新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない日本では、SKE48日向坂46などのアイドルグループの握手会がつぎつぎキャンセルになってファンが涙目になっている。
でも涙はいつか乾くから安心したまえ。
新型コロナの魔の手はヨーロッパでも広がっていて、日本以上の感染者と死者をだしているイタリアでは大切な文化もなくなりそうだ。
*3月2日午後6の時点で感染者数は2502人、79人が死亡。
イタリア人にとって家族や友人知人とのハグやほおへのキスはあいさつのようなもので、だれもが行う習慣となっている。
が、コンテ首相は感染予防を理由に法令でそれを禁止することを決めた。
朝日新聞の記事(2020年3月4日)によると、イタリア国民はこれに反発している。
ローマ市民からは「実態を見ていないイタリア国外からの圧力に負けて、ばかげた対策をアピールしている」といった不満の声も出ている。
あのイタリアでハグ・キス禁止 法令に「ばかげている」
政府がスポーツイベントや会議の自粛を要請するのは日本も同じだけど、人と会うときには1メートル以上の距離を置くというのは日本以上の厳しさでは。
このほかにもマスクの着用を求めているけど、イタリアでは「医療従事者か病気にかかっている人がするもの」という意識が強くて、感染者が集中している地域以外ではマスクをしている人はほとんどいないようだ。
逆にいえば、ローマやミラノなど感染が深刻な都市ではマスクをしている人が多い。
ニューヨークでもマスク着用の人が増えているらしいから、「欧米人はマスクをして街を歩かない」というステレオタイプの見方はだんだんと通じなくなっている。
「イタリアでハグやキス禁止!」というニュースに日本のネットの反応は?
・ばかげてないんだよなぁ
・『あの』イタリアでw
イタリアも迷走している、、、
・ハグやキスを禁止されても影響のないみなさんおはようございます
・例えるなら、大阪人から「ボケとツッコミ」を禁止するようなもの。
絶対に無理(笑)。
・習慣は、急に止めれないのが本音だから皆困っちゃう( ・᷄-・᷅ )
ドイツ人やリトアニア人などヨーロッパの北部に住んでいる人たちにイタリア人の印象をきくと、「情熱的で感情表現がとても豊か。陽気な人たちが多い」とよく言う。
例えばレストランで店員に今日のおススメをたずねると、「あなたはとても運がいい。今朝は素晴らしい魚が入ったんだ」なんて笑顔に身振り手振りを加えて情熱的に説明するとか。
ボクが話を聞いたリトアニア人やドイツ人から見ると、イタリア人はジェスチャーが多い。
あふれる思いを言葉だけで伝えることは不可能だから、自然と手を使って表現するのだろう。
そんな彼らがハグやキスの禁止に耐えられるだろうか。
いっそのこと、握手のかわりに中国でいま話題になっている足の先と先を触れ合うあいさつをしたらいいと思います。
こちらの記事もいかがですか?
>イタリア人にとって家族や友人知人とのハグやほおへのキスはあいさつのようなもので、だれもが行う習慣となっている。が、コンテ首相は感染予防を理由に法令でそれを禁止することを決めた。
ようやくですか。そんなの常識で考えれば分かることでしょう。
同じように握手もやめれ。メルケルさんも早く学習しなさいよ。ビジネス上の挨拶であれば、名刺を取り交わすか、互いにお辞儀をする程度にしておきなさい。少なくとも現時点においては、日本社会の慣習が最も適切な文明国としてのあり方であると、欧米人はよく認識しなさいな。
WHOも下手な発音の英語で間抜けなコメントばかり出してないで、欧米人の先入観や潜在的差別意識を取り払うような努力をしないと(例えばマスク着用者に対する扱い)。で、それにしても、どうして日本人医療従事者は何ら国際的な発言力がないのかな?
日本だとこの挨拶の仕方は間違いなく濃厚接触ってことになりますよね~。 だけど反対する人がいるんだ!
