【韓国人の視点】“新型肺炎騒ぎ”からわかる日本との違い

中国の武漢から広がった新型肺炎。
きょうのニュースを見たら死者213人、患者9692人とめっさ増えている。

日本や欧米など中国以外にも感染者がでているから、各国はいま新型肺炎の対応で忙殺されている。
はずなのだけど、韓国は相変わらず「日本が気になって仕方ない症候群」にかかっていて、日本との違いに焦点を当てていた。

中央日報（2020.01.29）

チャーター便もマスク支援も日本より一歩遅れた韓国政府

中国へマスクを送るのが日本より遅れた。
武漢にいる自国民を日本は韓国より先に帰国させた。
こんなふうに韓日を比べて、「政府措置は日本と比べてどれも一歩ずつ遅れた」と悔しがる。それとも嘆いているのか？政府を批判しているのか？

中国へ物資を送るのも、自国民の安全を守るのも他と比べる必要はない。
というのは日本人の見方で、いつも日本を強烈に意識する韓国では、こんなことまで「韓日戦」にして勝手に競ってしまう。
今回の新型肺炎騒ぎで、「韓国より～」と比較する日本の報道を見た記憶がない。
日本人にとってはどうでもいいこのだ。

ただ、「意思表明」なら韓国のほうが早かったらしい。
中央日報（2020.01.31）

韓国は日米よりも早く中国に帰国計画を明らかにしたが、中国がむしろ日米よりも韓国に「飛行許可」を遅れて出すことになった。武漢には韓国、米国、英国、フランス総領事館があるが、日本に至っては総領事館すらない。

日米よりも先に協議しても出遅れた韓国チャーター便派遣…対中外交でおされた？

韓国政府関係者は「一番早くチャーター機の話を出した国が大韓民国だった」と胸を張るのだけど、つまりそれが何なのか。
日本より先に協議したというけど、自分が勝手にそう思い込んでいるだけで、中国には伝わっていないのでは？
いつもの「自称行為」で、中国側に確認したら「そんな話はない」とか言われそう。

帰国前だけでなくて、帰国後もやっぱり日本が気になるようだ。
日本の場合、武漢から帰ってきた人たちをホテルに泊めた。
韓国人の目にはこれだけでも違いは明らかだ。

中央日報（2020.01.30）

帰国者が団体で入った勝浦市のホテル周辺で地域住民が反対運動をしたという話は聞こえてこなかった。

韓国とは違ってあまりにも静かだった日本の武漢国民輸送作戦初日

韓国では、武漢から戻ってきた人を収容する施設に責任者がおとずれると、住民に取り囲まれて紙コップや割りばしを投げつけられたり髪の毛をつかまれたりと大混乱になった。
くわしいことは中央日報の記事（2020.01.30）を。

武漢の韓国海外同胞隔離指定場所を訪れた福祉部次官、水さし投げつけられ髪の毛つかまれる

このとき次官は服を破かれて汚物まで投げられた。
日本では絶対にありえない。
最終的には、新型肺炎に感染した人の数でも日本と競い合って、その上下によって政府の評価がきまるかも。

新型肺炎とは関係ないけど、いま韓国映画「パラサイト」が日本で話題と人気を集めていて列島には「熱風」が吹いているらしい。
東亜日報（January. 31, 2020）

観客を見回すと、中高齢の女性だけでなく男性が３分の１ほど占めており、学生も少なくなかった。

日本でも「パラサイト」熱風

浜松という地方都市にいるせいか、特に熱風は感じず「凪」。
でも韓国の熱い視線は感じる。

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韓国　「目次」　②

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