日本人ナラアタリマエ!外国人が驚く“お掃除文化”の身につけ方

 

このツイートはアジアサッカー連盟(AFC)の公式ツイッターが投稿したもの。

 

2019年のアジア杯で日本はカタールに決勝で負けてしまったけど、試合後にロッカーを完ぺきに掃除して「ありがとう」のメッセージを残して去っていった。
これにAFCが感動して上の投稿を行う。

これには「RESPECT, an awesome Japanese culture(尊敬する。すばらしい日本の文化だ)」といったメッセージが世界中から寄せられた。

くわしいことはこの記事をどうぞ。

動画で英会話 336 アジア杯・日本選手の行動に世界が拍手

 

 

「日本の常識は世界の非常識」というけど、この“お掃除文化”は世界の手本になっている。
海外にいる人は驚くけれど、日本人をよく知る外国人からしたら、これは「日本のあたり前」。

フットボールゾーンの記事(2019.02.25)で、ポーランド人選手もそう言っている。

日本の“美ロッカー”を世界称賛も… 磐田ポーランド人GKが力説「日本人には当たり前」

日本の文化をよく知るカミンスキー選手はポーランド紙「Rzeczpospolita」とのインタビューで、世界が称賛した日本代表の「完璧掃除」を当然のことと話している。

「日本人は、周りから整理・整頓が何か特別な行動だと思われていることに驚いていた。それは決して一度きりの行動ではないし、彼らにとっては当たり前のことなんだ」

“美ロッカー”なんて言葉をこの記事で知ったけど、この美ロッカーも世界の目を意識したものではなくて、日本人なら国内でいつもやっていることの延長だと言う。

「同じことがクラブチームでも起こる。誰もがそうあるべきだと考えていて、スタッフ、チームマネージャー、マッサージ師だけでなく、選手たちだって整理・整頓に参加する。これは、日本の選手たちがサッカーを始めた当初に学ぶことだ。練習場でも同様で、自分のスペースを気にかけている」

こういう日本の常識を知っている人からすれば、“美ロッカー”は特別なものでも驚くほどのものではない。

ただ、これを「日本の当然」と思っている外国人はハロウィンの渋谷には来ないでほしい。

 

2018年のサッカーW杯ロシア大会で試合後、スタジアムの掃除をはじめた日本人サポーターを見たカナダ大使館の職員が「すばらしいお手本」とツイートした。

 

こんな日本のあたり前は、あたり前のようにはできない。
幼稚園から高校までの学校教育、地域社会や親の教育によるものだ。

下のイギリスBBCのニュース(20 June 2018)で、日本をよく知るサッカージャーナリストのマッキンタイヤ氏は「It’s not just part of the football culture but part of Japanese culture」と言っている。

World Cup: Japan fans impress by cleaning up stadium

こういう掃除文化は小さいころからの積み重ねによってつくられる。
大阪大学のスコット教授は、日本人が学校で教室や廊下を清掃することでこれが習慣になっていると指摘する。

“Cleaning up after football matches is an extension of basic behaviours that are taught in school, where the children clean their school classrooms and hallways,”

 

先ほどのマッキンタイヤ氏は、「これが尊敬と礼儀によって成り立つ国の現実」で「それがサッカーでも行われただけ」と指摘。

this is the reality of a country that’s built on respect and politeness,” he laughs. “And this simply extends to doing respectful things in football.

こういう日本の“非常識”は大事にしたいですね。

 

おまけ

アメリカで、大谷翔平選手の「種を吐く様子」が注目された。
普通の選手ならそこらに「ペッ」と吐いてしまうけど、大谷選手は紙コップを用意して、吐くという行為を隠す上品さを見せたから。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。