インド人とスリランカ人が指摘!日本と現地のカレーの違い

 

中学校で教わったことなんてほとんど忘れたけど、「インドのCCB」はよく覚えている。
これは日本人なら誰でも知ってることだから。
ここでクエスチョン。でででん!

「インドのCCB」とはなんでしょう?

 

 

答えは「グール対策局」。
「Commission of Counter Ghoul」の頭文字をとってCCG、おっとソーリー、これはアニメ「東京グール」だった。

インドのCCBとは「カレー・カースト・仏教」のこと。
この3つの要素を持つのがインドで、これはインドの定義と言っていい。
で、今回の話はこの中のカレー。
明治時代、イギリスから伝わったカレーは日本で独自の進化をとげて、今ではインド人もビックリの日本の国民食となった。
日本式ラーメンといい、日本人とは魔改造の民なのか。

で、日本のカレーは本場と比べて何がどう違うのか?
この前インド人とスリランカ人にカレーの違いについて聞いたから、これからその報告をしようと思う。

 

旧日本海軍が作った「海軍カレー」から、日本にカレー(カレーライス)が普及したという説がある。
くわしいことはここをクリック。

海軍カレー

 

日本の大学を卒業して、いまはIT企業に勤めているインド人A君はインドと日本のカレーの違いをこう指摘する。
英語の勉強をかねて読んでみようず。

「Like Japanese people their curry is also soft and sweet . The difference is our country add more spieces that brings more flavors」

日本のカレーはソフト(やわらかい・なめらか)で甘いという。
それにインドカレーは味わいや風味を引き出すために、たくさんのスパイスを加える。
日本のカレーはこの逆だから、インドに行ってカレーを食べると辛いし味が濃い。
この場合の「辛い」は香辛料が効いているということだから、ホットというよりスパイシーだ。

まあそれはわかったのだけど、「Like Japanese people(日本人のように)」という情報はいらネ。

 

きょねん来日して、いまは日本語を学んでいるスリランカ人の意見はこうだ。

「Actually most of Japanese food based on sauce specially soy sauce, salt, sugar. And our country use lot of spices.
And curry is a one of dish for Japanese. But in our country we have varieties of curry and we always use with our every meal.」

ほとんどの日本料理はしょうゆ、塩、砂糖といったもので作られているけど、スリランカ料理ではたくさんのスパイスを使っている。
それに日本のカレーは数ある料理のうちのひとつだけど、スリランカではたくさんのカレー料理があって、どの料理にもスパイスを使うという。

 

最後はインド人A君の大学の後輩で、これまた日本で働いているインド人B君。

「I hobby is cooking and I am writing regarding my knowledge of curry!
‘Curry’ is an English word!
The sauce like spice dishes called as curry! (Curry leaves majorly used in Indian subcontinent in most of the so-called curry)!」

彼が言うには「カレー」は英単語だ。
スパイス料理のようなソース(?)が「カレー」と呼ばれている。
インドのカレーには「カレーの葉(オオバゲッキツ)」が使われているという。
言われてみると、インドで食べたカレーにはよく葉っぱがあった気がする。

それにしても理由は分からないけど、「!」が多いから読んでてちょっと疲れる。
まあこれが彼のキャラなのだけど。
それと「I hobby」はきっと「My」の間違い。でもひょっとしたら、これがインド英語かもしれない。

 

オオバゲッキツ(大葉月橘)

 

彼の説明は続く。

「But we have various names based on their type, spice and ingredients! Of course we have 6 different tastes in curries varied from (stringent, salt, sweet, bitter, sour, spicy)!
Based on this we name the dish differently! During British period they named south Asian continental sauce based cuisines as Curry!」

インドには具材やスパイスによって、いろんな料理名がある!
そしてカレーには、しょっぱい・甘い・苦い・辛いなど6種類の味がある!
これによって料理の呼び方が違う!
イギリス植民地時代に、インド料理に使われていたソースをイギリス人が「カレー」と名づけた!

「!」が多いとやっぱり疲労感。

 

「I think the curry used in Japan came through Europe! And it is little jelly nature and most of them are used with wine, apple cider vinegar and curry powder! That gives mostly sour and sweet taste to Japanese curry!」

日本のカレーはヨーロッパから入ってきたと思う(正解!)。
そしてちょっとジェリー状になっていて、ワインやサイダーやカレー粉が使われている。
だから日本のカレーは甘いらしい。

日本のカレーが「jelly(ジェリー状)」というのはカレー粉を使っているからだろう。
インドやスリランカのカレーで使うのはスパイスで、カレー粉ではない。
そもそもインドやスリランカに日本のようなカレー粉はない。

「That is my opinion regarding the curry of Indian subcontinent and Japan
Yeah! We have every kind of curry! Which includes from spicy to sweet! Sour to bitter, stringent to salty!

If time permits we will have one small curry food tasting party in one day!」

これが彼の目から見たインドと日本のカレー。
インドにはスパイシーなものから甘いものまで、いろんな種類のカレーがある。

時間があれば、いつかカレーパーティーをしよう!と言っているのだけど、その後、そんな動きはない。
インド人Aはともかくとして、スリランカ人は彼のテンションについていけなかったと思う。

ということで、どうだろう?
日本とインドやスリランカのカレーの違い、日本人とインド人のノリの違いがおわかりいただけただろうか。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。