いまの日韓なら、まぁこんなものか。
聯合ニュースの記事(2021/05/25)
韓国・日本国民「相手国に好感」2割のみ 多数が関係改善希望=世論調査
日本と韓国で世論調査をおこなったところ、日本に対して「好感を感じる」と答えた韓国人は16.7%、「感じない」という人は48.1%という結果が判明。
日本人の見方も同じようなもので、韓国に「好感を感じる」が20.2%、「好感を感じない」が42.8%だった。
韓国では悪印象が好印象の約3倍、日本でも約2倍ある。
つまりいまの日韓関係はダメダメってこと。
また菅新首相が誕生したあと、日韓関係に「変化はない」という人は韓国で64.7%、日本で68.3%で、「改善された」は両国ともに5.6%だけ。
両国が対立することで発生する最大の副作用は、「両国国民の間の不信拡大」が韓国29.3%、日本28.0%とこれが一番多く、次が「韓日間の貿易萎縮」で韓国22.2%、日本16.2%といった具合だ。
相手国を「いいね」と思う人は圧倒的少数ながら、良好な関係を望んでいる人は多くいる。
日韓両政府が関係改善のために努力すべきだと答えた人は、韓国で78.0%、日本で64.7%もいた。
両国民の意識の違いが明らからになるのは、「協力すべき分野について」だった。
韓国のトップ3は「歴史問題の共同研究」(23.5%)、「通商・貿易分野」(21.7%)、「文化・観光交流事業」(20.4%)。
対して日本は「文化・観光交流事業」(23.2%)、「通商・貿易分野」(21.0%)、「軍事・安全保障分野」(17.2%)という順。
韓国では歴史問題の解決を望む人が最も多くいる一方、日本でそれは眼中になく、文化や観光での交流を希望している。
両国関係の友好を、現実的に考えるなら日本の認識が正解だ。
というのは、2002年~2010年まで間に2回の歴史の共同研究をしたところ、そのチャレンジは大失敗に終わったから。
参加した日本の歴史学者・古田博司によると、日韓の意見が対立するとこんな様子だったとか。
日本側が「資料をご覧になってください」と言うと、韓国側は立ち上がって「韓国に対する愛情はないのかーっ!」と怒鳴り、日本側がさらに「資料を見てくれ」と言い返すと、「資料はそうだけれど」とブツブツ呟いて、再び「研究者としての良心はあるのかーっ!」と怒鳴った
古田氏いわく、韓国側の研究者は「民族的感情を満足させるストーリーがまずあって、それに都合のいい資料を貼り付けてくるだけ」だから、くわしく調べていくと矛盾や誤読がいっぱい出てくる。
でもそれを指摘すると怒られる。
さらに韓国側は「自分たちの歴史認識が正しい(自己絶対正義)」という態度で、それに合わない意見は感情的になり一切受け入れない。
こんな共同作業なんて挫折するしかない。
いま同じことをしても、「韓国に対する愛情はないのかーっ!」「良心はあるのかーっ!」となって同じように失敗するだけだ。
事実が感情で否定される傾向は歴史学者による共同研究だけでなく、慰安婦・元徴用工問題など日韓の歴史問題のすべてにおいて当てはまる。
客観的な根拠があるかどうかが大事なのに、それをわきに置いて、「被害者の目からは大粒の涙がこぼれた」みたいな情に訴えかけるような、「日本には愛情や良心がない」と暗に日本を非難するような報道が韓国メディアではよくある。
日韓の国民では同じような認識も多々あれど、歴史認識の点では決定的にちがっている。
韓国ではこれにこだわる人が多いから、日韓関係はいつも結局うまくいかない。
日韓の対立によってうまれる最大の負の要素が「両国国民の間の不信拡大」というのなら、歴史問題の共同研究は、それを一層拡大するだけだからやめるべき。
歴史は切り離して、食べ物やアニメやマンガ、旅行などの文化面で協力関係の構築に力を入れたほうがいい。
いまの日本と台湾はそんな感じだから、関係は絶好調だ。
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歴史の共同研究できるわけがないですよね。
どうせ同じことの繰り返しでしょう。
熱いのは韓流エンタメ好きくらいの人でしょう。
> 韓国側は立ち上がって「韓国に対する愛情はないのかーっ!」と怒鳴り・・・
「そんなもん、あるか」って言ってやるべきですね。