代表的なスウェーデン料理のミートボール、実はトルコ起源だった

きのうの記事で、スウェーデンについて書いてみた。

極寒のスウェーデンでは、無料でスケートを楽しむのが当たり前らしい。
だから、あるスウェーデン人は、日本では1000円以上かかることに不満を述べていた。

くわしいことはこの記事をどうぞ。

スウェーデンを知る!日本での不満・フィーカのコーヒー文化

今回もスウェーデンについて書いていこうと思う。

 

新聞報道によると、最近は「石井のミートボール」が絶好調に売れている。

ミートボールにも適した「時期」があって、新学期が始まるときや運動会のシーズンにはよく売れるらしい。
でも、それ以外では、ミートボールの売り上げはいまいち伸びない。

そこで石井は、ミートボールを使った「ミートボールパスタ」という料理をスーパーなどで紹介し、その戦略が当たって、ミートボールは「季節もの」を脱して売り上げを回復させることができた。

風が吹くのを待つのではなく、吹かせることを考えて成功した事例だ。

このニュースにネットの反応は?

・和訳すると肉球
・うまいとは思うけどすぐ飽きる
・石井のミートボールとマルシンハンバーグのジャンクさがたまらなく好き
・スパゲッティにミートボールってカリオストロかよ
・ミートボールとカレーコロッケがあれば弁当はだいたいいける
・IKEAのレストランで食うミートボールがうまいな
マッシュポテトも添えてあって

 

上の最後のコメントに注目してほしい。
IKEA(イケア)では家具を売るだけではなく、食事ができる店舗もあるのだ。

スウェーデン企業であるイケアの名物料理はミートボール。

日本でもおなじみのミートボールはスウェーデンの料理だと、スウェーデン人も思っていたが、実際には違うことが判明した。
そのため、「私の人生全てがうそだった」と肩を落とすスウェーデン人もいる。

 

 

スウェーデンで伝統的な料理と思われいてたミートボールは、実はトルコ料理だった――。

スウェーデンの公式ツイッターアカウントが発表。

 

スウェーデン人にとって、これは信じられないことのようで、公式は先取りして「Let’s stick to the facts(事実に目を向けよう)」と呼びかけている。

アメリカCNNもこれを記事にして伝えた。

この発表に対しファンの間には衝撃が走った。「私の人生全てがうそだった」と落胆した様子のユーザーに対し、スウェーデンの公式アカウントは「あまり自分を責めないで。時は今から始まる!」と慰めの言葉をかけている。

スウェーデン名物のミートボール、実はトルコ料理だった

 

先ほどの投稿に書いてあったように、スウェーデンのミートボールの「起源」はトルコにある。
18世紀に、国王カール12世がトルコを訪問した際、現地の肉料理のレシピを持ち帰り、それをベースにして現在のスウェーデンのミートボールが作られた。

 

カール12世(1682年~1718年)
スウェーデンでは「ミートボール王」と呼ばれている(かも)。

 

カール12世は高校の世界史で習うわりと重要な人物だ。
北方戦争でロシアのピョートル大帝と戦って敗北し、一時オスマン帝国に逃れた。
このオスマン帝国が現在のトルコになる。

カール12世はオスマン帝国で、ミートボール(おそらくキョフテ)と出会い、それが気に入ってレシピを持って帰ったのだろう。

つまり、スウェーデンのミートボールは、北方戦争の偶然の産物だったのだ。

そんな歴史を思い浮かべながら、イケアで本格的なミートボールを食べてみよう。

 

 

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この記事を書いた人

今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。
また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。

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