「ジャパン」とかいう平和な島国にいる日本人が外へ出るなら、こんなことに注意をしないといけない。
「まいどなニュース」(2022.03.21)
「インドで無償の飲み物を飲むのは絶対にダメ」 注意喚起に大きな反響、タダより怖いものはない?
「インドではチャイをご馳走してくれる」というネット民のつぶやきを見つけたカレー通の「印度カリー子さん」がツイッターで、インドではタダでもらった物を飲むことは絶対にいけないとして、こう釘をさす。
「特に女性は危険。睡眠薬が入っていたらもう逃げ場がありません。気持ちだけ感謝を伝えて、路上の他、小さな商店や洋服店などでも注意してました」
ですよねー。
もちろんインドにもいい人はいるけれど、2019年に政府が「彼らはいま絶滅の危機にある」と発表した。いやしらんけど。
でもまあ街中で、外国人旅行者に「ハロー、マイフレンド!」と親しげに話しかけてくるインド人は最低か最悪のどっちかと思った方がいい。
結果は自己責任だから、そのインド人を信じてついて行ってもよし。
この記事にネット民の感想は?
・世間知らずは親切にしてくれたと思い込んで飲むんだろうなあ
・アメリカでもクラブなんかで男が飲み物持って来たのを安易に飲むなって言われてるよね
・これはタイとか他の東南アジアのいくつかの国でも一緒だろ
・ガンジス川の水で淹れたミネラルたっぷりなチャイ
お試しをw
日本にいる知り合いのインド人はみんな大卒で完璧な英語を話すし、おもてなしが大好きで「もう食えん!」とギブアップするところまで食べ物や飲み物を出してくれる。
彼らの「無料」は信用できる。
親切を装(よそお)って相手をだまして貴重品を根こそぎ奪う、この手のサギ行為はインドだけではなくて世界中である。
でも、そういう良い人(フレンド)のように見せかけて近づいてくる敵(エネミー)、いわゆる「フレネミー」の宝庫がインドだ。
この国では、その被害に遭う日本人が山盛りポテトフライのようにいるから、日本大使館が公開している『安全の手引き』では睡眠薬強盗に気を付けろと特に注意喚起をしている。
列車の中や観光名所、街中でニコニコ話しかけてきて、言葉たくみに睡眠薬の入った飲み物や食べ物(クッキー,ビスケット,アイスクリーム等)をすすめてくる。
それを口に入れたらサヨウナラ。
強力な睡眠薬によって数分で意識不明となって、気づいたときにはパスポート、現金、スマホ、クレジットカードがキレイになくなっている。
これは日本大使館HPで紹介されている実例だ。(安全の手引き)
「意識が完全に回復するには1~2日間かかり,中には1週間近く入院が必要だった事例もあります。冬期に睡眠薬強盗の被害に遭った邦人が身ぐるみ剥がされた上,夜の道路端に放りだされていた事例もありました」
こんなことはタイタニックを沈没させた氷山の一角。
この手の被害者は後を絶たない。
『タダより怖いものはない』は世の中を安全に生きるための常識の一つで、インド旅行でその知識と実戦は欠かせない。
むかしインドを旅行中、2年以上も旅をしているというハイj、いや旅の達人から、「インドで無料は地獄の入口。気を付けないとホントに死ぬよ。」という印象的な言葉を聞いた。
初対面の人から親切を申し込まれたら、ならまずはその善意を疑う。そして、「それをすることで相手にどんなメリットがあるのか?」と親切のワケをたずねて自分が納得した上で、それでも「NO」と断るべき国がインドだと達人は言う。
こんな国で「タダでもらった物を口に入れてはダメ!」というのは小学生レベルの注意のようなんだが、現地では“魔法”にかけられて、ついついそうしてしまう日本人が昔からよくいる。
(知ってはいたけど、もらった物を口に入れた経験はボクにもある。)
「インドで無償の飲み物を飲むのは絶対にダメ」という注意喚起はもう20年以上も前からずっとあるから、これに「大きな反響」が寄せられるいまの日本が意外。
いつの時代でも日本人はホントにお人よしだ。
> 「インドで無償の飲み物を飲むのは絶対にダメ」という注意喚起はもう20年以上も前からずっとある
えええ、未だにそんな馬鹿な手口に引っかかる日本人がいるのですか? やれやれだなぁ。
と言うか、インドに限らず、また無償提供されたかどうかに限らず、その飲料水が自分にとって安全かどうか分からないうちに口にするのは、ハッキリ申し上げて、自殺行為ですよ。アホか。私は海外では欧米、南米、アジア諸国を問わず、一度沸騰させた水道水か大手メーカー飲用水以外は、口にしたことはほとんどありません。
海外ではもちろん、相手側の純粋な好意から「飲み物」を勧められることはあります。だけどまあ、そこは何とか、色々な手を使ってごまかしました。今考えると冷や汗ものだったな。
でもねぇ、可愛い女性に「どうぞ」って言われると、ついつい・・・。(←これがヤバいんです!)