「ブーメラン現象」という言葉がある。
相手に言った言葉が戻って来て、自分がダメージを受けたり苦しんだりする。
韓国にはそんなブーメラン現象がよく起こる。
「お家芸」といってもいい。
最近では、韓国側が慰安婦問題を持ち出して日本に反省や謝罪を求めると、「じゃあ、ライダイハン問題はどうなるんだ?韓国こそ反省しろ」と日本や他の国の人からツッコまれるケースを見る。
ところで、「ライダイハンってなに?」という人もいると思う。
産経新聞の記事(2018.6.7)にあった説明を見てみよう。
ベトナム語で「ライ」は「混血」、「ダイハン」は「大韓」を意味し、韓国人とベトナム人女性の間に生まれた子供を指す。英民間団体は、ベトナム戦争当時に派遣された韓国兵らが現地の女性数千人に性的暴行などを行い、その結果生まれたライダイハンが約1万人いると主張。正確な人数は明らかになっていない。韓国政府は事実関係を認めず、謝罪を行っていない。
とてもとても書きにくいことなんだが、
ベトナム戦争のとき、韓国人兵士がベトナム人女性に性的暴行(レイプ)などをしたことで、韓国人とベトナム人の混血児(ライダイハン)が生まれてしまった。
そうしたライダイハンが、ベトナムに1万人もいるらしい。
いったい何人のベトナム人女性が犠牲になったのか。
当然のことながら、韓国人はこの問題を指摘されるのを嫌う。
だから、イギリス人がこういうことをすると、とても困るし怒る。
アメリカにいる韓国系住民がワシントンの連邦議会議事堂で、少女像の「特別展示」をしようと計画した。
すると、それにぶつけるように、ライダイハン問題を追及するイギリスの市民団体「ライダイハンのための正義」がこんな動きに出る。
展示会場で韓国の責任糾明を訴える計画を立てていることが6日、分かった。同問題を象徴する「ライダイハン像」を展示会場に持ち込む予定という。
ライダイハン問題は韓国とベトナムの問題のはず。
・・なんだったのだけど、これが女性の人権問題として世界に広がり、「自分たちが解決すべき問題」と考えるイギリス人も多い。
日本による韓国人女性への人権侵害を訴えようとしたら、韓国によるベトナム人女性への人権侵害を糾弾されてしまう。
しかも、米ワシントンの連邦議会議事堂でイギリスの市民団体から。
日本に心からの反省と謝罪を求めようとしたら、「韓国はそれをベトナム人女性にしろ」と言われてしまう。
これがブーメラン現象で、韓国では日本の問題でよくこういうことが起こる。
少女像の近くでライダイハン像を設置されたら、韓国側はどう思うのか?
それは一種の”鏡”なんだから、自分たちのしていることをよく考えてほしい。
こちらの記事もどうですか?
なぜ少女像という?
慰安婦像でしょ
全くその通りです。
慰安婦に中学生のような「少女」がいたという根拠はありませんから。
ただこの記事では、「困った韓国」という韓国視点からこうしました。
それにこのほうがライダイハン像との対立も強調されると思います。
物乞いが物乞いをして何が悪い
自立してほしいですね。
*いまはポリティカル・コレクトネスで表現の規制が厳しい時代ですので、ここに載せられるよう表現を変えさせてもらいました。
慰安婦は ですから となります
ポリティカル・コレクトネスの厳しい世の中ですから、ここで表示できるのはこれぐらいです。
悪しからず。
韓国の旗、戦犯旗ですよね~
「戦犯旗」というのは韓国独特の概念ですね。