日本には二度と来ない!中国人も怒った“ぼったくりシステム”

 

「ぼったくり」

このイヤな言葉は、大正時代の米騒動のときに出された「暴利取締令」の暴利に由来する。
つまり「ぼったくり」には、主婦の怨念が込められているのだ。
平成のいまでも、お米の値段が不当に2倍、3倍に上げられたら、全国の主婦が立ちあがる。

ぼったくり界の東と西の横綱といわれるインドとエジプトほどではないけれど、日本にもぼったくりはある。
飲み物1杯5000円で数十万円を請求するような店もあるけど、そこまでじゃない「プチぼったくり」ならネットでいくらでも体験談がのっている。

不当な料金を「プチ」のレベルで請求してくる。
「腹は立つけどもめるのは面倒だ。これくらいなら仕方ないか」と思わせるような微妙で絶妙な金額を、チャージやサービス料金として要求してくるからタチが悪い。

日本はインドのようなぼったくり大陸ではないけれど、こんなプチぼったくりならある。
とくに居酒屋だ。

 

年末の飲み会シーズンになると、そんな店がネットで告発されて炎上することがある。

去年の12月には、「buzznews」にこんな記事が載っていた。

高額請求で批判浴び炎上の新宿居酒屋についての食べログ口コミページが投稿不可に

新宿にある居酒屋で「年末料金」として1人500円、計2000円払わされたという人がレシートの画像と一緒に怒りのツイートをしていた。

「年末料金とかいう謎システム、説明受けてない。早くこういう店は淘汰されて欲しい」

同じようなプチぼったくりにあったという人が続々と現れ、1,000回以上リツイートされて、メディアでも取り上げられた。

しまいには食べログにあるこの店のページでは、口コミを受け付けない状態になる。
自業自得。因果応報。

 

ことし2018年の7月に、知り合いの中国人が東京の居酒屋でプチぼったくりの被害にあった。

彼女はその怒りを、レシート画像とともにフェイスブックでぶちまけていた。

それを見ると、お通し・席料・週末料金・サービス料がとられている。
お通しだけでも「ぼったくり」と言う外国人や日本人もいるのに。

この居酒屋では、イスに座っただけで1525円(+サービス料10%)を請求される。
東京の感覚や基準がわからないけど、静岡でこれはぼったくり。
店名は出さないけど、ここはチェーン店だ。

 

*以下の内容は知り合いの中国人が主張している内容だから、間違いや確認不足があるかもしれない。それを承知で読んでください。

その中国人は日本の大学を卒業しているから、日本語はペラペラ。
中国から旅行で来た従姉妹や友人と一緒に、5人で池袋の居酒屋に入った。
いろいろなコースがあったから、店員さんにこちらの希望を伝えると、「ソフトドリンク+食べ飲み放題で1人3000円」というコースをすすめられる。
中国から来た友人たちが食べたいと言っていた刺身が入っていたから、そのコースに決定。

店員は飲み物のオーダーを取ってその場を離れた。
次に来た店員にさっそく刺身を注文しようとしたら、「まずは4品を食べてもらう」と言われる。
これは知り合いの中国人の投稿にあった言葉。

キャベツと枝豆とエビせんべいとフライポテト満載の大きなお皿が出されてた。食べ切れないと注文できないということだから、嫌でも必死に食べてやろうとしていた

これを完食しないと、食べ放題は始まらない。
こういう「条件付き食べ放題システム」は日本以外で見たことがない。

 

何とか4つの高いハードルを越えて刺身を頼んだら、今度は「あなたたちのコースに刺身は含まれていない」と言われる。
これに5人がキレた。

「それはおかしい!」と抗議をしていると、店長らしき店員が登場。
それで「刺身付きのコースは+500円だけど、特別にまけて+300円でいいことにする」と言ってくる。
いままでの店員はそんな説明をしていなかったし、メニューのどこでもそんなことは書いていない。

もうこの店で食事をする気分は失せた。
そこまでの料金を払って店を出ることにする。
するとまた問題がぼっ発。

そこにお通し代や席料金や週末料金など、こういういわゆる「日本のルール」、それか、その店舗のルール、でも決して私たちの聞いたことのない料金が含まれてた。

 

「日本式食べ放題」にこの「日本ルール」で従姉妹や友人が大激怒。
中国でこんなシステムはあり得ないという。
「おかしい。払いたくない。警察を呼びますよ」と言うと、店側は「どうぞ。どうぞ」とむしろ通報をすすめる。
こういう事態に慣れているようだ。

でも、駆けつけた警察官も困った。
店側が客に十分説明したかどうかは、警察官には判断できない。
確実にわかることは、彼女たちがその店で4つの料理を食べたこと。
結局は裁判に訴えるか、いまその料金を払うかの選択に迫られる。
刺身は食べられないし1ミリも納得できなかったけど、日本で裁判を起こすのはムリ。

結構冷静になれなくて、そういうこと納得できるもんかーってなって、自分の権利を守らなきゃって警察を呼んで大使館にも連絡かけようとしてた。

いっそのこと中国大使館が出てきてほしい。

 

中国人でさえ、という言い方は失礼だけど、このぼったくりシステムには怒ってあきれ果てていた。
強制的に課金されるようなものだから。
「日本には二度と来ない!」と従姉妹や友人の怒りが収まらない。

店に連れてきた在日中国人の子は心が痛んで仕方ない。
日本語のわかるその子が店員の説明を聞いていたから。

自分からの角度だと、まずは本当にそういう居酒屋を連れてきたことですごく申し訳ないと思って、せっかくの東京着の初めてのご飯なのに。

日本人としてボクも胸が痛い。
でも店は警察対策をしていて、「全て合法です」と言えるようにしているはず。
もうどうしてもない。

 

日本のルールだから、その店のルールだからとは思いやりに思ってあげたけど。

オリンピック・ホスト国として、世界を迎える国にこんなルールはいらない。

店のホームページには「心をこめておもてなし」と書いてある。
どこにである居酒屋にしか見えない。

 

ネットを見ると、日本人でも同じような目にあうがたくさんいる。

 

おまけ

前にシンガポール人の知り合いがこんな投稿をしていた。
シンガポールで適正価格のドリアンを食べたい人はどうぞ。

「このドリアン業者はオススメです。高品質と誠実は看板で、リピーターが多いです👍🏻
他のところはたいてい騙されやすいので…
シンガポールに行ったら、是非食べに行ってみてね

シンガポールでもぼったくりはよくある。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。