アフリカサッカーの“黒”歴史:試合で“呪術”が使われた実例

 

今月16日にアフリカで行われたサッカーの試合で、カメルーンがジンバブエに1-0で勝利した。
これだけなら「で?」っていうツッコミは必至なんだが、これには実にアフリカらしいオチがあって、イギリス紙『The Sun』によるとカメルーン代表は試合に勝つために“呪術”を使用したという。

ピッチ上に「不自然に置かれていた」コウモリの死骸を見つけたジンバブエ・チームの監督は、「カメルーンが呪術を使ったに違いない!」と主張した。

これがその証拠写真。(のようだ)

 

カメルーンでは地元のラジオパーソナリティーがこれを完全否定。
ジンバブエの監督を「道化師」と呼んで、負けたから責任逃れをしたいだけだろうと言う。

ではスタジアムに落ちていたコウモリの死骸は結局、何だったのか?
カメルーンが行った呪術の証拠か、たまたま空から落ちてきたのか、それともジンバブエの監督がポケットから出したものか。正体は不明のままらしい。

このリアル『呪術廻戦』に日本のネットの反応は?

・サッカーのアフリカって
昔からこのネタずっとやってるな
・サッカーのルールブックに魔術を使っちゃいけないとは書いてないからなあw
・日本代表も八咫烏エンブレムです
神様の化身です
・高校サッカーでPKの時に手を合わせて祈ってるやつ
あれも一種の呪術でしょ?
・アフリカってこんな事ばっかやってっからW杯でベスト4以上になれないんだよな。
・日本のチームだって神社で必勝祈願で祈祷してるやん

 

 

アフリカで黒魔術が盛んに行われていることは事実だ。
サッカーの試合でも必勝を期して、呪術の力を借りることがガチである。
2017年のU―20アフリカ・カップで「セネガル vs ザンビア」の試合が行われたときには、セネガルの選手が靴下から呪いの人形を取り出してザンビアのゴールに投げ込み大騒ぎになった。
2014年にはガーナの呪術医が4匹の犬を使って精霊を作り上げ、ポルトガル代表のロナウド選手に「呪いをかけて怪我をさせた」と話して話題になった。

2002年のアフリカネーションズカップでは、カメルーンのNkono(ヌコノ)選手が試合直前に「ピッチ上で黒魔術をした」という疑いで、なんと警察に逮捕されている。

これがそのイギリスBBCの記事(Thursday, 7 February, 2002)

There was speculation that the the object was a black-magic charm aimed at helping Cameroon’s cause.

Nkono in ‘black magic’ claim

 

2010年のW杯・南アフリカ大会では、日本と対戦したカメルーンが呪術師を連れてきたことが問題になった。

「サッカーのルールブックに魔術を使っちゃいけないとは書いてないからなあw」という書き込みがあったけど、こんなことが何度もあったことから、アフリカ・サッカー連盟は「試合での呪術は禁止します!」と各国に通達をだした。

今後、日本代表がアフリカのチームを試合をするときには、陰陽師を連れて行ったほうがいいようだ。

 

 

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1 個のコメント

  • > 今後、日本代表がアフリカのチームを試合をするときには、陰陽師を連れて行ったほうがいいようだ。

    韓国チームには、ムーダン(巫堂)を連れてくるよう推奨しましょう。
    まーでも、南米諸国の応援団がよくやる「PKの際にレーザー光線で敵ゴールキーパーの目をくらまして守備妨害」よりは、呪術の方がよほどマシかな。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。