いまから約150年前、当時の朝鮮に駐在していた日本人が「朝鮮人が日本人を扱う際の秘訣とされる6条の心得」を知ったという。
それがこの6つ。
1、遜辞:甘い言動で、下手に出よ
(腰を低く言葉づかいも態度も穏やかに接する。)
2、哀乞:窮状を装い、憐れみを誘え
(困りきったような表情などで憐憫で見られるようにする。)
3、怨言:狂ったように怒れ
(精神を失ったかのように憤って尋常ではない激しい怒りを示す。)
4、恐喝:威圧して怖がらせよ
(相手を威圧し、脅しをかけて畏怖させる。)
5、閃弄:時に乗じて翻弄せよ
(あらゆる機会に乗じて翻弄する。)
6、変幻:態度を変え続けて惑わし、予測させるな
(常に態度を変えて状態を推し量ることを難しくする。)
はじめに書いておくけど、この「6条の心得」については、インターネット辞典に「朝鮮人待日本人六条」という項目があって、“公文書”と書いてあるけど、どこまでホントかよく分からない。
だから、それを前提に読み進めてほしい。
交渉するときには自分が主導権を握るために、相手に「好感を持たせる・恐怖をあたえる・同情させる・惑わす」といったことをするは国でも個人でもある。
ただ韓国海軍によるレーダー照射問題のように、日本に対する韓国の対応を見ると、この6条はいまも彼の国で生き続けているのではないかと思ってしまう。
はじめ韓国側はレーダー照射を認めたけど、後に「レーダー照射はしていない」と主張する。
「証拠があるなら見せてほしい」という韓国に、防衛省側がユーチューブに当時の記録を公開すると、烈火のごとく怒りだす。
自分が劣勢になると、「自衛隊機のほうこそ、危険な低空飛行をして我々に脅威をあたえた」と言い出し、日本謝罪を要求する。
問題が長期化すると、「こんな言い争いは両国のためにならない。未来志向の協力関係を築くことが大事だ」と日本に自制を求める。
「日本にこそ問題がある」と主張する韓国に、防衛省が客観的根拠の提示を求めた結果が防衛省ホームページにある。
韓国側からは、そのようなものは示されず、逆に「脅威を受けた者が、脅威と感じれば、それは脅威である」などの全く客観性に欠ける回答を繰り返しています。
法より情。
国際法に関係なく、こちらが脅威を受けたと感じれば、それは具体的な脅威となる。だから日本は謝罪しないといけない。
その発想が驚異的だ。
これは、「こちらが被害を訴えたら、それは被害になる」という慰安婦問題や徴用工問題に通底したもので、客観的な根拠がなくても被害感情があればそれは“歴史的事実”となってしまい、それにもとづいて日本は反省・謝罪・賠償を求められる。
だから、「本件事案に関する協議を韓国側と続けていくことはもはや困難であると判断いたします。」と、韓国側との話し合いを断念した防衛省のようなことを多くの国民も感じてしまう。
日本政府の輸出規制強化に対するいまの韓国側の反応を見ても、「朝鮮人待日本人六条」はまだ賞味期限が切れていないと思う。
2019年7月9日の中央日報の紙面
同じ日の朝鮮日報の紙面
1、遜辞:甘い言動で、下手に出よ
2、哀乞:窮状を装い、憐れみを誘え
3、怨言:狂ったように怒れ
4、恐喝:威圧して怖がらせよ
5、閃弄:時に乗じて翻弄せよ
6、変幻:態度を変え続けて惑わし、予測させるな
こちらの記事もどうぞ。
>この出典として「外務省. 公文別録・朝鮮始末・第三巻・明治六年~明治八年, p. 91. 国立公文書館アジア歴史資料センター, A03023629600」とあるのだけど、・・・
ちゃんと閲覧できますよ。
https://www.digital.archives.go.jp/das/image/M0000000000001692352
91/175ページの、左側にあります。もう一度、ご自身で確認なさってください。
なお、自分で資料のWebページが開けなかったからと言って、そのことをネタに「資料の実在性を疑わせる、ひいては、この資料の記述内容が単なるヘイト的デマゴーグである」かのような印象を与えかねない記述をするのは、あまり感心できませんね。
いただいたアドレスを開いたところ、「朝鮮始末」というものは見えましたが「6ヶ条」はありませんでした。
「91/175ページ」はどこで見られるでしょう?
それとこれはアーカイブでしたので、できれば辞書や全国紙などが確認した情報がほしいところです。
pdfではなくjpegで見てください