昨日6日、台湾で大きな地震が起きた。
マグニチュードは6.0で、今ネットで見たところでは、4人が亡くなって2人の日本人をふくむ200人以上がけがをしている。
台湾の地震は日本人の心も動かした。
ツイッターでは台湾を支援する動きが広がっている。
ハッシュタグ「#台湾加油」は、翌日7日の午前中にトレンド入りした。
ネットでは「東日本大震災で受けた恩を今こそ返すべき」といった書き込みがたくさんある。
・寄付はどこにすれば確実?
・どこに募金したらええのや
・台湾愛してるよ!がんばって!!
・募金詐欺には気をつけろよ
・さあ東北の震災で募金して貰ったお返しできるかな?
そう、今度は日本人の番だ。
東日本大震災のとき、台湾の人たちはこれほどの義援金を送ってくれたのだから。
今度は僕らが恩返しする番だ。#台湾加油 #台湾地震 pic.twitter.com/areerpkNnU
— 琳 (@schwartzkatze) 2018年2月6日
GRAYのTERUさんもインスタグラムでエールを送っている。
先ほどのグラフを見ると、台湾とアメリカの義援金の額はほぼ同じだけど、人口比を考えたら台湾の義援金の額は驚異的だ。
台湾の人口は約2千600万人。
一方アメリカは約3億2300万人。
アメリカの約12.5分の1しかいない台湾の人たちが、日本にこれだけの支援をしてくれた。
それが今の「#台湾加油」につながっている。
でもこれとは別で、伝えたいことがある。
前にこのブログで紹介したことがあるのだけど、これは個人的にぜひ多くの人に知ってもらいたい。
だから、また書いてしまう。
東日本大震災が起きた2011年、年末に台湾でこんな調査がおこなわれた。
「台湾にとって、今年最高に幸福なできごとは何ですか?」
その調査の結果は、「台湾が日本に送った義援金の額が世界で一番だった」ということ。
サーチナの記事(2012年1月1日)から。
台湾の華視新聞とYAHOO奇摩が共同で行った調査によると、2011年の最高に幸福な出来事の第1位が、東日本大震災に対する台湾からの義援金額が世界でもっとも多かったことだった。
11年最高に幸福な出来事「日本への義援金が世界一」=台湾
*この時点ではアメリカより台湾の方が多かった、ということだと思う。
「台湾が日本への義援金が世界のどの国よりも多かった」
台湾の人たちはそのことを、「2011年で最高に幸せなできごと」に選んでいる。
記事には、その理由がこう書いてある。
「『台湾人の愛』であり、受けるよりも与える方が幸福ということで、この愛が台湾人を幸福にさせたのだ」
日本人は台湾人のこの気持ちを忘れてはいけないだろう。
そんな思いで今回、こんな記事を書いてみました。
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