【イヤすぎる】イギリスと中国で行われた、最も残酷な処刑

 

きょう7月15日、さっきまで雨が降っていて、いまは暗く重そうな雲がどんより空を覆っている。
今回の記事は、そんな雰囲気にピッタリのダークなネタ。

1381年の7月15日、イギリスで起きた「ワット・タイラーの乱」で、指導者だったジョン・ボールが“最も残酷な方法”で処刑された。
百年戦争やペストの流行で搾取(さくしゅ)されまくった農民がついにブチギレて、農夫のワット・タイラーと神父のジョン・ボールを指導者にして大反乱を起こす。
自分たちの待遇改善を求めるのはいい。が、イングランドのカンタベリー大司教や財務長官を殺害とか彼らはやりすぎた。
この時代にこれだけのコトをしたら、処刑されても仕方ない。

ジョン・ボールのしたことは国王に対する重大な背信行為、イギリスの法における大逆罪とみなされた。
大逆罪で有罪判決を受けると、もう斬首とか絞首刑といったいわば”フツウの処刑”はしてくれない。
イギリス人が考案した、最も強烈な苦痛を感じさせる処刑法の「首吊り・内臓抉り・四つ裂きの刑」をくらうことになる。

残酷な処刑は世界中で行われたとしても、その中で最もムゴイやり方がこの「首吊り・内臓抉り・四つ裂きの刑」と言われる。
まず罪人は木の枠に固定された状態で、馬に引きずられ、見せ物にされながら処刑場に連れて行かれる。
そして首を吊って窒息させて、命がなくなる直前に首の縄を外す。
意識が戻ると今度は刃物で性器を切断し、腹を裂いて内臓をえぐり出す。
最後は生きたまま八つ裂きにして殺す。

いろんな肉体的・精神的な苦痛を一度に味わわせる「全部乗せ」みたいなこの刑が、世界史で最悪の処刑であることはニューズウィーク誌が認めるところだ。(2018年2月28日)

ここまでの猟奇的とも言える残虐行為を思いつき、処刑として実行する人間の恐るべき本性。人間は究極的にいったい何を求めているのだろうか。

人類史上最も残虐な処刑は「首吊り、内臓えぐり、仕上げに八つ裂き」

「首吊り・内臓抉り・四つ裂きの刑」で処刑される貴族のヒュー・ル・ディスペンサー(1290年 – 1326年)

 

自己責任でどうぞ

 

どこの国の歴史でも、王や皇帝に対して殺害やクーデターなど重大な背信行為を行なえば、最大の苦痛をできるだけ長く感じさせながら、じわじわ殺す処刑法が執行されるのは常識的だ。
イギリスに「首吊り、内臓えぐり、仕上げは八つ裂き」の刑があれば、中国には凌遅刑(りょうちけい)があった。
皇帝に反旗を翻すような反逆行為をして捕まった場合、「はっ、早くトドメを刺しくれ!」と哀願したくなるような恐ろしい刑罰が適用される。
まず罪人を柱に固定し、たぶん手術で使うメスような鋭利な刃物を使って、その肉を少しずつ切り削(そ)いでいく。
できるだけ死なないように身体の肉を削り取っていくから、絶命するまで激しい苦痛がつづくことになる。

この刑を受けた人物に宦官の劉瑾(りゅう きん:1451年 – 1510年)がいる。
彼は1日目に3000刀ほど加えられても死ぬことができず、その夜は粥を二杯を食べ、2日目に400刀ほど体を切り刻まれたところで、やっとラクになれた。
この凌遅刑については、そのときの写真が残されている。
そんなグロ画像をここに載せたら、グーグルさんからペナルティーをくらいそうだから、自己責任で検索してほしい。
合計3400回も身体を切り刻まれた劉瑾と、首吊りをされて内臓をえぐられたジョン・ボールでは、どっちが…、いや、もうどっちでもいいや。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。