だから言わんこっちゃない。
余計なことをするからこんな反撃をくらうんだ。
「余計なこと」というのは、朝日新聞の記事(12月15日)に書いてあること。
韓国中学生から?竹島教育批判41通、島根の中学に届く
記事には「韓国の女子中学校の生徒を名乗る人物から」とぼかした表現をしているけど、韓国メディアの報道によって、竹島教育を批判する手紙を書いたのは韓国の中学生と分かっている。
日本の学校は「竹島は日本固有の領土です」という領土教育をおこなっている。
でも韓国人にはこれが気に食わない。
「違いは違いで仕方ない」ですませればいいのに、韓国の中学校教員はいらないことをする。
生徒に日本の領土教育を批判する手紙を書かせて、島根県の中学校に送らせた。
と、この記事では書くことにする。
「41通の手紙は、生徒が自発的に書いて送ったもの」という主張は信じられないから。
「それは子供がやったことです」と言って教師が逃げるのを認めたくないから。
韓国の中学生が島根県の中学生に送った手紙には、こんなことが書いてある。
・独島が初めにわが領土になったのは西紀512年です。その後、世宗実録地理誌、高麗史地理誌などに独島が朝鮮領、即ち韓国領であることが記録されています。
・あなたたちが本当のことを知れば、あなたたちは理解できるでしょうし、あなたたちの政府に逆らうかもしれない。独島は韓国の領土。読んでくれてありがとう。
以上は島根県が公開した資料から。
韓国の中学校から県内の中学校へ届いた竹島教育に関する葉書への対応について
意外だったのは、島根県側がこれに“反撃”したこと。
竹島問題にくわしい専門家が韓国側の主張を論破したうえで、中学生や学校側に文献批判をおこなうよう提案する。
そして、「文献批判の成果に関する報告を待っています」「また手紙を送ってください」といったことを書く。
生徒に日本の領土教育を批判する手紙を送らせたら、専門家から反論が返ってきた。
学校側はやぶ蛇というか、やぶをつついたらコブラが出てきた気分だろう。
韓国メディアがこれを取り上げて、全国的な話題になってしまう。
たとえばこんな記事(2018.12.19)がある。
조치원여중 독도 항의 편지, 일본 측 답장 뜯어보니..
日本側の手紙に学校はどう対応するのか?
韓国国民の注目が集まっても、学校側は何もできない。
今回の騒ぎをおこした教員は、こんな騒ぎになるとは予想していなかっただろう。
島根県が生徒の手紙を日本語に翻訳して、ネットで公開することも。
そして日本の全国ニュースになることも。
対応に困った学校は市の教育庁に丸投げ。
すると教育庁は、
「手紙について教育庁が介入すると、生徒たちが純粋に手紙を送ったことの本質が損なわれるおそれがある」
「対応は生徒たちのレベルでするのが望ましいようだ」
と生徒に丸投げ。
「ようだ」じゃねえし。
世宗実録地理誌や高麗史地理誌などの文献を読んで、日本の専門家に反論できる人間なんて韓国全土に何人いるのか?
いまの韓国では学校の先生でも、日本人のように漢字を読めないだろう。
けっきょく最後は生徒に押しつけるというのが韓国の領土教育か。
隣国の”正しい”を自分の”正しい”に従わせようとする発想がそもそも間違っていた。
子供を道具のように動かした教員が悪い。
ということで、「また手紙を送ってください」という専門家には、この教員が責任をもって返信するべきですね。
日本のネットを見ても、韓国の先生にエールを送っている。
・子供たちが文献批判するのを教師がサポートしてやればいいやん
そのために教師がいるんじゃないの?
・せっかくの学びの機会を教師が奪ってどうすんだよ?
・これこそ歴史教育になるんじゃないの?何故やらせないの?
やらなくていいことをするから、年末に仕事を増やしてしまう。
だから言わんこっちゃない。
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