はじめの一言
「人びとの愛想のいい物腰ほど、外国人の心を魅了するものはない
(ディクソン 明治時代)」
「逝き日の面影 平凡社」
![P1210091](https://i0.wp.com/yukashikisekai.com/wp-content/uploads/2016/06/P1210091-300x225.jpg?resize=300%2C225)
今回の内容
・都道府県のキャッチコピー
・韓国のキャッチフレーズ
・フランス人にとっての韓国とは?
・都道府県のキャッチコピー
日本の都道府県には、それぞれ「キャッチコピー」がある。
でも、ボクが知っていたのは2つだけ。
北海道「試される大地 北海道」と埼玉県「彩の国さいたま」の2つ。
恥ずかしながら、住んでいる静岡県も知らなかった。
静岡県は「ふじのくに 静岡県」というものだけど、これは思いっきり山梨県とかぶってるぞ。
山梨県は「富士の国やまなし」
東京の「らっしゃい」は、イマイチ意味が分からない。
東京都 観光キャッチフレーズ「らっしゃい東京」
意外と地味なのが、大阪。
大阪府「水の都大阪」
自虐的に面白かったのが、佐賀。
佐賀県「佐賀を探そう」
「らしい」のが沖縄。
「ハイサイ沖縄!」
![](https://i0.wp.com/yukashikisekai.com/wp-content/uploads/2017/04/18199478_10213141095429820_2432854390825585562_n-300x225.jpg?resize=300%2C225)
・韓国のキャッチフレーズ
外国には、その「国らしさ」をあらわす観光キャッチフレーズがある。
ボクが行った中で覚えているのは、タイとインド。
「 Amazing Thailand 」と「Incredible India」
ちなみに、日本の観光キャッチコピーは「Yokoso Japan」。
さて、韓国観光のキャッチフレーズをご存じだろうか?
それが、これ。
「Imagine your Korea(想像しよう、あなただけの韓国)」
![140723_Imagine_Your_Korea_3](https://i0.wp.com/yukashikisekai.com/wp-content/uploads/2016/06/140723_Imagine_Your_Korea_3-300x212.jpg?resize=300%2C212)
この前のキャッチコピーが「Sparkling Korea」というもの。
ボクが韓国旅行をしていて、よく見たのがこの「Sparkling」だから、こっちの方が記憶にある。
「Sparkling」を辞書で引くと、「火花を発する、きらめく、光る、ひらめく、光彩を放つ、生き生きした、泡立つ」とある。
日本語にしたら、「きらめく、光る、ひらめく、光彩を放つ、生き生きした韓国」でいいのかな?
![](https://i0.wp.com/yukashikisekai.com/wp-content/uploads/2017/03/P1200675-e1468304114591-225x300-225x300.jpg?resize=225%2C300)
・フランス人にとっての韓国とは?
前に記事を書いているときに、こんな新聞記事(2009年01月12日 中央日報)を見つけた。
これは、2009年のものだから、ちょうど、韓国が「スパーリング」しているころになる。
しかし残念ながら、このときの韓国の「輝き」は、ヨーロッパにまでは届いていなかったらしい。
駐フランス韓国文化院がフランスのアンケート調査機関に依頼して、「フランス人が韓国をどれくらい知っているのか?」という調査をおこなった。
すると、41%が「韓国がどのような国か分からない」という衝撃的な答えが返ってきた。
・韓国を知ってはいても、正しく知ってはいなかった。韓国の代表的な文化を質問すると、半分が「知らない」と答え、残りのほとんどの人が「サーカス」と答えた。
・あまりにも韓国を知らなすぎる回答に苛立ちを覚えた。
・10人中7人(68%)は「韓国について知りたいと思わない」と回答し、衝撃を与えた。要するに、ほとんどのフランス人は韓国に全く関心がないということだ。
新聞記事で、「苛立ちを覚えた」「衝撃を与えた」という表現が韓国らしくて面白い。
でも、これは韓国のことだから日本には関係がない。
問題は、これ。
フランスでの韓国の知名度を上げたいためか、フランスで行われた「ジャパン・エキスポ」に、韓国が登場して問題になった。
Japan Expo(ジャパン エキスポ)は、JTS Group主催により2000年からフランス・パリやマルセイユ、アメリカ・サンマテオ等で開催している日本文化の総合博覧会である。(ウィキペディア)
ここで「韓流」が登場していて、日本人の嫌韓が刺激された。
ジャパンエキスポのホームページに入ると韓流があふれており、韓国の人気ドラマ・漫画など多くの韓流コンテンツが登場したことから、日本国内では不満が強まっている(ウィキペディア)
もう、2016年の韓国は、2009年の韓国とは違うはず。
きっと、今ごろはフランス人も「わたしだけの韓国」を想像しているはず。
今度は、韓国文化の総合博覧会「Korean Expo」をがんばってください!
![](https://i0.wp.com/yukashikisekai.com/wp-content/uploads/2018/10/train-2778136_960_720-300x200.jpg?resize=300%2C200)
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