日本で賛否両論(でも否のほうがきっと多い)のキラキラネーム。
いまネットで調べてみたら、こんな名前があった。
澄海(すかい)
日光(にこ)
永久恋愛(えくれあ)
四駄霊(よだれ)
幻の銀侍(まぼろしのぎんじ)
瑠奈アルテミス(るなあるてみす)
煮物(にもの)
爆走蛇亜(ばくそうじゃあ)
ぷもり
正義(じゃすてぃす)
ラッキー星(らっきーすたー)
姫心愛(ぴゅあ)
信将遥熊(しんじょうはるくま)
こういう名前は子供の幸せの“敵”にならないか不安。
「獅子の子落とし」のように、子供を一人前に育てるために、親はあえて試練をあたえているのか?
でも、こんなキラキラネームも最近は減少傾向にあるという。
いいこっちゃ。
実際のところ、こういう名前は就職活動にも響くというし。
子は親と自分の名前を選ぶことができない。
でも、あとから変えることはできる。
それにはとんでもない手間と時間がかかるらしいけど、最近、やっとそれができたと喜びのツイートをした人がいる。
*このツイートには個人情報があったので、加工した画像だけアップします。
この人の3月4日までの名前は「王子」。ではなくて「王子様」。
だからこの人宛てに年賀状を書くときは、「鈴木王子様様」のようになってしまう。
この名前からすると小中学校では、いじられまくりだったと想像する。
でも、役所がよくこの名前を認めたな。ホントにお役所仕事だ。
それ以前に、両親親族のなかで、ストップをかけた人は誰もいなかったのだろうか?
とにかく、前・王子様様、改名成功おめでとうございます。
1993年に親が自分の子供に「悪魔」と名付けたけれど、あとで法務省に却下されるという出来事があった。
両親はこれを不満に思って裁判に訴える。
どうしてもわが子の名前を「悪魔」にしたかったらしい。
結果的には、親が勝訴してしまった。
くわしいことは「悪魔ちゃん命名騒動」をどうぞ。
キラキラネームを付けるのは日本だけじゃない。
前にガストでイギリス人と話しているとき、英語圏でもそういう変わった名前を付ける親がいると聞いた。
欧米では伝統的に、キリスト教の聖書の登場人物にちなんで名前をつけることが多い。
男性だとマイケル、サイモン、ピーターなど。
女性ならメアリー、レベッカ、レイチェルなどいったぐあいだ。
そういえば去年、京都で会ったイスラエル人の女の子の名前は「エデン」だった。
でも、他とは違う名前を付けがる親は世界のどこにでもいる。
ガストでイギリス人に調べてもらったら、「ブルックリン」、「パリ」、「シカゴ」といった有名な地名や「バイオレット」と色を名前にするケースがあった。
他にも、「ドリーム」「ロケット」「ジャーニー」といった名前や、「culture(文化)」の「c」を変えて「kulture」という名前を付けた例もある。
変わった名前だけど、これぐらいなら、キラキラネームと言うほどかは微妙。
英語圏の感覚は分からないけど、「王子様」や「悪魔」を上回るものではないと思う。
こちらの記事もどうですか?
コメントを残す