【苦しい韓国】レーザー照射問題で日本が反論⇄新しい言い訳

 

「友好国としてあり得ない。驚いている」

と韓国の非情で無謀な行為に、日本がショックを受けた。
といってもそれは日本の政府・外務省・防衛省の人たちのことで、ネットでは「まあ韓国だから」と妙に納得している人も多い。

「あり得ない」というのは、韓国軍の駆逐艦が自衛隊機に射撃用レーダーを当てたこと。
人に銃口を向けるようなもので、これは友人にすることじゃない。

外務省の幹部が上の言葉を記者団に語ってから約5日がたった。
でも、この問題はまったく収まっていない。

 

このレーダー照射問題が鎮静化しない理由は簡単至極。

韓国側の説明が説明になっていないから。

「誤解が生じないよう、日本側に十分に説明する」と韓国国防省が言って説明を始めると、むしろ混乱が広がってしまった。

たとえば、韓国は自衛隊機が「瞬間的にレーダーの範囲内に入った」と説明したのだけど、実際には、レーダーを数分間当て続けていた。
韓国側は「自衛隊機をねらったわけではない」と言うけれど、飛行している物体にそれだけ照射を続けていてはその言い訳は通らない。
韓国は意図的にやった、と日本はにらんでいる。
くわしいことは共同通信の記事(2018/12/22)をどうぞ。

韓国艦のレーダー照射「数分間」 政府、意図的見方強める

韓国が説明するたびに矛盾・不自然・謎がわいてくる。
これでどう事態を収拾しろと?

 

自衛隊機に向けて射撃用レーダーを照射したことは、韓国軍も認めている。

聯合ニュースの記事(2018.12.22)

韓国軍は日本当局の抗議を受け、北朝鮮の漁船を救助する際に火器管制レーダーを作動させたと解明したようだ。

北朝鮮漁船救助の際に日本哨戒機へ火器管制レーダー照射=韓国軍

 

でも、何度も日本に反論されて分が悪くなったのか、今度は新しい言葉が出てきた。

聯合ニュースの記事(2018/12/23)

日本哨戒機接近し撮影用光学カメラ稼働 ビーム放射はせず=韓国軍

自衛隊機に向けて「映像撮影用の光学カメラを使用していたことが23日、わかった」という。
なんで今わかったのかがわからない。

とにかくこの新しい発見によって、上にあった中央日報の記事(2018年12月24日)になる。

日本「味方に銃撃つか」vs韓国「射撃用レーダー撃たなかった」

ここにきて「じつはレーダーを照射していなかった」と言い出して、すべての前提をひっくり返す。

韓国側の説明について、日本(防衛省)では「かなり苦しい言い訳だ」という声が出ている。
たしかに。突っ込まれるたびに言い訳を考え出すのは大変だ。
「日本側に十分に説明する」と言った結果がコレだ。
むしろ問題は深まっている。

 

韓国さんの言っていることはコロコロ変わっても、この態度は一貫している。
朝日新聞の記事(

レーダー照射、沈静化図る韓国 抗議非公表、日本に求め

韓国はこの件について、日本に「抗議は公にしないでほしい」「大事にしないでくれ」と求めて続けている。
この態度はいまも変わらない。
聯合ニュースの記事でも、韓国軍関係者が「(日本側が)引き続き問題提起していることを理解できない」と困り顔。

でも、それはこっちのセリフじゃ。

言ってることが二転三転して、いまでは「射撃用レーダーは撃たなかった」と問題がなかったことになっている。
これこそ理解できんわ。

韓国は抗議の非公開を求めたのだけど、防衛省はなんとホームページ上に公開してしまった。

攻撃実施前に攻撃目標の精密な方位・距離を測定するために使用するものであり、広範囲の捜索に適するものではなく、遭難船舶を捜索するためには、水上捜索レーダーを使用することが適当です。

韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について

「映像撮影用の光学カメラを使用していたこと」が今になってわかったのは、これに反論できなくなったからだろう。

「友好国としてあり得ない」と、日本に驚かれているうちはまだいい。
来年のいまごろは、日本の政府や外交関係者も「韓国だから」と納得しているかもしれない。

 

 

2 件のコメント

  • もしも韓国海軍が正常な軍隊ならば
    レーザー照射は上からの命令である確率が高い。
    政治的なサイン、南北朝鮮統一と引き換えに韓国は中国の勢力範囲に移動
    南北朝鮮の軍隊は統一。
    <お別れの挨拶>ではないか。
    そうではないとしたら彼らは酒でも飲んでいたか、、それだとしたらまだ救われる。

  • あのレーダー照射は、現場の人間だけの判断ではできないでしょう。
    駆逐艦の艦長をふくめて複数の人間が関与したはずです。
    でも韓国は事実を認めませんし、逆に謝罪を要求してきました。
    デタラメにもほどがあります。
    痛みをともなう処置でないと分からないでしょうね。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。