では、前回の続き。
名古屋人が「名古屋は魅力がない」と、とても低く評価していることについて。
全国の主要8都市のなかで、名古屋が「最も魅力に欠ける街」に選ばれた。
これに名古屋市にショックを受けてこれ、市は対策会議を開いたという。
そんな名古屋の魅力や誇りにできるのは、「人」だと思う。
日本の歴史を変えた織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の３人は、今の愛知で生まれている。
織田信長と豊臣秀吉は尾張（名古屋）で、徳川家康は三河の出身だ。
名古屋でおこなわれる「名古屋まつり」は、このことを強く意識している。
このまつりのメインは、この３人だ。
名古屋まつりは、昭和30年に始まった名古屋の秋を彩る最大の祭です。
まつりのメインとなる豪華絢爛な行列では、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑が約600人を従えて行進する郷土英傑行列のほか、歴史と伝統に彩られた指定文化財「山車揃」や市文化財「神楽揃」、華やかなフラワーカーなども登場します。
織田信長と豊臣秀吉はともかくとして、三河の徳川家康までも名古屋まつりで「郷土の英雄」にしているのは、ちょっと強引な気がする。
でも、そいうことだったから、この記事のタイトルにも家康を入れている。
ＳＫＥの松井じゅりなさんも、信長・秀吉・家康の３人が愛知で生まれたことをアピールしていた。
この前Youtubeで火曜曲の口げんかを見て、SKEの松井じゅりなが「信長も秀吉も家康もみんな愛知県出身なんだよ！！」って言って・・・そこで初めて知ったんです！
信長・秀吉・家康の３人が日本の歴史に与えた影響は、もうはかり知れないし、この３人は今でも人気がある。
名古屋の人が日本をつくったこの３人を誇りに思ったとしても、不思議でも不自然でもないと思う。
ちなみに、こんな言葉をご存じだろうか？
「信長が餅をついて、秀吉が捏ねて、家康が食べる」
信長が強大な戦国大名を次つぎと倒し、豊臣秀吉が天下を統一して、家康がその土壌に江戸幕末という長期政権を成立させた。
「家康がおいしいところをいただいた」ということ。
これから書くことは、個人的な感想やただの話のネタぐらいに思って。
正確な事実というものではなくて、「そういう見方や話もある」というていどのこと。
名古屋人には、「名古屋は別格」と考えていてエラそうなところが少ないと思う。
名古屋は、世界的にも知られた国際都市で日本有数の大都市でもある。
そんな大都会に住んでいるわりには、名古屋人は三重や岐阜といったまわりの県を見下すようなことがないと思う
名古屋を中心に考えていないし、上から目線もない。
謙虚というか穏やかな印象を受ける。
その理由が、「名古屋人は、名古屋を低く評価している」ということに関係があるように思う。
名古屋を大したところだと思っていないから、名古屋人にはエラそうなところがない。
これは仮説です。
ハッキリ言って、京都人にはこれがない。
ボクは京都に４年間住んでいたけど、京都人には京都中心主義のような考え方があって、大阪や滋賀よりも「ワンランク上」と思っている人が多いように感じた。
京都の人は、大阪人と一緒に「関西人」と分類されることをイヤがる。
関西弁の話をしても、「でも、京都と大阪では言葉が違いますけどね」ということをサラリというかチクりと言う。
でも神戸人なら、京都人と「同格」だと認めているように感じる。
さらにいえば、京都人のなかには「京都とは京都市だけ」と考えている人もいた。
京都府にある他のところは「地方」であって、京都だとは認識していない。
神奈川県民から話を聞くと、横浜人は神奈川県のなかでも横浜を「別格」と考えているらしい。
そのためか、「神奈川カースト」という言葉までもがある。
ナンバープレートの格付けは、横浜＞＞湘南＞相模（時々相撲と間違えられる）＞＞＞＞川崎（by よこすか市民）
神奈川で都会人と名乗っていいのは、横浜·川崎·相模原·大和の住民だけである。ただしもちろん田奈とか岡上とか田名とか渋谷とか例外もある。
神奈川県民は東京より上だと思っている人（横浜市民に多そう）と圧倒的に下と思っている人（それ以外）でくっきり分かれそう。
これを見ると、横浜人以外の神奈川県民もそれを認めているようだ。
名古屋人は大都市名古屋に住んでいても、自己中心的な考えや上から目線なところが少ない。
これも、「名古屋には大した魅力がないから」と、名古屋人が名古屋を低く評価しているからだと思う。
念のため、もう一度くり返すよ？
この部分はボクの印象で書いたから、人によって見方はまったく違っているかもしれない。
「名古屋人は他の大都市の人よりも、まわりの地域を見下すことが少ない」という点だけについて書いたから、それ以外の名古屋人の性格は別の話。
おまけ
最近、こんな調査もあった。
「行きたい場所」はすぐに思い浮かびますが、「行きたいと思わない場所」って全然思いつかないですよね。
無関心ゆえに思考に上がってこないって事なんでしょうが、逆に気になってしまいます。そこで今回は「別に行きたいとは思わない都道府県」を調査・ランキングにしてみました。
多くの人から1番無関心に思われてしまった都道府県は、一体どこだったのでしょうか？
ランキングは、以下のとおり。
1位 茨城県 67票
2位 群馬県 62票
2位 佐賀県 62票
4位 山形県 56票
5位 栃木県 49票
6位 福島県 46票
7位 島根県 44票
8位 埼玉県 43票
8位 山口県 43票
8位 徳島県 43票
このなかには、愛知は入っていない。
浜松には、名古屋まで買い物に行く人がよくいる。
買い物については、名古屋は間違いなく魅力的。
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