これは最近のこのブログへの検索キーワード。
「韓国 うんざり 2019」といった言葉はもう毎日のようにある。
「韓国 しつこい うんざり」だけでは情報がありすぎるから、「2019版」のように限定しないといけないのだ。
「なんでいま日本人は韓国にうんざりしているのか?」と思う人より、「なんでうんざりしない日本人がいるのか?」ということに疑問を感じる人のほうが多いかもしれない。
日本人が韓国に疲れ果てる理由は明らかで、読売新聞の社説(2019/06/12)を読めばすぐ分かる。
慰安婦問題で日本がさらに謝罪すべきかについて、日本では「必要はない」が80%、韓国では「必要がある」が87%だった。
対韓感情の悪化 「歴史蒸し返し」への苛立ちだ
ムン政権は日本との約束を守らないし、国際法違反も放置する。
そんな態度も問題だけど最大のウンザリ原因は、過去の歴史問題について日本にくり返し謝罪を要求することにある。
さて、これまで日本が韓国に何回謝罪したか知ってますか?
解釈の仕方で回数も変わるけど、2013年の時点でこれぐらい。
中央日報のコラム
私の記憶では最近10年間在任した8人の首相すべてがさまざまな席で謝罪を表明した。
国を象徴する日王(日本では天皇)もまた、痛惜の念を表わしている。それは認めよう。
そのためか、親しい日本の記者たちは私にお酒の席で「いったいどれほど、さらに謝ればいいのか?」と問い詰めたりする。そのたびに冗談半分・本気半分で応酬する言葉がある。「上手にできるまで!」
「佐々江大使さま、形容詞が違いますよ」
この時点で8人の首相すべてが謝罪を表明していて、天皇もそのお気持ちを示されている。
でも韓国は満足できず、このあとも日本に謝罪を要求してくる。
2015年には慰安婦合意にもとづいて安倍首相が「心からのおわびと反省の気持ち」を表明して、韓国はその気持ちとともに約10億円を受け取った。
このとき慰安婦問題の最終的な解決を確認したはずなのに、ムン大統領は「あれで終わったことにはならない」とまた蒸し返して謝罪を求めている。
これではキリがないし、もう相手にできない。
そう感じる日本人が多いから、「韓国 しつこい うんざり」という検索キーワードが増えているのだろう。
でも中には、こんな人もいるらしい。
朝日新聞の記事(2019年12月18日)
なぜ、多くの韓国人は過去の経緯についての日本政府の度重なる謝罪を受け入れず、日本を嫌い続けるのか。社会学者の大澤真幸さんは、その理由を「日本人の謝り方が間違っているから」と指摘する。
日韓関係における「正しい謝り方」とは 大澤真幸さん
これは有料記事だから全文を読んでいないけど、「日本の朝鮮半島における近代化政策はヨーロッパのまねをしただけです。日本が韓国からリスペクトを受けることは難しい」と答えるこの社会学者が韓国べったりということは分かる。
「いったいどれほど、さらに謝ればいいのか?」の問いに、6年前に韓国人が「上手にできるまで!」と答えるのはまだいい。
「なんで多くの韓国人は謝罪を受け入れず、日本を嫌い続けるのか?」の質問に、「日本人の謝り方が間違っているから」と日本の学者が答えるというのはちょっと理解できない。
ここまでの迎合が必要なのか。
この先に何があるのか。
もうそう言う日本人が「上手にできました!」と言ってもらえるまで頭をさげたらしいい。
全国紙がこんな言葉を伝えて日本の世論に大きな影響を与えているのだから、韓国側が「良心的日本人」への期待を捨てないわけだ。
韓国来年の検索キーワードは、「韓国 しつこい うんざり 2020」の可能性が濃厚。
こちらの記事もどうぞ。
日本人が本当に嫌がってるのって「謝れ」って言われることではないのでは?
少なくとも私は悪いことをしていたら、過去に謝ったとしていたとしても、「謝れ」と言われても嫌にはなら・・・多少はなるかな?くらいでしょうか。
それより、隣りにいる自分の友人に「こいつ謝らないんだぜ!」って言われるのが本当に嫌なんですよね。
しかも「こいつの爺さん(世代の一部)が酷いことをした。それなのに・・・」であり、「俺のお婆ちゃん(世代の誰か)が酷いことをされた(って話を聞いたことがある)」、って感じの、敢えてカッコ内を言わず、誤解させて貶す行為が気に食わないんですよね。
あんた全然関係ないし、俺も関係ないよ。って思うことを、さもお前の爺さんは悪人でお前も悪人だって友達に言われたら嫌にもなります。
もっと言えば、お前の爺さん世代は、日本人だから、同じように悪いことしてってことになるんだけど・・・?とか、色々日本人から親切にもしてもらったはずだけど、それは忘れるんだね?って論理矛盾するところも余計に嫌になる原因なんでしょうかね。
それもたしかにあるでしょうね。
「父の罪を子にきせるな」という考え方がキリスト教にありますが、やってもいないこと、自分が生れる前のことについて責任も罪もありません。
これは近代法でも同じ考え方です。
間接的に関係はありますから、偏見なしで歴史を正しく学ぶ必要はありますが。
台湾と比べると、過去を引っ張って現在の問題にする韓国の態度が際立ちます。