国によって考え方が違うな~ってほんとに思いますね。
タイトルにあるお料理おいしそう♪ 何ですか? 食べたことありますか?
まあイタリアにはイタリアの常識や考え方があるのでしょう。
フランスやドイツでも感染が拡大して、日本批判はかなりなくなりました。
いままでのように対岸の火事で無責任なことを言えなくなりましたから。
それはいまは控えるべき、と思うのですけど、それを行き過ぎと考える人もいるんでしょうね。
イタリア人にとってハグやキスがどれほど大事なのかさっぱり分かりませんが。
この料理はリトアニア人が本国で食べたものです。
食べてみたいですけど、静岡でリトアニア料理店はないし写真で満足するしかないですね。
マスク着用者に対する見方ですが、米国人の知り合い(日本アニメ・動画ファン)から伝わってきた話によると、なんか向こうではマスク(「仮面」の意味もある)を着けて街中を歩いているのは、昔の日本映画「HK変〇仮面」とほぼ同レベルの「頭のおかしい奴」だと解釈されかねない場合もあるとのこと。まーそりゃ、あの映画の登場人物が被っていた「マスク代用物」だって、言われてみればプロレスの「マスク」に似ていないこともない。
あと有名なハリウッド映画だと、「羊たちの沈黙」で殺人者レクター博士(アンソニー・ホプキンス)が留置場内に捉えられていた時、「かみつき攻撃をさせないため(?)」にマスクを装着させられていたんじゃなかったかな。他に、「マッドマックス」とか「魁、男塾!」とかでも、乱暴で狂人的な「マスク装着者」が登場していたような・・・。他にも、アイスホッケーの防具をつけた「ジェイソン」とか?
世界はさまざま、どっからどこへ連想が飛んでしまうのか、分らんものですね。
ああ、ここで読んだからと言って良い子は決してマネしないでくださいね。下半身用装着物を頭から被っていると、日本では警察につかまるか、ちょっと違った隔離病棟に入れられちゃいますから。
アメリカ人に聞いたら普通の人はマスクをしないから、そもそも一般的にはあまり売られていないそうです。
でもコロナウイルス騒動で、マスクをして街を歩く人が少ないながらも現れているから、いまは認識が変わりつつあるようですね。
>でもコロナウイルス騒動で、マスクをして街を歩く人が少ないながらも現れている
あーそれそれ、一番危険な状況ですよ。しかもそのマスクをしているのが東洋人(日本人を含む)となれば・・・。彼ら米国人の脳裏に浮かぶのは、「バイオハザード3(←だったか?番号はうろ覚え)」における冒頭の渋谷スクランブル交差点のイメージですよ、おそらく。(まあ、普段相手にしている米国人のレベルにもよるけど。)
その映画とか、北野武監督「バトルロワイヤル」でしたっけ? 雨天で透明ビニール傘をさしているのは日本人、というイメージが拡がってしまった。それゆえ欧米人で日本人に親しみを感じる人も増えたけど、ハナから日本人の嫌いな欧米人にとっては日本人が「目立つ」ようになってしまい、トラブルの種にもつながってると思います。
もちろん、感染予防のためにマスクを装着するのは個人の自由ですが、周りをよく見て「偏見に基づく迫害を受ける恐れはないか」を確認してから、装着して街を歩くようオススメします。
米国人は黙ってやられるようなヤワな奴らじゃないです。自分の身が危ないと感じたら、相手が誰であろうと戦わずして敗れ去ることはなく、敵には必ず立ち向かってくる逞しい人々です。
新型コロナウイルスはそれまでの価値観を変えています。
きのうのNHKニュースで、マスクを街を歩くイタリア人が多くておどろきました。
アメリカやイギリス、ドイツでもマスクの売り切れがあって、ニューヨークでもマスクをして外出する人が増えています。
それまではチャイナタウンの中国人ぐらいだったようですが。
ただいま東洋人への偏見や差別的な見方が増大しているから、日本人や中国人はマスクをすると別のリスクが高まるのは事実です。