こういう吉報を待っていたのだよ。
産経新聞の記事(2021.1.28)
世界に広まる「慰安婦=性奴隷」説を否定 米ハーバード大J・マーク・ラムザイヤー教授が学術論文発表
タイ人・インド人・トルコ人・アメリカ人などなど、いろんな外国人と付き合う機会が多いと、くだらない摩擦がうまれることもある。
ごくまれに話題になる日本の歴史問題もそのひとつ。
これまでの経験上、どの国籍の外国人も「日本軍は朝鮮人女性を強制連行した」、「女性を性奴隷にした」、「少女を慰安婦にした」といった誤解をしていて、そしてさらに「日本は朝鮮の少女をさらって、性奴隷にした」というフェイクの集大成のような説を信じる人もいた。
もちろんみんな日本が好きで、日本のキレイな街やすばらしいサービスに感激し賞賛するけれど、歴史認識については虚構と真実の違いがつかないでいる。
前回、「知ることは病気だ」という韓国のことばを紹介した。
ホントにその通りで、知識がなかったら何も言い返さなかったかもしれないけど、これらの説には何の根拠もなく「歴史のねつ造」であることを知っているから、そういう外国人には反論せざるをえなくなる。
かといって彼らが考え方を変えることはなく、その場が気まずくなって終了するだけ。
こんな話をこちらから持ち出すことはないし、こういう機会は本当にマレ。
でも出たら、気分と関係がまずくなるのは必至だから、第三者の影響力のある外国人が「慰安婦=性奴隷」説を否定してくれることは大歓迎だ。
米ハーバード大のラムザイヤー教授が、慰安婦は当時では認められていた国内売春婦の延長線上の存在であることを明確にして、性奴隷説が虚構であることを暴いたという。
それを理論的実証的に示した学術論文が、3月刊行予定の「インターナショナル・レビュー・オブ・ロー・アンド・エコノミクス」誌に掲載されるらしい。
まぁ見ないけど。
この論文では他の研究者の業績やさまざな歴史史料から、朝鮮人慰安婦は(日本人慰安婦も)、日本軍に強制連行されて売春を強いられた「性奴隷」ではないことを論じ、朝鮮の募集業者に問題点があったと指摘しているという。
ラムザイヤー教授はアメリカでも高名な学者で日本研究の大家でもあるようで、この論文の意義を記事はこう評価する。
他の専門研究者の査読を経た学術論文で、「慰安婦=性奴隷」説に異を唱える議論を展開した意義は大きい。
これにネットの声は?
・>日本軍に拉致され、売春を強いられた「性奴隷」ではない
これに尽きる。
・そりゃそうだろ
慰安婦を日本だけ性奴隷として他国は違いますよなんてのは筋が通らないからな
・説得力のある非常に立派な学術研究だが、ネタは、一般の日本人が、ごく普通にずっと前から知っていることであった。
・日本人が知っているだけではダメ
国際社会に知らしめないといけない
・これが問題なら、朝鮮戦争やベトナム戦争の慰安婦は何なのかって話だしな
慰安婦はいろんな国の軍隊にいて、朝鮮戦争ではアメリカ兵や韓国兵も韓国人慰安婦を“利用”していた。
日本軍にも日本人・朝鮮人・台湾人の女性が慰安婦として存在したことは事実で、韓国に対しては、女性の尊厳を傷つけたことについて、日本の首相が心からお詫びと反省の気持ちを表明してきた。
事実に対して頭を下げるのはいい。
でも、悪意でねつ造された歴史に謝罪するなんてことはあってはいけない。
最近ではドイツに「少女像」が建てられて、そこには「日本が女性を強制連行して性奴隷にした」といった内容のプレートが設置されている。
これで誤解はさらに世界へ広がるはずだ。
現状では、真実がフェイクに追いつかない。
それで困るのは外国人と交流のある日本人だし、日韓関係に良いことは何もない。
ちょうどこの前も、読売新聞が社説で日本の国際宣伝の重要性を主張していた。(2021/01/24)
慰安婦問題をめぐる誤解が国際社会に広がらないように、正確な事実関係と、解決に向けた日本の努力を粘り強く発信していかねばならない。
慰安婦問題 日本の努力を幅広く伝えたい
第二、第三のラムザイヤー教授が出てくれると、きっと住みやすい世の中になる。
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韓国政府、今度は日本の軍艦島世界遺産登録に対して、「韓国人が大規模に徴用工として強制労働させられたことが明示されていない、約束違反だ!」と世界でアピールする活動を開始するらしいですよ。
行政のトップである文在寅大統領が日韓関係改善を訴えたばかりだと言うのに、その政府が何をやっているのやら。
日本が約束したのはユネスコであって、韓国ではありません。
ユネスコは何も言わないのに、なんで韓国が文句を言うのか…。