韓国の人たちは、韓国に対する世界の評価や印象をメチャメチャ気にする。
そのことは前回書いたから、こちらの記事をどうぞ。
2019年、韓国に対する世界の評価や印象は?日本の結果に韓国不満?
でも、この傾向は日本にもある。
日本人も世界の視線を気にしていて、日本に対する外国人の印象を紹介するテレビ番組は数多い。
でも韓国みたいに、「国家ブランド委員会」なんてのを立ち上げて、本格的な宣伝活動をしているのだろうか?
国際社会における韓国の「地位」や「イメージ」や「国格」を向上させるための活動を体系的かつ総合的に取り組むために、大統領直属の機関として設立された。
韓国のことは韓国にまかせるとして、ここでは日本の「国家ブランド」について書いていこうと思う。
韓国メディアを見ていると、ときどき日本のことが分かる。
ボクの場合、韓国メディアの報道で日本のFIFAランキングを知ることが多い。
この中央日報の記事(2017年11月19日)は、日本の国家ブランド力を教えてくれた。
国家ブランド順位、ドイツが1位…韓国は10位圏外に
市場調査機関のGfkが発表した「2017国家ブランド指数」で、ドイツが1位、フランスが2位、イギリスが3位、カナダと日本が4位という結果が明らかになった。
この指数は、国の文化水準、輸出、移住・投資魅力、ガバナンス、観光人気度、国民親近感の6分野を総合的に分析して算出されたもの。
上の順位に、アメリカ6位、イタリア7位、スイス8位、オーストラリア9位、スウェーデン10位が続いた。
アジアでは日本が唯一、トップ10に入っている。
で、韓国はというと、上位10位にはふくまれていなかったけど、記事に「Gfkの調査対象50カ国には含まれた」と書いてあるからよかったじゃん。
ではこの一年後、日本はどうだったのか?
国家のブランド力を測定するアンホルト国家ブランド指数(NBI)で、日本は去年、初めて2位になっている。
観光経済新聞の記事(2018年11月3日)
国家ブランドランキング2018で、日本が初の2位獲得
上位10カ国をざっとご紹介。
1位:ドイツ
2位:日本
3位:イギリス
4位:フランス
5位:カナダ
6位:イタリア
7位:アメリカ
8位:スイス
9位:スウェーデン
10位:オーストリア
世界で日本のブランド力が高い理由は、「輸出」と「国民」によるところが大きい。
これ以外にも、「文化」、「観光」、「移住・投資」の評価が高い。
日本の足を引っ張ったカテゴリーは「統治」だった。
「国民」はいいけど「政治」はダメらしい。
2018年度版では、南アフリカ、ポーランド、フランスでの日本の認識が上がったことで、日本のランキングも上昇している。
ちなみに、韓国は総合ランキングで3つ順位を上げている。
これは何といっても、2018年の冬季オリンピック開催国だったことが大きい。
それでも韓国はトップ10に入っていなかったけど、調査対象にはふくまれているから安心してほしい。
おまけ
2017年にイギリスBBCが「世界に良い影響をあたえている国・悪い影響をあたえている国」のランキングを公表した。
それによると、日本は3位で韓国は9位。
おっ!ついにトップ10入りじゃないっすか!
と思ったけど、中国(7位)より下だった。
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