
その学者は「人間を食べればいい」と言った。

 

 

これはそれを伝えるワシントンポストの記事(September 6, 2019)

Cannibalism: Scientist says eating humans could save earth

まず牛や豚などの家畜を飼育すると二酸化炭素などを発生するから、これは地球温暖化を加速させてしまう。
そして人口が増加しているいまと同じように、人類が肉食をつづけていくと、食糧不足を引き起こしたり地球環境を守れなくなる危険性がある。
それでよく言われる救済策は「昆虫食」だけど、スウェーデンのソダールンド教授は人間の肉(死体)を食べるほうが地球に良いと提案したのだ。

なるほど。
サステナブル(持続可能)な社会のカギはカニバリズムだったか。

スペイン語の「カニバル(Canibal)」に由来する。「Canib-」はカリブ族のことを指しており、16世紀頃のスペイン人航海士達の間では、西インド諸島に住むカリブ族が人肉を食べる(人食い人種)と信じられていた。

カニバリズム

 

「地球環境は守りたい!でも人肉食って…」という強い抵抗感は当然あるけど、そういう価値観は時代とともに移り変わるとソダールンド教授は言う。

いやいやいや、それは解決策になっていないどころか、地球温暖化よりもっと大きな問題を生むだろ。この学者、頭がおかCのでは?
と思ってしまうけど、同じ主張をした学者は前にもいたようだ。

ビジネスインサイダーの記事(Sep 12, 2019)

A Swedish scientist suggested the climate crisis could lead people to consider eating human flesh. It’s not the first time a scientist has suggested the idea.

 

外国人の反応も見ると、予想通りみんなドン引きだ。
*ただし例外もいる。

・Funeral directors will now become butchers.
葬儀屋は肉屋になるのか。

・This man is crazy even to suggest eating another human. He needs his mind examined.
人肉食を提案するなんて、この男は狂ってる。脳を検査する必要がある。

・is he offering himself?
彼は自分を提供するの?

・Why are human corpses more important than the animals we kill to eat?
なんで人間の死体が、食べるために殺される生き物より大事なんだ?

・He should start by eating his family members. 👍
彼はまず、自分の家族を食べることから始めるべき。

・I think I would rather be a vego than eat my own kind ! Makes me feel sick
人類を食べるぐらいなら、ヴィーガンになる。ホントに気分が悪い。

・Don’t eat Swedish meatballs
スウェーデンのミートボールを食べるなよ。

・I’m not even going to read this!
こんな記事なんて、読みたくもない!

まぁ、当然こうなりますわな。

 

 

こちらの記事もいかがですか?

日本 「目次」

ヨーロッパ 「目次」

東南アジアを知りましょ! 「目次」 ①

アフリカ・カテゴリー「目次」

中国を知ろう! 「目次」 ①

「インド・カテゴリー」の目次 ③

 

2 件のコメント

  • 環境汚染が進んだ結果、食料不足・資源不足に困った人類の解決策が、人間の死体を食材の原料にすることだった・・・。というのは昔からある考え方でして。
    たとえば1960年ころ(だったかな?)のSF小説「Make Room! Make Room!(ハリイ・ハリスン作、邦訳:人間がいっぱい)」がそれをテーマとしています。映画化もされていて、こちらのほうが一般人には分かりやすいかな? チャールトン・ヘストン主演「ソイレント・グリーン」という作品です。
    人口爆発による地球環境破壊の状況を描いた様子があまりにリアルで、当時中学生だった私には刺激が強すぎる映画でした。劇場で見て気持ちが悪くなった。

  • SF小説の話が実際に科学者によって話される時代になったんですね。
    まぁ現実離れしすぎていて、相手にされないでしょうけど。

  • コメントを残す

    ABOUTこの記事をかいた人

    アバター

    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。