最近、「海外でのタクシーぼったくり」についての記事を書いていた。
いろいろ調べているうちに、韓国でタクシーを利用するときに気をつけた方がいいことやぼったくり防止に役立ちそうなアプリを見つけたから、今回と次回でそれを紹介したい。
さて、韓国のぼったくりタクシーの現状はどうなのか?
まずは、2012年の中央日の記事を読んでほしい。
違法‘コールバン’の運転手が日本人観光客をソウル東大門(トンデムン)から忠武路(チュンムロ)まで乗せて33万ウォン(約2万5000円)を請求したという中央日報の記事(2月10日付16面)と関連し、国内外で批判の声が続いている。
この記事は4年前のものだけど、2年前にボクが韓国に行ったときにも、このぼったくりタクシーのドライバーに声をかけられ。
深夜の明洞(ミョンドン)を歩いていたら、「タクシーですか?」と韓国人の男が話しかけてくる。
見ると大きな黒いバンで、「コールバンTAXI」「日本語を話せます」といった文字が書いてある(と思う)。
「これがあの悪名高い、ぼったくりのコールバンタクシーか」と思って、その男を無視して通しり過ぎた。
韓国の旅行サイトを見ると、今でもこの黒い大型バンのぼったくりタクシーがあるらしい。
日本人旅行者が被害にあったという報告もある。
この黒い大型バンだけではなくて、一般のタクシーにもぼったられたという怒りのコメントも多い。
違法タクシーはなくなってほしいけど、なくならないだろう。
韓国旅行でタクシーを利用するなら、自分で身を守るしかないのが現状だ。
これは、外国人専用のタクシー
これなら、安心して乗ることができる。
タクシーの記事を書いているときに、韓国に住んでいる日本人が書いたブログを見つけた。
これは2016年10月の記事だから、今の韓国の様子になる。
残念ながら外国人旅行者へのぼったくりはしょっちゅうあります。
私も、日本人の友達を案内するために明洞からタクシーに乗ったときに韓国語のできない観光客と勘違いされわざと道を間違えたふりをして倍の金額を支払わせることになったことがあります。
これは別に日本人に対する差別とかではなくて、一部な残念な運転手が日本人を含めた外国人をカモにしてぼったくをしているんです。
これは、ボクが声をかけられたところと同じミョンドンだ。
ミョンドンだけではなくて、夜の東大門、南大門、南山Nソウルタワーといった日本人観光客がよく行くところからは、停まっているタクシーには乗らない方がいい。
このブログを書いた日本人は、韓国人の男性と結婚して韓国に住んでいる。
それにもかかわらず、ぼられてしまったらしい。
そんな経験もあって、韓国で残念な思いをしないように日本人向けに役立つ情報をのせてくれているのだと思う。
たとえば、タクシーに乗る前には、車のナンバーを確認するといいという。
知っておくと便利なことは、韓国で認可の降りているタクシーは
ナンバープレートの上2桁が30~39番です。
心配な場合は乗る前にナンバーの上2桁が30番代であることを確認するとよいでしょう。
これは一般タクシーのことで、模範タクシーやンターナショナルタクシーであればその必要はない。
違法タクシーの黒いバンは、この模範タクシーを真似ているらしくて、本当にタチが悪い。
もちろん、「模範タクシーやインターナショナルタクシーであれば、100%安心・安全」なんて保証はできない。
それは日本のタクシーも同じこと。
でも、模範タクシーやインターナショナルタクシーですらダメだったら、もう韓国で乗ることができるタクシーはない。
楽しい韓国旅行になるように、次の3つのことに注意しよう。
1、一般タクシーに乗るなら、ナンバーの上2桁が30番代であることを確認すること。
2、夜の明洞、東大門、南大門、南山Nソウルタワーのあたりで停まっているタクシーには絶対に乗らないこと。
3、黒いバンには絶対に乗らないこと。
次回は、韓国旅行で役立つアプリを紹介します。
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