3日前「LIMO」に、日本の看護師さん多すぎじゃね?という記事(5/11)があった。
大学の看護学部新設ラッシュ、看護師数がそんなに増えて大丈夫?
むかしはよく「看護婦」と呼ばれていたけど、2002年から「看護師」という呼び方に統一された。
この背景には、仕事の呼称で男女の性差をつけてはいけないというポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)の考え方がある。
これが日本社会に浸透するにしたがって、保母さんは「保育士」、スチュワーデスは「CA(キャビン・アテンダント)」と呼ばれるようになった。
いま現在、日本には約160万人の看護士がいて、その数は毎年3万人ほど増えているという。
日本で看護師は人気の職種なのだ。
これから高齢化社会が進むことは確実だから、医療現場をサポートする看護師の需要も増えていく。
女性にとっては結婚・出産などで一度職場を離れても、また復帰できることが大きな魅力になっている。
それに給料もわりといい。
看護士が増えていくから、看護学部・学科を新設する大学も増えている。
看護学部・学科のある大学は1991年度には11校だったけれど、2018年度には263校へと約24倍に激増だ。いまや日本の大学の約3.3校に1校が看護学部・学科を設置しているという状態。
ただ、看護師の約85%が勤務する病院や診療所ではこれから、病床数の削減がおこなわれるという。
そうなると「看護師余り」も進んで、リストラの波が押し寄せるかもしれない。簡単に職場復帰ができなくなるかもしれない。
そんなことが記事に書いてある。
このニュースにネットの声は?
・肉体労働かつ昼勤夜勤の三交代制の激務で30前に半分以上が辞めてく
・外国人看護師も増えるだろ まあ食いっぱぐれはないし辞めるのも多いけどね。
おかずクラブのオカリナもそうだし。
・毎日けが人や病人の相手なんて俺には絶対に無理だわ
・一部上場企業勤務より看護師のほうが給与はいいし、好きなところで働けるし、そこそこの学力あれば取れるし無敵の資格
・看護師だけど、仕事は楽しい
でも肉体労働
ということで、はい、今日はここまで。
看護士の仕事は魅力的で人気が高いから、いま日本では看護学部や学科を設置する大学は増えてますよー。でも、これから仕事がなくなっちゃうかもねー、というお話。
本当はここまでが導入で、白衣の天使・ナイチンゲールについて書こうとしたのだけど、「900文字っておまえ、導入ってレベルじゃねえだろコレ」という天の声が聞こえたから、これでひとつの記事にしちゃいました。
ナイチンゲール(1820~1910)
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>スチュワーデスは「CA(キャリア・アテンダント)」と呼ばれるようになった。
今頃になってなんですが、CAは「キャビン・アテンダント(客室乗務員)」のことですね。
それから、看護師の需要・職場は今後まだまだ減少に転じることはないだろうと思いますよ。高齢者の、医療費・介護費に差し向ける収入が十分である限りは。
まったくこちらのミスです。
ご指摘ありがとうございました。