【問題山積み】旭日旗に日本海問題、国内の反日に頭を抱える韓国

日韓両政府が過去の歴史認識について話し合い、「終わり」を確認したのに、「まだ終わっていない」と言いだして日本企業に賠償を命じる。
そんな韓国側の「約束破り」には怒りを通り越し、呆れはてた日本人は多いと思う。

最近の文政権の「反日」っぷりは常軌を逸していて、韓国の有力紙・中央日報も不安になるほどだ。

「手当たり次第反日」は国内政治に利用しやすいのかもしれないが、国民を阿呆にして国を危機に陥れる。

「手当たり次第反日」という愚民化政策=韓国

 

「愚民化政策」の影響かもしれないが、最近の韓国では、国内で湧き上がる「反日批判」に手を焼いている。朝鮮日報にこんな記事があった(2019/05/28)。

旭日旗:韓国大手コンビニ弁当、パッケージデザインを変更へ

日本でいえばセブンイレブンのような韓国コンビニ界の巨人「GS25」が売り出した弁当にあったシールに対して、「旭日旗に似ている!」という批判が寄せられ、いま騒動になっている。
韓国にとって旭日旗は軍国主義の象徴で、「戦犯旗」と非難される。

これまで、ズワイガニに航空機エンジンが戦犯旗騒動を引き起こし、今度は「かにみそのパッケージのシール」がそれに加わった。

【韓国の旭日旗騒ぎ】ズワイガニの次は航空機エンジン

このシールに放射状の赤いストライプ模様が描かれていたことから、一部の消費者が怒りだした。韓国で商品に反日のイメージが付くのは致命的だ。なので、コンビニ側はデザインを変更することにしたと記事が報じている。

GS25側は韓国日報の電話取材に「旭日旗を連想させようという意図は全くなかった。旭日旗に結びつける解釈は拡大解釈だ。誤解を招く余地があるため、デザインを変更する」と答えたとのことだ。

 

「悪いのは誤解した側ではなく、させた側にある」というのが韓国の一般的な見方で、こういう問題が持ち上がったら企業は無条件降伏することが多い。

しかい、日本人から見たら、これは拡大解釈で騒ぎすぎ。店に並べても問題が起こらないよう、事前にさまざまな人がこのデザインを確認したはずだ。それでもこんな事態になったということは、今の韓国では、同じ韓国人ですら国内の反日感情が予測不能になっている、ということを意味している。
これも、文政権による「手当たり次第反日」と「愚民化政策」の結果のひとつか?

 

韓国での「旭日旗狩り」は中世ヨーロッパの魔女狩りと同じで、とどまることを知らない。
上の記事と同じ日、事実通信が以下の記事を載せていた。(2019/5/28)

旭日旗の背景画面、販売中止=抗議受けサムスン電子-韓国

細かい違いはあるけど、本質的には「かにみそのパッケージのシール」と同じだ。戦犯旗を連想させるデザインを見た消費者が怒って、「韓国企業なら、このようなミスはあってはならない」「責任ある回答と公式謝罪が必要」といった抗議コメントが殺到し、サムスン電子はこの商品の販売中止をきめた。会社側は「管理担当者のミス」と説明している。

こんな旭日旗騒ぎが報じられた翌日、朝鮮日報がこんな記事を掲載した。

トランプ大統領の「日本海」発言、韓国政府は反論できず困惑

日本を訪問していたトランプ米大統領が演説中に、「日本海」と言ったことが韓国で問題視された。韓国にとって日本海は「間違った表現」で、正しくは「東海」だから。
しかし、国内基準がそのまま世界基準になるというの認識はさっ覚だ。トランプ大統領が「日本海」と言ったことは、「韓国の正しさ」と異なるが世界では常識になっている。

こうなると、韓国政府がこの件について見解を発表しないといけなくなるが、トランプ大統領に自国の価値観を押し付けることはできない。そのため、韓国政府はすごく困っているようだ。

トランプ大統領が公の場で「日本海」と行ったことに対して、正式には反論できずに頭を抱えているようだ。米日関係が密着状態の中で、韓国の外交力の限界が露呈したとの指摘もある。

 

問題は日米関係ではなくて、国内の反日感情の高まりにある。旭日旗問題や日本海問題といった問題は、マスコミや政治が国内の反日感情をあおり、それを利用してきた結果なのだから。
「手当たり次第反日」と「愚民化政策」のブーメランが突き刺さり、頭を抱えていても誰も助けてくれない。

 

 

 

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この記事を書いた人

今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。
また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。

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