韓国という国は薬と同じで、付き合い方が大事。
もちろん服用したくない人は無視したらよろし。
薬は用法・用量を守って正しく使えば体にいいけど、使い方を間違うと毒になる。
さて話は韓国への修学旅行だ。
このところ修学旅行先で韓国を選ぶ日本の高校は激減している。
政治家やマスコミが「日本は反省しろ、謝罪しろ」と言う国に行きたい人は希少種で、日本人旅行者が減ってもそれはあちらの自業自得、情状酌量の余地はない。
それでも日本と韓国には重なる歴史もあるから、イデオロギーではなくて史実を学ぶのなら行く価値はある。
くわしいことは前回の記事をどうぞ。
時事通信の記事によると、これから観光庁は中国への修学旅行を増やしていくという。
そのニュースへのネットの反応を見ていたら、「まあ韓国よりはまし」という書き込みが意外に多い。
日本との合意や国際法を無視して開き直る、そんなムン政権が招いた声だからこれは非難できない。
ただムン政権の前から、韓国への修学旅行に対する風当たりはかなり厳しかった。
ヤフーに入力すると「沈没船」「中止」「土下座」というワードがくっついてくる。
「沈没船」というのは、2014年に韓国の修学旅行生の未来を奪ったセウォル号沈没事故のことだから、日本とは関係ない。
韓国では2013年まで10代の死因第1位は自殺だったが、この事故により多数の高校生が死亡したため2014年の10代の死因第1位は運輸事故となった。
「中止」と「土下座」に通底するワードは反日だ。
日本の高校生が修学旅行で韓国へ行って土下座をさせられたという情報はネットにはん濫しているけど、事実かどうかは確認できなかった。
たしかな根拠もなく、嫌韓感情にもとづくいいかげんな情報だったら、「多くの少女が日本軍に連行されて性奴隷になった」というのと変わらない。
フェイクはダメだ。
でも、火のない所に煙は立たぬで、その“モト”となったと思われるニュースならある。
これは日本の全国紙が報じたもので、日本の高校による“謝罪修学旅行”があったというのは事実とみていい。
産経新聞の記事(1999年3月6日)
韓国紙報道 ソウル記念公園に生徒200人
西日本にある高校では毎年、修学旅行生を韓国におくり込んでいた。
そこで行われていたことが判明して、当時、大きなニュースとなる。
ソウル市内にある独立運動記念公園で謝罪文を朗読するなど“謝罪行事”をしていたことが明らかになった。
この大元は「韓国日報」という韓国メディアが報じた記事で、それによると日本の高校生が複数の韓国市民の前にひざを曲げて座り、頭を垂れた。
そのときの写真を見ると“謝罪行セレモニー”が行われた場所は野外で、居並ぶ韓国人は革靴を履いて立っているのに対して、生徒たちはセメントの上で正座をさせられているようだ。
著作権の関係でその写真をここに載せることはできないから、「韓国 謝罪修学旅行」で画像検索して確認してほしい。
関係ない画像もあるからご注意だぜ。
未来と尊厳のある子供たちの姿は痛々しくて、こんなことをさせるために韓国まで連れてきた日本の教師が絶望的に腹立たしい。
この行事を見た韓国人は「謝罪修学旅行のまじめな表情に感動した」という。
記事によると「韓国日報」にはこう書いてある。
男女生徒約二百人は昨年十月十六日午後四時、タップコル公園の三・一(独立)運動記念塔前でひざを折って座り、日帝侵略と植民地蛮行を謝罪する文章を朗読した。一部生徒はハングル(韓国の固有文字)を学び、謝罪とともに両国の和解を訴えるプラカードを日本で作って持ってきた
“謝罪修学旅行”というのは韓国側の表現で、日本側は使っていないとおもう。
これは個人的な経験だけど、ボクはいままで韓国人に過去について謝罪したことは一度もないし、それを要求されたこともない。
されたら関係を絶つ。
ただ、そんなことがなくても友好は成立するし、ほとんどの韓国人は日本人個人にはそんなことを求めていない。
修学旅行というか、こんな醜悪旅行が実現したのは、一部の日本人と韓国人が「反日」でタッグを組んだ結果だ。彼らも感動したかったのだろう。
でもこのことが発覚してからは市民のチェックが厳しくなって、いまは“謝罪修学旅行”なんてものはもう絶滅した。
とおもっているけど、実はまだ行われていたら教えてください。
上の記事には「近年、日本の高校生の韓国への修学旅行は増え、年間数万人にのぼる」とある。
でもその後、その数は坂を転げ落ちて、2017年度には1400人となった。
そのすべてとは言わないけれど、反日がおもな原因だ。
韓国へ修学旅行に行くことは問題ない。
おすすめは台湾だけど。
それで正しい歴史を学ぶのなら薬になるけど、正座をして頭を下げるのなら毒でしかない。
いまはもう大丈夫だとおもうけど、向こうで何が行われているのか、第三者がしっかり確認する必要はある。
李明博元大統領がソウル市長をしていたころ、こんな悪だくみをしていたのだから。
ソウル南山に建設されるユースホステルに日本の修学旅行生を誘致して竹島(韓国名・独島)領有権や日帝(いわゆる「日本帝国主義」の韓国での呼称)の残虐性について学習する機会を設ける計画を考案。
隙あらば、日本の修学旅行生に「日帝の残虐性」を教え込もうとする大人はまだまだ韓国にも日本にもいる。
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