農林水産省の職員がユーチューバーになった!
と日本のごく一部で、かすかに話題になったらしい。
でもその目的はとても素晴らしく、日本の農産物を日本人はもちろん海外の人たちにも紹介しようとするものだ。
そのプロジェクト名は、ネットで注目を浴びる「バズる」と農林水産省の英語表記「MAFF」を組み合わせた「BUZZ MAFF」。
バズモフは始まったばかりで、投稿されている動画もまだまだ少ない。
そのひとつがこれで、東北の食材をアピールしている。
このタイミングで東北の野菜、肉、海産物を取り上げたことには、当然、東京オリンピックが念頭にあって、「東北の食材には放射能に汚染されている」という風評被害や誤ったイメージを払しょくしたいという思いがあるはず。
世の中にはいるのだ。
客観的な根拠もなく、放射能汚染の恐怖をあおり立てる国が、人たちが。
いまはだいぶ下火になったけど、いまもつづく韓国でのノージャパン運動では、国民の間でこんなマークがSNSで広くシェアされていた。
一番右は放射能をあらわしている。
ノージャパン運動が激しかった昨年の夏、韓国オリンピック委員会は五輪に参加する各国代表が集まる場で放射能汚染の可能性を指摘したけど、世界はこれを無視した。
くわしいことは読売新聞の記事の記事(2019/08/21)をどうぞ。
韓国五輪委「被災地食材に懸念」…他国に支持広がらず
さて本日いま、Twitterのトレンドにこんなワードが上がっていた。
ここでの注目はもちろん「ゴーン被告」も捨てがたいのだけど、やっぱり「放射能五輪」にしよう。
こんな言葉が日本で話題を集めているということは、またあの国が何かやらかしたな、とおもったら予感的中。
韓国の市民団体がソウルの日本大使館の敷地にある壁に、放射能の防護服を着た人が聖火リレーを持って走るポスターを貼りつけやがったのでした。
(画像はTwitterのキャプチャー)
この団体は五輪の開催成功を願ってこのポスター貼ったと主張する。
嫌がらせをしておきながら「韓日の友好を願う」と言うパターンはこれまでお腹いっぱい見てきたから、もうこれぐらいじゃ驚かないぜ。
このねらいは最上もが。いや、言わずもがな。
産経新聞の記事(2020.1.8 18)
福島第1原発事故を念頭に、放射能汚染があると印象づける狙いとみられる。聯合ニュースなど複数の韓国メディアが報じた。
東京五輪を防護服聖火ランナーで揶揄 ソウルの日本大使館にポスター
韓国メディアはきっとこれを好意的に報じている。
このポスターを作って貼ったのはVANK(バンク:Voluntary Agency Network of Korea)という団体で、「サイバー外交使節団」と名乗っているけど、やっていることはこんな反日活動で実態は反日団体だ。
注目すべき点は政府の支援を受けていること。
VANK自身は「民間外交使節団」と称しているが、韓国政府から公金が支出されており、後述のように攻撃対象とすべきサイトへ電子メールの大量送信やDoS攻撃を呼びかけることもある。
これでVANKと政府は無関係だなんて言わせない。
VANKは、「五輪開幕前まで継続し、ポスターを全世界の主要な場所で積極的に配布する」「国際社会に幅広い共感が形成されることを願う」とありもしない放射能汚染の恐怖を世界であおる気満々だ。
防護服で競技会場を走るポスターを掲示するけど、現実を見れば東京の放射線量はソウルよりかなり低い。
きのうも紹介したけど、駐韓日本大使館が毎日公開している福島市・いわき市・東京の放射線量を見てほしい。
1月8日はこんな結果だ。(単位:μSv/h)
福島市:0.138
いわき市:0.065
東京:0.049
ソウル:0.122
くわしいことはここをクリック。
客観的なデータでは福島市とソウルの放射線量はほとんど同じなのだから、こんなポスターは嫌がらせ以外の何物でもない。
VANKは五輪の開催成功を願うと言い、駐日韓国大使は「韓日関係の友情を確認できる美しい光景が見られることを大きく期待している」なんて話している。
でも、日本国内を見ると「放射能五輪」がトレンドワードになっていて、ほとんどの人が激怒するかあきれているのが現状だ。
きっと「BUZZ MAFF」のユーチューバーも怒っている。
こんな日韓を見ていると、シェイクスピアの作品「ウィンザーの陽気な女房たち」の言葉が思い浮かぶ。
「もともとあまり好きではなかったが、よく知り合えば知り合うほどますます愛情が薄れてゆく」
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