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インドに行く人は気をつけよう。
AFPにこんな記事(11月19日)がある。
スマホなどで自撮り(セルフィ―)をしているときに、事故で亡くなることがある。
インドは、自撮りのよる死亡例が世界でもっとも多いらしい。
「自分撮り(セルフィー)」による死亡事故を分析した調査結果が先週発表され、インドでセルフィーを撮っている間に亡くなった人々は過去2年余りで76人に上り、世界で最も多いことが明らかになった。
セルフィ―の事故ってロシアで多い気がしたけど、インドが世界最多だったとは知らなかった。
インドは、人口が多いからね。
ちなみに、タージマハルでセルフィーを撮ろうとして死亡した日本人観光客もいるから気をつけよう。
まずは英語のクエスチョン。
「軍人」を英語にするとどうなる?
答えは下に↓
「軍人」を英語にすると、「soldier(ソルジャー)」になる。
ソルジャーの他にも、「serviceman(サービスマン)」でもいい。
「軍人を英語にするとサービスマンになる」
「軍人とはサービス業なのか?」と意外な気もするけど事実だ。
女性なら「servicewoman」になる。
これに違和感を感じるのは、ボクだけではないと思う。
日本ではふつう、軍人(兵士)の英語といえば「soldier(ソルジャー)」のことで、「serviceman(サービスする人)」というイメージはないだろう。
でも、これは世界を見渡しても日本ぐらいかもしれない。
イギリス人からイギリス王室の話を聞いていたときに、彼女がこんなことを言っていた。
ダイアナ妃がチャリティーをしていて、夫のチャールズ皇太子はイギリス軍に入って軍人として国のために働いていた。
どちらも同じぐらい大切なことです、と。
「チャリティー活動と軍隊での活動は、同じぐらいの価値がある」
これにもボクは違和感があったけど、イギリスでは常識的な考え方なのだろう。
というか、世界ではこう考える人が多いと思う。
いろいろな外国人に話を聞くと、外国では軍隊や軍人には高い価値がおかれていることが分かる。
「日本の常識は、世界の非常識」といわれることは多いけど、軍隊や軍人についての日本人の考え方も世界では「非常識」に入るのだろう。
日本は、ボケていられるほど平和な国だからね。
海外旅行に行けば、いろいろな面で日本と外国との違い気づく。
日本人と外国人の価値観や考え方の大きな違いに、軍隊についての考え方がある。
ボクが旅行したほとんどの国では、軍隊や軍人は高い評価を受けていた。
日本人が韓国に行くと、軍服・軍帽・軍靴の姿で若い韓国人が街を歩いているのを見て驚くと思う。
韓国には日本と違って、徴兵制がある。
だから韓国の成人男性は、約2年間、軍隊に行くことになっている。
このことは、韓国の憲法に明記されている。
国軍は、国家の安全保障と国土防衛の神聖な義務を遂行することを使命とし、その政治的中立性は遵守される」とされ
(第五条)、さらに「すべての国民は、法律の定めるところにより、国防の義務を負う」という条項(第三九条一項)をもっている(「市民」とは誰か 佐伯啓思)
「国を守ることが神聖な義務」と憲法に書いてある国で、軍人が低い評価を受けるはずがない。
だから韓国では、「軍靴の音が聞こえてくる」と不安に思う人はいないはず。
街を歩けば軍靴の音なんていくらでも聞こえてくるし、それが日常になっているから。
ソウル駅にいた軍服姿の韓国人たち
ボクが海外旅行に行ってそこで話を聞くと、軍隊は軍人は必要な存在で尊敬も受けている。
もちろん、腐敗した軍隊や横暴な軍人は軽蔑されるだろうけれど。
そんな話を聞いているうちに、それが世界の常識で日本が変わっているのだろうと気づくようになった。
日本では、自衛隊が高い評価を受けているとは言えない。
たとえば、高校の進学先で自衛隊を紹介すればどこからか文句がくるし、職業見学で自衛隊の基地に行っても苦情がくることがある。
前に東京で、自衛隊が迷彩服を着て地下鉄に乗っていたら「迷彩服を見て不安を覚える人がいる」と新聞に書かれたことがある。
韓国に行ったときは軍服を着た若者が女の子とデートしているのを見たし、テレビ番組ではフランスで銃を持った軍人が街を歩いているのを見た。
迷彩服を着て街に出ただけで新聞が苦情を載せる国は、世界で日本以外にどこがあるのだろう?
こういうときは、日本の常識は世界の常識とかなりの距離があるなあ、と思ってしまう。
でも、一般人がそう思うぐらいならいい。
今年の6月に、国会議員が防衛費を「人殺しの予算」と言って大問題になった。
そのことを次回、書いていきたい。
こんなことが起こるのも、日本ぐらいじゃないかな?
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