韓国は国家のブランドやイメージに強いこだわりがある。
国際社会のなかで韓国がどう思われているかをすごく気にするから、韓国紙を見ていると世界ランキングを紹介する記事が多い。
そんな韓国が今回、チャレンジングな試みをおこなった。
アメリカやイギリスなどの欧米、タイやインドネシアの東南アジア、ブラジル・メキシコの中南米に加えて中東やアフリカの国を対象に、韓国へのイメージについてアンケート調査(2019年度大韓民国国家イメージ調査)をおこなって、政府機関の文化体育観光部が結果を発表した。
全体的にみると、外国人の72.7%が韓国に対して良いイメージを持っていたという。
朝鮮日報の記事(2020.02.24)から上位と下位の3か国を抜き出してみよう。
韓国のイメージは? ロシアは94.8%が肯定的、日本は53.2%が否定的
韓国に好印象を持っている国
1位:ロシア(94.8%)
2位:インド(91.8%)
3位:ブラジル(91.4%)
それを下から見ると、
3位:ドイツ(67.6%)
2位:中国(61.6%)
1位:日本(18.8%)
韓国に対して良いイメージを、最も持っていない国は日本だったことが判明。
それもワースト2位と比べて3分の1以下、国民の5分の1以下なのだから、いま韓国に好印象を持つ日本人はレアと言っていい。
しかも悪い印象(否定的なイメージ)を持っている人もドイツの25.2%、中国の33.8%に比べて日本は53.2%と各国を圧倒している。
これは去年の否定的評価(43.4%)より高くなっているのだ。
韓国を好きな人が世界の中で飛びぬけて少なくて、嫌いな人が増えているのがいまの日本の傾向。
「日本では第三次韓流ブームがきている!」という報道を韓国や日本のメディアが報じていたけど、この惨事は止められなかった。
この原因について朝鮮日報はこう分析する。
昨年の韓国大法院(最高裁に相当)による強制徴用賠償判決や輸出規制をめぐる争いが影響を与えたものと判断される。
まったくその通りで、日本との合意を破ったこととノージャパン運動は日本人の韓国へのイメージを決定づけた。
この判決で生まれた国際法違反の状態を韓国政府は黙認して、国民は日本製品の不買運動を全国展開する。
こんなデザインを作って市民の間でシェアしていたら、秒で日本でも拡散されるのが21世紀だ。
あちらでノージャパン運動が広がっているとき、こちらではこんな“ヘイト”と言っていいようなマークがSNSで出回っていた。
これで日本の韓国好きが減ってアンチが増えたとしても、韓国の完全な自業自得。
けっきょく日本は韓国の鏡で、自分たちがしたことを正確に映し出すのだ。
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> 韓国に好印象を持っている国 1位:ロシア(94.8%)、 2位:インド(91.8%)、 3位:ブラジル(91.4%)
とのことですが。どこまで本当ですかね? 政府機関の文化体育観光部によるアンケート調査? きっと、日本以外の国から好印象の成績が悪いと、アンケート実施機関が責任を追及されるのでしょうな。
ま、自国の位置づけをそのように考えたいなら勝手にそうすればいいですけど。
ただし、他国のことを悪印象付けようとする卑怯で差別的な活動は、即座にやめるべきだな。そのことを反省する韓国人も多少はいるみたいですが、結局のところその存在をいつまでも許しているのだから、国民の大多数は侮日活動に賛成であると考えざるを得ないですね。
ツッコミどころは多々ありますが、韓国の発表では世界はそうなっています。
少なくとも知人の韓国人は侮日活動に反対です。
そういう人が増えてほしいとこですが、まあわかりませんね。