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韓国でも「君の名は。」が大ヒットしている。
アニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)が韓国でも大ヒットしている。公開された今月4日から17日まで観客数は14日連続で1位。19日時点で計278万人あまりに達した。日本のアニメ映画としては、韓国でこれまで最もヒットした「ハウルの動く城」(宮崎駿監督)の301万人を上回る見通しだ。
あれ?
でも日本と韓国は今、慰安婦像が建てられた問題で関係が悪いんじゃ?
と思ったら、
日韓関係は釜山の日本総領事館前に設置された「少女像」の問題で悪化している。こうした中でヒットしている理由について、配給会社幹部は「歴史は歴史、政治は政治、映画は映画、アニメはアニメだ」と話している。
これをもう少し正確に言うと、「反日は反日、金儲けは金儲け」ということ。
いつもの韓国です。
この「君の名は。」の大ヒットを受けて、韓国ではこんなパロディ―も登場した。
韓国と北朝鮮の最高指導者が入れ替わったら?
S-KOREA(2017年01月17日)から。
南北首脳の体が入れ替わる!? 『君の名は。』のパロディー『君の権力は。』の中身と驚愕の“オチ”
2人そっくりの漫画が書かれたポスターがツイッターに上げられると、すぐに8000リツイートされた。
その際、タイトル部分には、『君の権力は。』とつけられており、「父から始まった××のような権力の話」「2人ともくたばれば良い」などという辛らつなキャッチフレーズが並ぶ。
ではでは、韓国人が誇りにしている「漢江の奇跡」についての続き。
念のために確認しとこう
漢江の奇跡とは、こんなもの。
漢江の奇跡(ハンガンのきせき、かんこうのきせき)は、朝鮮戦争で壊滅的打撃をうけていた大韓民国が短期間で成し遂げた急速な復興および経済成長と民主化を指す。東アジアの奇跡の中でも顕著な経済成長の達成例の一つ。
(ウィキペディア)
日本でいうなら、昭和の高度経済成長のようなもの。
韓国人がこの経済成長を「すばらしい!」と思うことはいい。
「我われはやればできる!」と、元気の素として利用することもいい。
韓国人と日本人の大きな違いに、愛国心や自尊心の強さがある。
なんせ、徴兵制がある国だから。
愛国心や自尊心の高さが理由の1つになっていると思うけど、韓国ではこうやって自分たちを励ますことがよくある。
韓国の国内で、国民の自尊心や愛国心を刺激して元気をだすのはいい。
けど、それをそのまま海外に当てはめてしまうと、「自慢」になってしまうことがある。
先ほどの漢江の奇跡でいえば、韓国人はこれを「発展途上国は手本にするべき」と考えている。
たとえば、こんな感じ。
朝鮮日報(2016/10/25)から。
OECD事務総長「韓国は途上国の手本」 韓国外相と会談
また「韓国が卓越した開発政策を施行し、漢江の奇跡と呼ばれる発展を遂げた経験が、多くの開発途上国にとって手本になる」とした上で、農村改革では、韓国の「セマウル運動」が模範として注目されているため、同分野における韓国との協力が今後拡大することを期待すると話した。
また、ベトナムにはこんな感じ。
朝鮮日報(2016年09月21日)から。
【寄稿:朝鮮日報】プライドを失った民族と国に未来はない
アジアの「新たな虎」として台頭してきたベトナムは今年、世界銀行基準で初めて「中進国」の仲間入りを果たした。
ベトナムにとって韓国の「漢江の奇跡(1970年代の高度経済成長)」は羨望の対象であり、学ぶべき対象でもあった
ベトナムは、漢江の奇跡を「うらやましい」「あこがれる」といっているらしい。
ホントかな?
菅官房長官のように、「そのような事実はない」とか言われない?
韓国人が鼻高々に何かを言うと、それがそのままブーメランでとなって返って来て自分がダメージを負うというのは、もはや完成された韓国の芸。
さらに、ラオスにはこんな感じで書いている。
中央日報(2016年09月13日)から。
今回のラオス公式訪問は韓国の経験を見習って発展を図ろうとするラオス国民の意志を目で確認した契機であった。2国間協力の基盤の中で「漢江の奇跡」が「メコン川の奇跡」に続いていくことを待ちこがれている。
日本人と韓国人にはいろいろな違いがある。
特に、韓国人の自尊心や愛国心の高さや強さでは、日本人は韓国人に絶対に勝てない。
この点は、日本人も韓国人を見習ってもいい。
でも、韓国の新聞を読んでいると、時どき「やや上から目線」で東南アジアの国々を見ているような気がする。
ソウルに3年間住んでいたジャーナリストの五味洋治氏はこう語る。
日本だけではない?“嫌韓”が世界中に広まっている!(1)東南アジアで見られた韓国人の差別意識
「88年のソウル五輪の成功や、急速な経済発展を遂げたことで世界に肩を並べたと自負し、傲慢な態度が目立つようになりました。韓国人は、自分たちが最も正当で優秀な民族だと思っています。歴史的にも儒教の伝統があり、国同士だけでなく、人間関係も上下関係がハッキリしているため、自分たちより貧しいと判断した国や人種を見下すのです」
経済発展途上にある東南アジア諸国への横暴は目に余るほどで、昨年9月には韓国国内では、カンボジア人移住労働者への“虐待”が明らかになった。
ここにある「急速な経済発展を遂げたこと」というのは、漢江の奇跡のこと。
経済発展途上にある東南アジア諸国への見方も、自尊心や愛国心の裏返しだろう。
日本の新聞と韓国の新聞を読み比べると、東南アジアの国々に対する見方の違いを感じる。
それが記事の書き方の違いに出ている。
日本の新聞で先ほどの韓国の新聞のような記事を見たことがない。
たとえば、日本の新聞記事でこんなものがあったらどう感じる?
「ベトナムにとって日本の高度経済成長は羨望の対象であり~」
「日本の経験を見習って発展を図ろうとするラオス国民の意志を~」
ボクには、これだと「言い過ぎ感」があって上から見ているように感じる。
やっぱり、ダメだね。
こんな書き方は、日本人の感性には合わん。
日本の新聞なら、もうちょっと控え目な表現をすると思う。
それか、欧米人にほめられて喜ぶか。
昔アメリカ人に、「ジャパン アズ NO.1」と言われて喜んで小躍りしていたように。
戦後の日本経済の高度経済成長の要因を分析し、日本的経営を高く評価している。
(中略)日本人が日本特有の経済・社会制度を再評価するきっかけのひとつとなり、70万部を超えるベストセラーとなるなど、一世を風靡した。現在でも、日本経済の黄金期(1980年代の安定成長期、ハイテク景気〜バブル景気)を象徴的に表す語としてしばしば用いられる。
(ウィキペディア)
韓国人は、自分たちを誇りに思う気持ちが強い。
だからそのぶん、他の国に対しては大きく出たり強い態度で出たりするところがある。
日本人との違いで、このへんの意識の違いをよく感じる。
日本人も韓国人の自尊心や愛国心の高さを見習ってもいいけど、この点には注意しなきゃ。
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