世界よ、これが日本人の創造力だ。外国人を驚かせる日本の文化。

 

日本へ旅行に来る外国人が、楽しみにしていることは何だろう?

 

これは「ロンリープラネット」というガイドブック。

日本のガイドブックとしては、世界でもっとも有名なもの。
日本を旅行する外国人が持っているガイドブックの中では、きっとこれが一番多い。

 

 

このロンリープラネット・ジャパンの中で、「日本旅行の楽しみの半分は、日本の料理を食べること」と書いてある。
多くの外国人にとって、日本旅行の最大の楽しみは「日本の食」だろう。

ここには、こんなことも書いてある。

「もしあなたが母国で日本料理を食べていたとしても、日本で食べる日本料理はちがう。そのおいしさにきっと驚くだろう」

 

どうせ海外に行くのなら、自分の国では食べられないものを食べたい。
それは日本人も同じ。

ボクが好きな食べものに、タイのトムヤムクンラーメンがある。
タイのトムヤムクンと日本のラーメンを合わせたラーメンで、日本では食べたことがない。

この組み合わせの意外性が印象的だったけど、味もよかった。

でも、このトムヤムクンラーメンはタイで生まれたものだと思っていたら、実は日本生まれらしい。
「ティーヌン」という東京のラーメン屋がつくったと書いてある。

ティーヌンはまだタイ料理店がめずらしい1992年、高田 馬場から約10分の早稲田通りにタイ国ラーメン&タイ国 料理の店としてオープンいたしました。
タイ料理に惚れ込んだオーナー涌井がその代表的なタイのスープ
トムヤムクンと、ラーメンをコラボレートできないものかと試行錯誤を重ね、ついに誕生させたものがトムヤムラーメンです。

トムヤムラーメンStory

 

日本に来る外国人が驚くものに、「日本独自の組み合わせ」がある。

日本人はこれが得意。
あるものとあるものをくっつけて、新しいものをつくってしまう。
日本人にはそんな創造力がある。

 

例えば、これはアメリカ人が見つけて驚いていた「うなぎコーラ」だ。

 

そのアメリカ人は、「うなぎにコーラ・・・。マジかよ?」と信じられない思いがしたらしい。

それを飲んだ後、こんな文をつけてSNSに投稿していた。

Eel-flavored cola! It tasted more like cola than eel, unfortunately

うなぎコーラ!残念なことに、うなぎよりコーラの味のほうが強かったけど

 

また、日本にいるイギリス人はSNSにこんな写真を投稿をしていた。

 

イチゴのキットカットなら日本人には珍しくもなんともない。

でもキットカットの母国、イギリスにこんな組み合わせはない。
だからイギリス人にとってはこれが驚きになる。

イギリス人はこんな文を書いていた。

Strawberry kit Kats and cheese fondu Pringles…..god I love this country’s snacks.

イチゴのキットカットとチーズフォンデュのプリングルズ・・。
神よ、この国のお菓子を愛しています。

この写真を見た母国のイギリス人の反応がこれ。

That looks awesome!! Xxx
STRAWBERRY KIT KATS!!!!!

すげええ!
イチゴのキットカットだああ!!!

 

「いちご大福」に驚く外国人も多い。

この動画によるといちご大福は今、カナダに進出している。

 

この動画にはこんなコメントがあった。

two of my favourite things! fruit and mochi!!

わたしの好きなものが2つ!フルーツとモチ!!

今のところ日本は、サッカーでは世界を驚かすことはできていないけど、食べものなら確実に外国人の度肝を抜いている。

 

 

日本人はむかしから、いろいろなものを組み合わせて新しいものをつくることが得意だった。

日本のものと西洋のものをバランスよく取り合わせることを「和洋折衷(わようせっちゅう)」という。

日本人はこの和洋折衷をよくやる。
この記事のはじめに紹介した「うなぎコーラ」もそんな和洋折衷の1つ。

 

イチゴキットカットはちがうけど、「八ツ橋キットカット」は和洋折衷だ。

 

ラー油にラムネは、中洋折衷。
キムチにラムネは、韓洋折衷。
カレーにラムネは、印洋折衷。

 

日本人による和洋折衷の代表的な例に「アンパン」がある。

西洋からきたパンにあんこを組み合わせて、日本独自のアンパンをつくった。
ノンフィクション作家の佐山和夫氏がこう書いている。

西洋のままの食パンではさほどでもなかったものが、中に飴をいれるという日本式の新機軸で一般の人気を集めているのが面白い。見事な和洋折衷ーである。
食品における和洋折衷の例にはトンカツもあるが、普及の度合いにおいて、とてもアンパンにはかなわない。

「野球とアンパン (講談社現代新書) 佐山和夫)」

このアンパンを初めてつくったのが木村屋だ。

日本人になじみ深い酒種発酵種とあんと桜、そこに西洋のパンが加わったことで、当時の文明開化をイメージさせる和洋折衷のパン・あんぱんが生まれたのです。

あんぱんの起源は木村屋総本店!あんぱんの歴史をひも解こう

朝日新聞の記事でも、「こうした創造力が日本らしい文化だ」としてアンパンが紹介されている。

片山さんによると、あんパンやクリームパンなど、具を包むタイプは「日本独特のパン」だという。「日本のパンは、海外から来たものをカスタマイズするのが好きな日本らしい文化の表れでは」と話す。

「パンこそ日本らしい文化では」 パン屋さんたちの憤り

ちなみに今、4月4日は「アンパンの日」になっている。

その理由は知ってましたか?

アンパンが日本に広がった大きな理由は、明治天皇が召し上がってアンパンをお気にめしたから。
明治天皇がアンパンを召し上がった日が4月4日だから、この日が「アンパンの日」になった。

メロンパンも日本で生まれた菓子パンといわれている。

 

日本に3年間いてアメリカに帰ったアメリカ人が、こんないちご大福をつくっていた。

「Today I made strawberry mochi.」

 

でも、なかには「それってどうなん?」という組み合わせもある。
寿司とキットカットのコラボには、日本人だけど驚いた。

画像はこの記事を見てほしい。

外国人「日本、勘弁してくれw」銀座で世界初の「寿司キットカット」を発表→海外「正直食べてみたい!」 海外の反応

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。