【ワイルドだろ?】大雨で韓国・インドでパニックになったこと

 

過去100年で最悪レベルの大雨に見舞われ、韓国の首都ソウルは水浸しになってしまった。

 

 

この豪雨で10人近い死者が出て、浸水で店をメチャクチャにされたオーナーは数えられないほどいる。
ただソウルにいる知人が言うには、こんな“水没状態”はソウル全域ではなくて、その人が住んでる北部はまったく問題なく、ツイッターを見て「まじか!」と驚いたらしい。

コンビニに水がなだれ込んだ後、カップラーメンとかの商品がプカプカ浮いている映像なら、日本のテレビでも放送することができる。
韓国ではいま、日本のテレビなら放送不可のこんな“ホラー映像”がSNSで拡散中だ。
中央日報の記事(2022.08.10)

「大きなゴキブリが一斉に群れで…衝撃的」 ソウル江南駅マンホールのホラー動画=韓国

大雨によって下水が逆流し、数百匹のゴキブリの群れがマンホールから一斉に地表へ出てきたという。
ユーチューブでは「リアルタイム江南駅ゴキブリ出没状況」といったタイトルの動画があげられて、黒い虫がウジャウジャとうごめく様子に、人びとが言葉を失うほどの衝撃を受けている。
ボクもその画像を見た。
真夏でも心の底から震えるような恐怖映像で、とてもじゃないけどここには載せられない。

ただこれぐらいなら、日本でも起こり得る。
想像を超えるような大雨が降って大量の水が地下に流れ込んだら、数百匹という数は分からないが、日本でも「G」が出てくることはあり得ない話ではない。
でも、インドは異世界だ。

 

少し前に記録的な大雨が降った後、浜松に住んでいるインド人と話をする機会があった。
話は当然、「いやー、あの雨はすごかったねー」という話題になる。
近くの川の水があふれて道路が冠水したから、湖の中を車で走ってる気分だったとボクが話すと、インド人は「わたしは靴を持って裸足で歩きましたよー」と笑う。
彼の出身の南部タミルナドゥ州では、大雨が降って道路が水没することは珍しいことじゃない。
こういう機会があると、すぐに街中の水が引いていくのを見て「やっぱりインドと違って、日本の排水能力はスゴイですね!」と彼は感心する。
そんなインド人と話をしていて、思わず二度聞きしたコトがあった。

大雨が降る。→これは日本でもよくある。
冠水して道路が見えなくなる。→これも日本では珍しくない。
するとワニが入り込んでくる。→は?

これについては実際の映像を見てもらったほうが早い。

 

 

インドにはワニの生息する川があって、そこが洪水になると、こんなワイルド現象が起こることもある。
知人はそんな光景を目にしたことはないが、親は雨上がりの道路をワガモノで歩くデカいワニを見たし、水と一緒にワニが家の中に入ってきたという話を聞いたことがあるという。

インドでは大雨が降ると人間界と自然界との境界線がなくなって、キケンな生物が住宅地に侵入することがたまにあるらしい。
ワニの他にも、毒ヘビが流れこんできやがることも。

川か湖かそれとも別のところか、流出元は不明ながら、たしかにその手の「ワニ映像」はユーチューブにいくらでもある。

 

 

 

 

後日、北部のデリー出身のインド人から話を聞くと、「それは一部のところだけで、インド全土であることじゃないよー」と笑われた。
彼はデリー市内で、大雨のせいでバスが動けなくなって、中から乗客が出てくる光景は見たことがある。
でも、さすがにワニや毒蛇はないと言うから、この現象は「インドあるある」と言うほど一般的なものではないらしい。

どんなに大雨が降ったとしても、日本や韓国なら「マンホールからG」ぐらいが限界だろう。
付近の川からワニが流れ込んできて、それを自然に帰す作業が必要になることはあり得ない。

 

雨が降って街が冠水したらいっそのことガンジス川のように、沐浴をするというのはどうだろうか。

 

 

【インド人が見た日本】遅れてる/素晴らしい!と思うところ

外国人から見た不思議の国・日本 「目次」

「インド・カテゴリー」の目次 ①

「インド・カテゴリー」の目次 ②

「インド・カテゴリー」の目次 ③

 

2 件のコメント

  • 東京にもこんな豪雨被害が起きますか。
    ソウルのこの水難は金持ちが住むという江南(KANG NAM)で起きたというのが衝撃的です。
    ニュースで日本で起きる水害の場面はたびたび見てきましたが、大韓民国の首都でこのようなことが起きる姿を見ると呆然としています。韓国の問題点がどんどん出てきますね。

  • 豪雨は降りますが、東京でここまでの被害は想像できませんね。
    ただ「100年に1度」という規模だとわかりません。
    ソウルの場合は排水能力に問題があるように思います。

  • コメントを残す

    ABOUTこの記事をかいた人

    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。