前にこのブログで、女優のズーイー・デシャネルがプライベートでランドセルを使っていることを紹介した。
2014年3月ごろ、ズーイーが赤いランドセルを背負った写真が出回り、若い人たちの間でもランドセルを身に着けることの流行のきっかけの一つとなった。
「ウィキペディア」
ハリウッド女優がランドセルを背負うとサマになる。
その画像はこのサイトを見てほしい。
こうしたスターやアニメの影響で、海外でも日本のランドセルの人気が高まっているらしい。
今回は、そんなランドセルの歴史(始まり)について書いていこうと思う。
そもそも「ランドセル」という言葉はどこの国の言葉で、日本でいつどのようにして生まれたのか?
ミャンマーで見たデスノートかばん
でもその前に、ランドセルの外国での反応をもう少し紹介したい。
外国でランドセルは子ども用ではなく、大人が自分の荷物を入れるために使われていることも多いらしい。
ランドセルを見た外国人が、ネットでこんなやり取りをしている。
「海外反応! I LOVE JAPAN」の記事(2017年03月21日)から。
・これってノートPCを入れるのにも使えるかな?
・↑パソコンを入れるにはちょっと小さいかも。
ランドセルは日本の小学生が使うように設計されてる物だからね。
MacBook AirやIPADなら入ると思うよ。・↑自分もランドセルを買っちゃったんだけど、自分が仕事用に使ってるノートPCは収納できたよ。
iPadやタブレットくらいしか入らないかなと思ってたから驚いたよ。
ランドセルを仕事用で使うという発想が日本とは違う。
世界に広がる日本のランドセルは、お盆の今が販売のピーク。
時事通信にそんな記事(2017/08/12)があった。
来春入学用のランドセル商戦がお盆にピークを迎える。水色やピンクなどカラフルで、凝ったデザインが定着する中、今年は大容量や忘れ物対策など機能を強化した商品が注目を集めている。価格は5万円前後から7万円前後が多い。
「ランドセル商戦、ピーク=大容量、高機能が人気」
ボクが小学生のころは、ランドセルといえば男は黒で女は赤と決まっていた。
けど今では、そんな常識は完全に消え去っている。
様々な色のランドセルはあたり前で、今では機能で他のランドセルと差をつけている。
上の記事に「大容量」と書いてあった。
ランドセルに入りきらない荷物を手で持つ必要がないように、「たっぷり収納」にしたらしい。
他にもベルトが付いていて、背負う・肩にかける・手に持つという3通りの使い方ができるランドセルもあるとか。
ランドセルは日本独特のもの。
「ランドセル」という言葉は、オランダ語の「ランセル」から生まれた。
「ランセル」とは、軍隊で軍人が背負う「背(はい)のう」のこと。
背のうの中には、食べ物、弾薬、衣料など、戦争で必要な物を入れていた。
背のうは今でいうリュックサックに近い。
日本の学校で、初めてランドセルでの登校が始まったのは学習院だった。
学習院で生徒・児童の通学の際に背嚢(ランドセル)を負わせるようになったのは、明治18(1885)年5月からで、学用品携行のために背嚢を採用したのは、日本では学習院が最初であった。
この背のうが今のような箱型のランドセルになったのは、明治20年のとき。
大正天皇が学習院にご入学されたときに、そのお祝いとして伊藤博文が箱型の通学かばんを献上した。
これが現在のランドセルの始まりとされている。
インドの小学生
日本のランドセルは、もともとはヨーロッパの軍隊が使っていた用品から始まっている。
だから、ヨーロッパ人がランドセㇽを使うというのはじつは里帰りだ。
この記事は下のサイトの記事を参考をしました。
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