外国人の名前で、「あれ?この人って、日本人と関係あるの?」と思ってしまうようなものがある。
たとえば、イギリス出身の超有名モデルの「ナオミ・キャンベル(Naomi Elaine Campbell)」。
「ナオミ(Naomi)」というと直美や奈緒美などの日本人の名前を想像してしまうけど、実際には日本とまったく関係がない。
「ナオミ」はキリスト教やユダヤ教の聖書に出てくる人物で、それぞれの宗教圏で女性の名前としてつけられることがある。
ナオミ・キャンベルの場合は、ヘブライ系の「ネイオミ」に由来するという。
大坂なおみ選手は日本人とハイチ系アメリカ人との“ハーフ”だから、ひょっとしたらこのナオミと関係があるのかと思って調べてみたけど、つながりは分からなかった。
他にはこの人も、「日本人と関係があるのか?」と思ってしまった。
彼の名前は「アーネスト・サトウ(Ernest Satow)」。
イギリスの外交官で、幕末・明治の日本にいて駐日公使をしていた。
伊藤博文・高杉晋作・西郷隆盛といった明治の偉人と会ったこともある日本通で、イギリスに正確な日本の姿を伝えたのもこの人。
「サトウ」と聞いたら切り餅と関係があるのかと思ってしまうけど、この「Satow」はドイツにある名前で、日本の佐藤とは何のつながりもない。
でも、アーネスト・サトウの日本名は「佐藤 愛之助」だから、使えるものは使ってる。
日本人の名前のような外国人がいれば、その逆もある。
話をきのうのサッカー「日本対ベトナム戦」に移そう。
この試合のまえ、ベトナムメディアが国民に「異例の呼びかけ」を行っていた。
「ゲキサカ」にその記事(2019年1月24日)がある。
ベトナムメディアが堂安について異例の呼びかけ?
いまアジアカップで戦っているサッカー日本代表に「堂安律選手」がいる。
堂安をアルファベットで表すと「DOAN」になる。
このベトナムメディアによると、「DOAN」はベトナム人によくある名前だから、ベトナムのサッカーファンの多くが「彼はベトナムにルーツがあるのでは?」と割とマジで考えている。
そんな誤解を解くために、メディアが「彼はDOANだけど、ベトナム人ではない」と注意を呼びかけたという。
いまのベトナム代表にいるドゥアン・バン・ハウ選手も、アルファベット表記にすると「DOAN」になる。
こうなるとベトナム人には、「堂安」と「DOAN」の違いがよく分からない。
このニュースにネットの反応は?
・これベトナム人はガチで誤解してるからな
・武藤が出たら向こうでめっちゃモテそうだけどな
ベトナムのユニ着てても違和感ない
・機動戦士ガンダム
第15話「ククルス堂安の島」
・安藤なつとよく間違える
・ウチの近くのベトナム料理屋さんがもうどんちゃん騒ぎしてるw
・名前がベトナム人ぽいなら応援してもらえていいな
ちなみにきのうのベトナム戦では、堂安律選手がPKをもらってシュートを決めて、それが決勝点になった。
ベトナム人も「DOAN」に得点されるなら本望では?
ベトナム人選手に「サトウ」や「スズキ」がいたら、「この人は日本にルーツがあるのか?」と思ってしまう日本人はきっと続出する。
そうしたら同じように、日本のメディアも「異例の呼びかけ」をするかもしれない。
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