今月16日にアフリカで行われたサッカーの試合で、カメルーンがジンバブエに1-0で勝利した。
これだけなら「で?」っていうツッコミは必至なんだが、これには実にアフリカらしいオチがあって、イギリス紙『The Sun』によるとカメルーン代表は試合に勝つために“呪術”を使用したという。
ピッチ上に「不自然に置かれていた」コウモリの死骸を見つけたジンバブエ・チームの監督は、「カメルーンが呪術を使ったに違いない!」と主張した。
これがその証拠写真(らしい)。
Zimbabwe national team coach Zdravko Logarusic has accused the Cameroon national side of witchcraft, after a dead bat was found on the pitch during their 1-0 loss to Cameroon yesterday.
Definitely the only logical explanation… 😂
(Via: @goal) pic.twitter.com/Y9NKBHToIF
— Oddschanger (@Oddschanger) January 17, 2021
カメルーンでは地元のラジオパーソナリティーがこれを完全否定。
ジンバブエの監督を「道化師」と呼んで、負けたから責任逃れをしたいだけだろうと言う。
ではスタジアムに落ちていたコウモリの死骸は結局、何だったのか?
カメルーンが行った呪術の証拠か、たまたま空から落ちてきたのか、それともジンバブエの監督がポケットから出したものか。正体は不明のままらしい。
このリアル『呪術廻戦』に日本のネットの反応は?
・サッカーのアフリカって
昔からこのネタずっとやってるな
・サッカーのルールブックに魔術を使っちゃいけないとは書いてないからなあw
・日本代表も八咫烏エンブレムです
神様の化身です
・高校サッカーでPKの時に手を合わせて祈ってるやつ
あれも一種の呪術でしょ?
・アフリカってこんな事ばっかやってっからW杯でベスト4以上になれないんだよな。
・日本のチームだって神社で必勝祈願で祈祷してるやん
アフリカで黒魔術が盛んに行われていることは事実だ。
サッカーの試合でも必勝を期して、呪術の力を借りることがガチである。
2017年のU―20アフリカ・カップで「セネガル vs ザンビア」の試合が行われたときには、セネガルの選手が靴下から呪いの人形を取り出してザンビアのゴールに投げ込み大騒ぎになった。
2014年にはガーナの呪術医が4匹の犬を使って精霊を作り上げ、ポルトガル代表のロナウド選手に「呪いをかけて怪我をさせた」と話して話題になった。
2002年のアフリカネーションズカップでは、カメルーンのNkono(ヌコノ)選手が試合直前に「ピッチ上で黒魔術をした」という疑いで、なんと警察に逮捕されている。
これがそのイギリスBBCの記事(Thursday, 7 February, 2002)
There was speculation that the the object was a black-magic charm aimed at helping Cameroon’s cause.
Nkono in ‘black magic’ claim
2010年のW杯・南アフリカ大会では、日本と対戦したカメルーンが呪術師を連れてきたことが問題になった。
「サッカーのルールブックに魔術を使っちゃいけないとは書いてないからなあw」という書き込みがあったけど、こんなことが何度もあったことから、アフリカ・サッカー連盟は「試合での呪術は禁止します!」と各国に通達をだした。
今後、日本代表がアフリカのチームを試合をするときには、陰陽師を連れて行ったほうがいいようだ。
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コメント
コメント一覧 (1件)
> 今後、日本代表がアフリカのチームを試合をするときには、陰陽師を連れて行ったほうがいいようだ。
韓国チームには、ムーダン(巫堂)を連れてくるよう推奨しましょう。
まーでも、南米諸国の応援団がよくやる「PKの際にレーザー光線で敵ゴールキーパーの目をくらまして守備妨害」よりは、呪術の方がよほどマシかな。